見出し画像

リトル・フォレスト ひと息いれる

肩はかちこち、足は重い。目は霞む。治療し直し中の歯は痛むし、怪我した指は痛い。ぼろぼろの身体を引きずり、引きずり…

最近、2022年現在、連載25年の漫画『ワンピース』のアニメ版を1話から見直すというとんでもなく果てしないことをしている。疲れてボーっとするのには丁度良い。海賊王を目指す少年の物語。今見ているのはまだエニエスロビー編…だけどウォーターセブン編と共に大好きな章。仲間を思う気持ちの厚さに何度見ても泣いてしまう章だ。

断捨離に畑造りと頑張った2週間余り、ここらでひと息入れるのも良い機会かもと思っている。

きっかけは、冬野菜の芽出し苗床を用意している時、廃品のファイバー繊維が指に刺さってしまった。細か過ぎて、自分では取れなくて町医者でも不可能。町医者から総合病院に紹介状を書いてもらった。総合病院で破傷風の予防接種と肉ごと刺さった繊維を落とす大掛かりなミニ手術をして頂いた。人差し指の先っぽのたった1㎝程の傷…。術後は化膿止めと痛み止めの薬を服用している。血に弱い私はそれだけで一気に病人モードになった。

かなり意気揚々と畑造りに邁進していたのに…
真砂土に肥料を入れて耕したので、畝を作る作業が残っている。まだまだこれから…でもちょっと休憩。

今日は私の野良姿そのものの映画があったので、ご紹介。

私は里山ボランティアに参加したり、庭仕事をするとき、日除け帽子を被り、首にはタオル、地味な色のつなぎ作業着に身を包み、長靴を履き、自転車を漕ぎ、田舎道を滑走する…。

『リトル・フォレスト』(little forest)夏秋編2014年公開。冬春編2015年公開。日本映画。森淳一 監督。橋本愛 主演。五十嵐大介 原作漫画。2002年12月から2005年7月にかけて講談社の『月刊アフタヌーン』にて連載。作者自身が岩手県衣川村(現:奥州市)で生活した実体験をもとに、大自然に囲まれた小さな集落で暮らす一人の女性の姿が描かれている。

映画は四季の雄大な移り変わり、山や田や畑からの恵みの変化、それによる暮らしの変化、時期時期の食の楽しみを描いている。主人公を育てた自然と母。姿を消してしまった母を思い出しながら、自分の根差す場所を探しながら淡々と野菜を育て山の幸の恩恵に授かる。美味しい手料理の数々。

買い出しには不便な、田舎暮らしの豊かさがある。私が小さな頃は映画シンクロ率70%の生活をしていた。田畑は母家のお手伝い。裏山の恵みを受け取っていた。今は里山ボランティアや畑造りをし、また昔のような生活のシンクロ率をあげようとしているように感じている。

明日から歯科に健康診断、眼科に外科と病院予約が目白押し。ひとつづつ、健康を確認して、気持ち元気になっていくだろう。

ともかく今は、『ワンピース』。政府にさらわれたロビン奪回の真っ最中。仲間の為に自分の死を決めていたロビンが、何をもを恐れず救いに来てくれた仲間に「生きたい❗️」と言った名場面だ。今から戦闘が始まる。

ゆっくり休憩するのだ。

先は長いし、また忙しくなる。


この記事が参加している募集

映画感想文

よろしければサポートお願いします❣️他の方のnoteのサポートや、子供たちのための寄付、ART活動に活かしていきたいと思います。