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【MTGアリーナ:タイムレス】超軽量ゴルガリ切削諜報

1.はじめに

今回ご紹介しますデッキは、カルロフ邸から
収録された陰湿な根を使用したゴルガリ切削+諜報
です
計6種類のコンボを使用して、1ターンに複数回
陰湿な根の効果を発動させるデッキに仕上げました

2.デッキリスト

デッキ
2 ラトスタイン翁 (VOW) 244
3 縫い師への供給者 (M19) 121
4 陰湿な根 (MKM) 208
2 大釜の使い魔 (JMP) 216
3 苔穴の骸骨 (ZNR) 228
2 地底の遺体安置所 (MKM) 271
2 マナの合流点 (JOU) 163
3 ガイアの祝福 (DAR) 161
2 湿地帯のグロフ (STX) 121
2 魔女のかまど (ELD) 237
1 飢餓のドミヌス、ゾパンドレル (ONE) 195
3 永久の優雅 (MH2) 1
3 沼 (SLD) 1470
2 剃刀境の茂み (ONE) 257
3 うなる大殺犬 (MKM) 105
3 若き狼 (SIS) 58
2 秘密の中庭 (KLR) 282
2 苔森の戦慄騎士 (WOE) 231
2 死に至る醸造 (STX) 176
3 機能不全ダニ (BRO) 199
1 見捨てられたぬかるみ、竹沼 (NEO) 278
3 チーム結成 (Y23) 17
1 自然の秩序 (STA) 54
3 森 (SLD) 1472
3 死の門番、ヴェコ (Y24) 30

〈デッキの特徴〉

・クリーチャー数がデッキの45%
墓地利用デッキ特有のキーパーツが墓地に落ちない
事故対策
今回のデッキはクリーチャーを墓地から経由させる
為デッキの約半分の比率にしています

・土地枚数15枚
陰湿な根のマナを出せるトークンを生み出す効果
でマナ確保が容易になる為
土地をギリギリまで切り詰めています

・墓地へクリーチャーを出し入れする為のコンボ搭載
陰湿な根の効果を複数回使う為以下の動きをコンボに
よってクリーチャーにしてもらいます
1.デッキから墓地
2.場から墓地
3.手札から墓地
4.墓地からデッキ
5.墓地から場
6.墓地から手札

特に1と4の工程を無限ループすることを最終目標
にしています

・クリーチャーの大量横展開とサイズアップ
上記の無限墓地経由コンボを行った後に
場には特大サイズのトークンが横に並んで行きます
クリーチャーデッキの天敵ソールシスターズに
とんでもオーバーキルを叩き出せる

3.個別カード紹介

〈1マナクリーチャー〉

5種類 計14枚採用
後で紹介する永久の優雅で墓地から場に戻しやすく
する為クリーチャー数14/27約半分の枚数に
しています

・うなる大殺犬
パワー2以下のクリーチーが出ることに反応して
諜報が誘発する
クリーチャー27枚中24枚がパワー2以下であり
陰湿な根やラトスタイン爺から出るトークンにも
反応する
苔穴の骸骨のデッキに戻る効果と合わせて
無限ループをさせたり
諜報でデッキのキーカードを掘る役割

・大釜の使い魔
猫かまどコンボパーツとして採用
序盤はブロッカー、後半はコンボの始動の役割をする

・縫い士への供給者
ゴルガリ切削デッキの必須パーツ
場に出た時と死亡した時に切削する
諜報でデッキトップ操作したい時は使わないように
したい

・機能不全ダニ
自壊してアーティファクトとエンチャントを追放
効果を持つ
置き物デッキに対して、永久の優雅で毎ターンリアニ
などで強い動きも出来る
死亡時2点回復するので赤系デッキにも刺さる

・若き狼
死亡時に1/1カウンターを付けた状態で場に戻す
不死効果持ち
生け贄コストや序盤のブロッカーで採用
特にタイムレスの1ターン目稲妻2ターン目
ラガバンの動きを1枚で止められるのが強い

〈2マナクリーチャー〉

4種 10枚採用
コンボ能力手助け要員達

・湿地帯のグロフ
見た目的にネズミだか種族は犬なクリーチャー
唱えるのに追加コストとして3マナか1体生け贄
が必要だが、その対価としてシェオルドレッドを
超えれるパワータフネスを得ている
種族に植物を持っている為、陰湿な根のカウンターを
載せる対処なのも良い点

・苔森の戦慄騎士
死亡後に墓地から出来事呪文を唱えれるクリーチャー 
パワー3と序盤のクリーチャーサイズとして申し分無く
自力で墓地移動出来る為、コンボ始動として使える
生け贄コストとして使えば複数回陰湿な根の
効果を使えるので優秀

・死の門番、ヴェゴ
カルロフ邸アルケミーに収録された1枚
コストなしに生け贄と墓地からクリーチャーを手札に
戻す事が出来る
デメリットはあるが1マナクリーチャーを大量に
採用しているこのデッキにはメリットで
若き狼なら緑の他に黒か白で唱えられる効果になる

手札に戻したクリーチャーはヴェゴの生け贄では
使えないが他カードで生け贄→ヴェゴの能力で手札
の流れが出来るので問題なく使える

新しい能力 強請で追加マナを支払えばライフドレインも狙える

・苔穴の骸骨
場のクリーチャーにカウンターが乗れば
墓地からデッキに任意で戻せる効果を持つ
うなる大殺犬と陰湿な根と合わせれば
無限ループが出来る
地味にクリーチャータイプ植物を持っており
場に出していればトークンと一緒にサイズアップも
出来る

〈その他クリーチャー〉

・ラトスタイン爺
デッキ切削要員
切削毎に昆虫トークン、血トークン、宝物
を場に出す
昆虫トークンなら陰湿な根の効果でマナクリーチャーとして使え、うなる大殺犬の誘発能力の種に
血トークンなら手札に引いた苔穴の骸骨を捨てたり
諜報でデッキトップ操作したカードを引け
宝物なら序盤の動きの安定に
それぞれ余さず使用出来る

・飢餓のドミヌスソバンドレル
クリーチャーのパワータフネスを戦闘時に2倍に
出来、緑マナかライフで生け贄+破壊不能付与も可能
横並べした高パワータフネスの植物トークンを
更に強くする目的で採用

〈ソーサリー〉

4種 9枚採用
サーチやパーマメントの墓地回収目的

・ガイアの祝福
切削や諜報で墓地に落とせた時に墓地のカードを
回収出来るソーサリー
墓地利用デッキの弱点のLO対策や陰湿な根の
誘発種として採用
手札に引いても墓地回収+ドローがあり腐らない

・チーム結成
キーパーツのサーチ用
序盤は陰湿な根、中盤は自然の秩序、終盤は飢餓のドミヌスといつ引いても使いやすい

・死に至る醸造
追加コストの生け贄と墓地のパーマメント回収を
同時に出来る一枚
切削などで落ちたキーパーツを拾うのが主

・自然の秩序
陰湿な根が置けてトークンが並ぶ時に使ったりする
主に飢餓のドミヌスサーチとして使う

〈置き物〉

3種 9枚採用
生け贄、トークン生成、リアニメリット
このメインの動きを行う

・魔女のかまど
猫かまどコンボの一枚
魔女の使い魔以外に墓地利用クリーチャーを
生け贄にしたりする
効果の起動にマナが必要なく相手のターンに使えるので、コンボの始動として使う
序盤に食物トークンを貯めて置ければ
困った時のライフ回復も可能

・陰湿な根
このデッキのメインカード
墓地からクリーチャーが離れるたびに
植物トークンを生成し、植物トークンにカウンターと
トークンにマナ出し能力を持たせる
クリーチャーの展開とマナ安定を備えている

・永久の優雅
自分のターンエンド時に墓地から1マナクリーチャーを
蘇生かライフ回復を選ぶ
コンボの始動や序盤の耐久用に採用

〈特殊土地〉

切削や諜報を行える土地を採用

・見捨てられたぬかるみ、竹沼
3枚切削後クリーチャーかプレインズウォーカーを
手札に戻す
陰湿な根との相性が良い
・地底の遺体安置所
タップ状態で出るが諜報が出来る為
他の切削使用カードを唱え前に設置したい

4.コンボ紹介

メインコンボに加えて小コンボ5種を紹介

〈メインコンボ〉

うなる大殺犬の諜報と苔穴の骸骨のデッキに戻る効果
を利用する無限ループコンボ

ループに入るには以下の条件を満たす必要があります
1.陰湿な根が1枚場にある状態で、苔穴の骸骨が2枚
 墓地にある時
2.陰湿な根が2枚場にある状態で、苔穴の骸骨が1枚数
 墓地にある時
いずれの場合も、うなる大殺犬は1枚だけ場にあれば良く2枚ある場合は追加の諜報でデッキを掘り進める
事が可能

ループの動き
1.うなる大殺犬を場に戻すか、他コンボで陰湿な根の
効果を発動させカウンターを乗せた植物トークンを
出す
2.うなる大殺犬の諜報を処理
(諜報時に盤面展開後に必要なパーツがあればデッキトップに保留させておく)
3.植物トークンのカウンター取得に反応した
苔穴の骸骨をデッキトップに戻す
4.墓地から苔穴の骸骨が離れたので陰湿な根が
誘発しトークンを出す
5.植物トークンに反応してうなる大殺犬が誘発し
デッキトップに戻した苔穴の骸骨を墓地に落とす
6.2枚目の陰湿な根か苔穴の骸骨の効果を処理
7.3に戻り以下ループ

コンボ処理を手作業なのがめんどくさいが
手作業故にループを途中で中断出来るのが魅力
ループ処理の最終諜報で苔穴の骸骨を墓地に送る
事でデッキトップに仕込んだカードを自分の
ドローで引く事が出来る

ループの中で出た植物トークンは
最初に出たものから順にパワータフネスが大きく育ち
アタックや防御に使え
マナとしても使える為デッキトップに仕込んだ
ドッペルギャングなどの大量にマナが必要なカードと
相性が良い

〈小コンボその1〉

1マナクリーチャー安定リアニコンボ
序盤の耐久やメインコンボの始動
全体除去を受けた場合の保険として使う

メインコンボ終了時に苔穴の骸骨を
墓地落としておけば全体除去を受けた次の
ターンエンド時にうなる大殺犬をリアニして
また展開を狙えたりします

〈小コンボその2〉

猫かまどコンボ
序盤の耐久やメインコンボ始動
ライフドレイン用に採用
相手のエンド時にメインコンボを発動を仕掛けたり
出来る

〈小コンボその3〉

アルケミーカルロフ邸で追加された死の門番ヴェゴを
使用した軽量化リアニコンボ
苔森の戦慄騎士をヴェゴで手札に戻すとき
代替えコストを白か黒で唱えられるようになり
ソーサリー使用→クリーチャー面設置→生け贄
の流れを計2マナ軽く使用出来る

〈小コンボその4〉

生け贄コンボ
若き狼と苔森の戦慄騎士は自力でリアニメイトが
出来る事を利用して
追加コストで使用→リアニ→追加コストで使用
を繰り返せる

〈小コンボその5〉

墓地回収コンボ
切削や諜報でガイアの祝福を墓地送り墓地回収
の流れを行い、破壊されたキーパーツや
サーチカードをデッキに戻す役割として採用

5.デッキの使用感

コンボ極フリのデッキに調整したので
陰湿な根を序盤に置ければ勝利は高くなっています
もし引けなくてもブロッカーは常に補充出来る為
引けるまでの耐久は容易でした

ただ土地を15枚まで絞っているので
初手手札に土地1枚の確率が高く
マリガンをする試合が多いのが難点でした
その分リターンは大きいですがね

相手への干渉手段が機能不全ダニと死に至る醸造しかなく対コンボデッキ(実物提示教育など)や
飛行クリーチャーデッキに対して不利になっています

6.最後に

このデッキを作るきっかけとなったのは
以前記事にしましたウィノータの号令デッキ
がうまくいったのがあります
軽量クリーチャーをリアニしながら展開して
殴り切るがデッキコンセプトで、そこから
発想を得た感じです

陰湿な根の誘発条件が割と緩いので
デッキの最終目標の横に並べて殴るは一緒ですが
そこに至る過程はいくつもあり
デッキを作る上で悩みはしましたが
大変楽しいものとなりました

とても楽しいデッキに仕上がりましたので
ぜひ使ってみてください

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