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個人の考えを捨てることの重要性?(『インベスターZ』第114話)

三田紀房による投資マンガ『インベスターZ』の連載を題材に、経済アナリストの森永康平氏(@KoheiMorinaga)が、投資・経済・お金についての理解を深めるコラム・Q&Aを連載する「お金の偏差値を上げるマガジン」 。(毎週火曜更新)

今週の『インベスターZ』第114話では、投資部部長の神代の指示のもと、保有株を一気に売却する財前らメンバー達。

「本当にこんな勢いで売ってよいのか?」と疑問を持つ財前に対し、黙って指示に従うべきだと諭す先輩部員の月浜。果たしてその理由とは…?

森永氏による解説コラムでも、本編同様に「個人の考えを捨てること」の是非について、お金のプロの立場から論じます。

ぜひ、今週も一緒に「お金の偏差値」を上げていきましょう!


『インベスターZ』第114話:「親の知らぬ間に」

                                  (つづく)

第114話コラム:「個人の考えを捨てることの重要性?」

経済アナリストの森永康平氏(@KoheiMorinaga)による、毎回の『インベスターZ』連載話を題材にした、投資・経済・お金についての連載コラム。気軽に楽しく読めて、「お金の偏差値も上がる」コラムをお届けします。

 神代がコツコツドカンのドカンが来るから全て売れと投資部の部員たちに命令を下し、部員たちはその命令に従ってその日のうちに売り切りました。

財前は何の根拠もなく売るのはいかがなものか、と思っていますが、周りの部員は脇目もふらずに売り切りました。

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