美達大和(みたつやまと)

幼い頃からのビブリオマニアで、知的好奇心の塊です。 そうして得た知見が皆さんの為に役立…

美達大和(みたつやまと)

幼い頃からのビブリオマニアで、知的好奇心の塊です。 そうして得た知見が皆さんの為に役立つことを希望するばかりです!

マガジン

  • 無期懲役囚、美達大和のブックレビュー

    書評や、その時々のトピックス、政治、国際情勢、歴史、経済などの記事を他ブログ(http://blog.livedoor.jp/mitatsuyamato/)で書き続けて本年(2023年)で12年目になります。 読書へのガイド役になればと始めましたが、今は日本人として必要な知識、歴史等を知り、役立てて欲しいという目的も加わりました。 役立つことを切望しています。

記事一覧

固定された記事

役に立てるか、楽しく読むか、心を震わせるか、全ては自分次第! 『2月の本、77冊』それと、「2024年2月の個別記事索引」

<2024年2月の個別記事索引>『地政学から読み解く戦略物資の未来地図』 小山堅 『LGBTと家族のコトバ』 LGBTER 『美しく、強く、成長する国へ』 高市早苗 『鵺の政…

維新は、自民党の補完勢力となり得るか!? 『自民党崩壊』 乾正人(いぬいまさと) ビジネス社

<本文> (3月20日記) テーマは、「自民党の危機の現状と、維新が代替できうるのか、維新の歴史を追いつつ考える」でした。 冒頭、安倍派パーティー券不記載問題は…

(美達の蔵出しオススメ) 150 『スーツケースの中の少年』 レナ・コバブール&アニタ・フリース 講談社文庫

※初期の頃のレビューです。今回、初出になります。ご留意下さい。 本書は近年、注目されている北欧ミステリーです。 2人の作家による共作でした。 物語は看護師のニーナ…

アメリカの病んでいる実態と日本の進路! 『アメリカと共に沈む日本』山中 泉(せん) ビジネス社

<本文> (3月30日記) テーマは、「アメリカの社会と政治の分断の実態、トランプ氏の政治の評価など」です。 本書は私がこれまで見聞きしてきたことを裏付ける内容とな…

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『フィスト・ダンス』 第137回 「社会勉強だ」

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5月19日付手紙より返信。それと、「インド経済、総選挙について」と、井上尚弥について

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんの…

『天晴!な日本人』 第86回 「グレート・エンペラーと称された、偉大な明治天皇」(1)

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんの…

初夏に良書と出会って欲しい!『5月の本65冊 令和6年5月』

<『天晴!な日本人』、発売中です!> 拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さん…

(美達の蔵出しオススメ) 『9割の人が株で勝てない本当の理由』 河合達憲 扶桑社

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんの…

国策の半導体は、長く持てる銘柄! 『雑感106 半導体産業と、今後の投資』

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんの…

5月12日付手紙より返信。それと、「日本の経済、産業復活の条件」について。

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんの…

『フィスト・ダンス』 第136回 後輩たちよ、強くなれ

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんの…

『天晴!な日本人』 第85回 己を貫いた見事な生き方をした、お鯉(3)

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんの…

定説を覆(くつがえ)す、真相の面白さが満載! 『教科書に書けないグローバリストの近現代史』 渡辺惣樹(そうき) 茂木(もぎ…

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんの…

(美達の蔵出しオススメ) 『VTJ前夜の中井祐樹』 増田俊也 ほか3冊。

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんの…

日本で曲解されているインドの素顔、政策、外交 『インドの正体』 伊藤融(とおる) 中公新書ラクレ

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんの…

固定された記事

役に立てるか、楽しく読むか、心を震わせるか、全ては自分次第! 『2月の本、77冊』それと、「2024年2月の個別記事索引」

<2024年2月の個別記事索引>『地政学から読み解く戦略物資の未来地図』 小山堅 『LGBTと家族のコトバ』 LGBTER 『美しく、強く、成長する国へ』 高市早苗 『鵺の政権』 朝日新聞政治部 『楽天で学んだ100%やりきる力』 廣田大輔 『すべては導かれている』 田坂広志 『最強の先読み投資メソッド』 土居雅紹 『高橋洋一のファクトチェック 2023年版』 高橋洋一 『天皇への道』 吉田伸弥 と、『明仁天皇と戦後日本』 河西秀哉 『名医・専門家に聞く すごい健康法』

維新は、自民党の補完勢力となり得るか!? 『自民党崩壊』 乾正人(いぬいまさと) ビジネス社

<本文> (3月20日記) テーマは、「自民党の危機の現状と、維新が代替できうるのか、維新の歴史を追いつつ考える」でした。 冒頭、安倍派パーティー券不記載問題は、安倍さんが首相の時、黒川東京高検検事長の任期を延長して、検事総長にしようとしたことにつき、検察庁が怒っていたため、と述べていますが、全く違います。 こんなことも知らないのか、と著者の見識に疑問符が付きますが、産経の人でも、退職した石橋文登さん、現職の阿比留瑠比さんと異なり、この人の知見は、表層に流されているの

(美達の蔵出しオススメ) 150 『スーツケースの中の少年』 レナ・コバブール&アニタ・フリース 講談社文庫

※初期の頃のレビューです。今回、初出になります。ご留意下さい。 本書は近年、注目されている北欧ミステリーです。 2人の作家による共作でした。 物語は看護師のニーナが友人のカーリンから頼まれてコインロッカーのスーツケースを引き取りに行ったことから始まります。 中に入っていたのは全裸の男の子。 しかも生きていました。 話しかけても言葉がわからないようで、ニーナは困惑します。 その時、怪しげに見える男を目撃して、とっさにニーナは逃げました。 その逃走が物語の芯となるのです。

アメリカの病んでいる実態と日本の進路! 『アメリカと共に沈む日本』山中 泉(せん) ビジネス社

<本文> (3月30日記) テーマは、「アメリカの社会と政治の分断の実態、トランプ氏の政治の評価など」です。 本書は私がこれまで見聞きしてきたことを裏付ける内容となっていましたが、それだけにアメリカの病弊は重いと言えます。 著者は渡米し、アメリカで事業家をしながら政治と社会についての著書を刊行してきた人です。 目次の一部をざっと紹介すると、 2024年世界激変の年の読み方 パクス・アメリカーナの終わりで、世界はどう変わるか 米国メディアの偏向は、民主党腐の反映 バ

『フィスト・ダンス』 第137回 「社会勉強だ」

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

5月19日付手紙より返信。それと、「インド経済、総選挙について」と、井上尚弥について

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんのおかげです。感謝しています。 今後も、アマゾンのレビューへの投稿も待っています!よろしく! <インド経済、総選挙について>5月6日に書いてます。 インド株を表すSENSEX、好調です。4月30日に7.5万台を付けてます、一時的ですが。 下院総選挙でモディ首相の再選が確実視される中、政権安定、経済成長につながる期待

『天晴!な日本人』 第86回 「グレート・エンペラーと称された、偉大な明治天皇」(1)

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんのおかげです。感謝しています。 今後も、アマゾンのレビューへの投稿も待っています!よろしく! <本文><新しい天皇像を創る!> 今回の『天晴!な日本人』は、これぞ明治を象徴する、というより、「明治そのもの」の明治天皇、その人です。 明治天皇は1852年(嘉永5)年9月22日、太陽暦では11月3日に、第121代の孝

初夏に良書と出会って欲しい!『5月の本65冊 令和6年5月』

<『天晴!な日本人』、発売中です!> 拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんのおかげです。感謝しています。 今後も、アマゾンのレビューへの投稿も待っています!よろしく! <本文>(3月26日記) 間もなく6月、皆さんの所は初夏でしょうか? 今年も半分が過ぎようとしていますが、年の始めに決めたこと、続けていますか? やめてしまった、サボり気味の人、今からまた頑張って下さい。戻ればいいので

(美達の蔵出しオススメ) 『9割の人が株で勝てない本当の理由』 河合達憲 扶桑社

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんのおかげです。感謝しています。 今後も、アマゾンのレビューへの投稿も待っています!よろしく! <本文> ※2015年6月に旧ブログに投稿した書評です。ご留意下さい。 以前からお伝えしているように、私はこのブログのコメントを必ずチェックしていますが、今回は意外にも「株」についてのコメントをもらいました。「もっと早く

国策の半導体は、長く持てる銘柄! 『雑感106 半導体産業と、今後の投資』

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんのおかげです。感謝しています。 今後も、アマゾンのレビューへの投稿も待っています!よろしく! <本文>(3月23日付) 今回のテーマは「投資と半導体、この業界をミクロの目で分析する」です。 この業界は、雑感の89と90(※それぞれクリックすると記事に飛びます)に次いで3回目となりますが、今回は詳述するので、この業界の

5月12日付手紙より返信。それと、「日本の経済、産業復活の条件」について。

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんのおかげです。感謝しています。 今後も、アマゾンのレビューへの投稿も待っています!よろしく! <日本の経済、産業復活の条件>久々に株価も上昇、賃上げもなんとか、で、経済復活の兆しが見えてきました。 ここは5月6日に書いてます。 低迷の原因は多々ありますが、生産性の低下が痛かったです。 経済産業研究所によれば、労働生産

『フィスト・ダンス』 第136回 後輩たちよ、強くなれ

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんのおかげです。感謝しています。 今後も、アマゾンのレビューへの投稿も待っています!よろしく! <本文><鍛練、鍛練、鍛練> 初夏にもならないというのに、菊山道場は熱気にあふれていた。 2年生の丈次たちが1年生に稽古をつけている。その様子を3年生の翔太たちが見つめていた。 丈次は1年生の番長である笹谷大作を相手に余

『天晴!な日本人』 第85回 己を貫いた見事な生き方をした、お鯉(3)

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんのおかげです。感謝しています。 今後も、アマゾンのレビューへの投稿も待っています!よろしく! <本文><日比谷焼打ち事件とお鯉> 1905(明治38)年9月5日、日露戦争での「ポーツマス講和条約」の内容に憤激した国民が、日比谷公園を中心に暴動事件を起こします。大臣官邸、新聞社の他、警察署2、交番219、教会13、電

定説を覆(くつがえ)す、真相の面白さが満載! 『教科書に書けないグローバリストの近現代史』 渡辺惣樹(そうき) 茂木(もぎ)誠 ビジネス社

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんのおかげです。感謝しています。 今後も、アマゾンのレビューへの投稿も待っています!よろしく! <本文> (2023年5月13日記) 本書のテーマは「近現代史の裏側、真相あれこれ」でした。 これまでの通説が引っくり返る情報が満載です。 目次の一部をざっと紹介すると、 大英帝国と明治維新 近代日本の根本構造とは何

(美達の蔵出しオススメ) 『VTJ前夜の中井祐樹』 増田俊也 ほか3冊。

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんのおかげです。感謝しています。 今後も、アマゾンのレビューへの投稿も待っています!よろしく! <本文> ※以下すべて、2015年5月に旧ブログに投稿した書評です。ご留意下さい。上の書影は後に発売された文庫版です。 本当にいい青春時代をすごしたんだなあ。 著者は『七帝柔道記』『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

日本で曲解されているインドの素顔、政策、外交 『インドの正体』 伊藤融(とおる) 中公新書ラクレ

<『天晴!な日本人』、発売中です!>拙著、『天晴!な日本人』、発売中です! おかげさまで「じっくり、堅実に」売れているとの連絡が編集者よりありました。 皆さんのおかげです。感謝しています。 今後も、アマゾンのレビューへの投稿も待っています!よろしく! <本文> (2023年7月2日記) 本書のテーマは、今や世界情勢の鍵を握ると言われるようになった、「インドの素顔、政治体制、外交などについて」でした。 既に皆さんも承知のように、 対中包囲網としての日米豪印、4ヵ国の