見出し画像

実録! 東大合格者の年末年始の過ごし方


みなさん、こんにちは!
ドラゴン桜noteマガジン編集長の青戸です。

以前こちらのドラゴン桜チャンネルの動画で、受験生の年末年始の過ごし方がテーマとして扱われました。

ですが、元旦くらいは少し休んだ方がいいのか、それとも正月の間も普段と同じように勉強した方がいいのか、まだ迷っている人もいるかもしれません。

そこで今回は、編集部にいる東大生たちに年末年始をどう過ごしていたのか、実際に聞いてみました! みなさんの参考になれば幸いです。


「年末年始もいつもと変わらず勉強する」が多数派?

結論から言うと、編集部にいる東大生の人たちは年末年始も勉強していた人が多かったです。

もちろん人によって程度の差はあれど、「正月だから休む」といった人はほとんどいませんでした。以下は実際に聞いて答えてもらったエピソードです。

大晦日も、三が日も、その前後と変わらず同じペースで勉強をしていました。ただ、年末年始は予備校の自習室が開いていなかったり早めに閉まったりしたので、場所だけは変えざるを得ず、開いているカフェなどを転々としたのを覚えています。いつも通りを貫くことが重要だと思います。

毎日勉強していた以外の記憶がないです。本当にただ毎日同じことを繰り返していたんだと思います。年末だからとか年始だからと言って、うちは別に親戚の集まりみたいな特別なことがあるわけでもなかったので。毎日やるべきことをただひたすらにやり続けることが、上達への道なのかと思います。一日サボっても別に結果を左右するものにはならないかもしれませんが、一日サボった心は二日、三日と連鎖していきます。例えば、12月31日は大晦日だからと休んだとすると、きっと1月1日も2日も3日も「正月だから」「まだ三が日だから」とサボってしまう可能性があります。たった一つの穴から壁は破れるものなので、なるべく年末年始もサボらないほうがいいと思っていました。

浪人していたこともあり、体調には気をつけながら勉強していました。もう失敗はできなかったので。年末年始は夜遅くまでテレビがやっていたりして生活リズムが崩れがちですが、そういったものに時間を使ったり、ましてや夜ふかしするなんてもってのほか。年末の親戚の集まりの場を、早抜けして塾に行ったことも覚えています。今から見たらやりすぎかもしれないですが、直前期はなりふり構ってられないと思った方が個人的には心が楽だと思います。

年末年始は基本的に共通テスト&センター試験の過去問と予想問題を解くことに専念していました。ただ、私大も第二志望、第三志望として受ける予定でいたため、出題傾向や出題形式に慣れると言う意味で、志望する私大の過去問を各教科一年分ほど軽く目を通していました。私大の対策を本格的に始めたのは私大入試の1週間前か数日前だった記憶があります。

他にも「週刊少年ジャンプを毎週購読していたが、流石に高3の正月号から読まなくなった」、「勉強場所を求めて元旦はマックとスタバとベローチェを転々としていた」なんて声もありました。

やはり休むより勉強している方が落ち着くといった感じでしょうか。

ドラゴン桜のマンガでも、桜木先生から「元旦くらいは休め」と言われていた水野さんが、結局「勉強している方が幸せ」といつも通りに頑張っているシーンがありましたね。


「年末年始も勉強する派」の東大生たちも、水野さんと同じように休む方が気持ち悪いという感じだったのかもしれません。

やはり勉強していないと、「自分が休んでいる間に周りの受験生が頑張っているかもしれない」とか、「休んだことで力が落ちて、後から後悔するんじゃないか」と不安に駆られるものですよね。

ただ、メリハリはもちろん大事です。勉強量を0にした人はいませんでしたが、少しペースを変えた人はいました。


少しペースを変えた人の話

年末年始でも、勉強ペースは落とさずに継続していました。12/31も予備校で授業があり、1/1も自習していた記憶があります。ただ、1/1だけは少し勉強量が少なめでした。

この時期は特にいろんな予備校が出している参考書をひたすら解いてました。特に私のときは共通テスト1年目だったので、新傾向の予想問題にひたすら怯えながら問題解いてました笑 あとメリハリというか、睡眠時間大事にしていたので年末年始は10時起きくらいでずっと勉強してました。電車の中で暗記科目やるのが好きだったので、意味もなく電車乗り続けたこととかもあります(不正乗車はもちろんしてないです)。

また、自分の経験をもとに、こんなアドバイスをしてくれる人もいました。

年末年始は共通テストの2週間ほど前、そして東大二次試験の約2ヶ月前という超重要な時期なので、この1週間ちょっとの過ごし方が合格を大きく左右すると思っていました。でも、家庭によっては年末年始には家の大掃除があったり、親戚との集まりがあったり、家族で時間を過ごすことが多くて、なかなか普段通りに勉強することも難しいかもしれません。僕が受験生の時も、少し縮小されましたが親戚との集まりは例年と同じように実施されました。

個人的には、このような「毎年やっていること」は無理になくす必要はないと考えています。勉強をしなければならないからといってそのような時間をないがしろにしていてもどのみち勉強には集中できませんし、周りからも応援されない受験生になってしまうと自分は思います。

その上で、大事なのはやはり「毎日継続すること」です。実家の手伝いをする日も、親戚の集まりがある日だって、丸一日ずっと一瞬たりとも勉強できる時間がない、なんてことは滅多にありません。少しは余白があるはずです。その時間で少しでもいいので、毎日必ず何かしらの勉強を行うようにしましょう。勉強は「継続」が重要です。1日サボるだけで、その埋め直しには何日もかかってしまいます。共通テストや二次試験に向けて知識を固めていくためにも、毎日少しの時間でも対策に取り組むといいと思います!

まとめ

ここまで色んな人の年末年始の勉強スタイルをご紹介してきました。

もちろん正解はないものですが、結局「自分にとって何が一番自然か」を優先するのがベストではないでしょうか。

マンガの中で大沢くんが「無理をして変に満足して、それで後々にバランスを崩したら意味がない」と言っていましたね。

ちなみに私自身は受験生の時、年末年始も普段と変わらず勉強していました。

それは決して「こんな時でも頑張っている自分がすごい」と自己陶酔したかったのではなく、単純に正月だからと特別なことをする方が気持ち悪かったからです。

みなさんも自分にとって勉強をしている方が落ち着くなら勉強を、「正月くらいは家族との時間を大切にしないと気が済まない!」と感じるなら休息を、それぞれ選択すればいいと思います。

いずれにしても本番前の大事な時期。自分にとってベストな過ごし方で調整して、最高のコンディションで試験を迎えられるようにしましょう!

ここから先は

0字
逆転合格を勝ち取った『リアルドラゴン桜』な東大生の具体的な学び方・勉強法を発信します。

実際の東大生の中にも、ドラゴン桜のように、様々な工夫・出会いを経て、東大合格を勝ち取った『リアルドラゴン桜』な東大生たちがいる。 そんな…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?