蝉の鳴き声と夏の夢

ここ数年の真夏の憂鬱は少ない気がする。
贔屓の野球チーム、西武ライオンズが強いからだろう。
連勝が昨日勝利して12連勝まで伸びた。

ここ数年、本当に西武ライオンズなのか?
と言うくらいにこの時期は上手くいかなかったな、と。
一昨年は球団史に残る13連敗をしたチームが躍動している。
開幕から見たら、これは確実にみんな成長しているんだ。
今の主力の若手はあの頃を知っているだろうから。

考えたら僕はスポーツに関しては、不甲斐ないチーム状況からとことんハマることが多い。
一番の原点は強いチームを追うことだったが(スポーツ観戦のキッカケは2001年のスワローズ)

スポーツにハマるきっかけはやっぱり不甲斐ないところから。
不甲斐ないチームが這い上がる様をみて、いつかは僕もなんていう希望の光を求める感じだろうか。

「あの万年二軍選手が一軍でホームランを打ったよ」

「何十年もの間、最下位争いをしたチームが優勝した」

そんな感動を味わえる特権は不甲斐ないチームが好きなることだから。

スポーツ以外にしたっていい、なんにでもダメなところから這い上がる様子を見て勇気を貰えばいい。

「いつかは僕も」となればいいじゃないか。
それが美しい姿だと思うから。
そのためにプロフェッショナルが存在するのだろうと僕は思う。

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