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クラファン達成しました⑦

お金をありがとう、と、感謝で受け取る。
クラファンを行うことで劇的に変わってきたのはお金に対するイメージでした。

貧乏なうちで育ったので、絶対に稼げる人になって、自分が行きたいところに行く、欲しいものは自分で買う、と思って生きてきました。
自分で稼いだお金なんだから、誰にも文句言わせず自分で使う、という風に考えていました。お金は自分の欲望を叶える手段であって、頑張って働いて犠牲になった先に手に入るような感覚がありました。

エッセンシャル マネジメントスクールで、今年3月に開講された新井和宏さんの「お金の本質行動学」コースで、お金はありがとうの循環である、ということを学びました。
・自分を通過する「ありがとう」のエネルギーを最大化し、そのエネルギーを使ってよりよく生きること。
・循環させたいお金を素敵なものにして行く。誰からのどんな「ありがとう」を手に入れたいか、選ばれる自分、選ぶ自分。
・応援される人は応援するチャンスを与えてくれている。
その時は、ふーん、と思っていたのです。とっても感動したし、いい時間だったのですが、それ自体を理解したわけではなかったと思います。

ところが、クラファンがはじまって、あれだけリターンを何にしようかとかこんなリターンに人は来てくれるのか、と悩んでいたのに、全くリターンなど関係ないダイレクト支援にも応援が集まる。
これって何だろう?と思ったんです。

「応援する」って言葉では簡単だけど、そこにその人が貴重な時間をかけてつくってきたお金を投入してくれること。他にもいろんなことに使えたはずのお金。ご飯食べたり旅行に行ったりすることが出来たはずのお金。それを今回のプロジェクトに投入してくださること。
私は今まで、そんな風に人を応援してきただろうか。
胸に手を当てて考えました。

メールで、〇〇さんに応援されました、と名前が来るたびに、その人との思い出が浮かんで胸が熱くなる。
あったかい思いに、心がふるえる。
「ありがとう」と感謝で受け取ると、それはすでにお金ではなくてエネルギーなんだ、と思ったのです。

私が受け取ったエネルギーを、愛と感謝と悦びで循環させたい。

自分が犠牲になる程働いて何かの犠牲ののちに得るものだったお金が、自分を通過して行くありがとうのエネルギーである、と実感出来たのです。
だから、循環して行くことが大事なのか。
みんなから預かったお金は、すでに「元気玉だね」とチームの中で声が上がりました。
元気玉を集めて、その先の未来をつくっていく。そこにまた人が集まる。人と人が集って、仲間ができる。コミュニティが広がる。

なんでもない自分でいられる場所。肩書きも年齢も何もないなんでもない場所。
だからこそ、みんなからいただいたエネルギーでつくることで、みんなにとってのもう一つの居場所になるのではないか。
日常と非日常の間の場が出来るのだ、と改めて思ったのです。






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