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私がアニメを好きになる基準って何だろな?クレしんばっかり見て育った私でも少年漫画にハマることもある

わぁなんかラピュタの目玉焼きみたい〜。

人がゴミのようだ!わはは〜

バルス!

「…?…あははは!…」ととりあえず周りに合わせて笑っていた小学校や中学校時代。

私は子どもの頃からみんなよりアニメの知識がない人だ。

漫画やアニメに詳しい人って、大人になっても飲み会やら会社やらで初対面の人と仲良くなるきっかけになったり、とりあえずの話題が生まれやすくて羨ましいな〜なんて思っていた。

ドラゴンボールなんかは知らない男子はいないんじゃないかと思うし。
最近だとハイキュー!はおもしろいって勧めている人が多かったなぁなんて。

日本人であれば子どもから大人までみんな共通して認識してるものの代表であるジブリ作品すら話題に上がっても、みんなしっくりきてるけど何をどう例えてるのかわからん…と、ついて行けずちょっと置いてけぼりになるのだった。

めずらしいみたいなので、大人になった今はジブリを知らないことをむしろネタにしたりできるようになったけれど(笑)(現在進行)

みんなの共通認識内にあるものを知らないってなんか損なんだなぁなんて思いつつも無理して開拓しようとはしなかったのでそのまま現在に至る…

と思いきや、彼がとてもアニメや漫画に詳しいタイプの人だったので、気がつけば自ずと私の中にも人並みのアニメ文化が少しだけ輸入されていた。

ここ数年で自分的には結構見たのでその中で見たものを一応思い出してリストアップしてみよう。
(↓読み飛ばしてもよかです)

キングダム、

…あれ、もう出てこない(笑)

頑張って思い出そう。

ハンターハンター、ワンピース、スラムダンク、東京喰種、ジョジョ、パリピ孔明、無職転生、メイドインアビス、こち亀、刃牙、ちはやふる、MONSTER、カバネリ、甲鉄城のカバネリ、鬼滅の刃、スパイファミリー、ぼっちざろっく、推しの子、ガンダム、エヴァンゲリオン、ヒナまつり、ワールドトリガー、私の幸せな結婚、薬屋のひとりごと、サマータイムレンダ、その着せ替えの人形は恋をする、東京リベンジャーズ、デスノート

まだあったかもしれないけれど、このあたり。

それまでみんな知ってる人気のアニメとは無縁だった私にはどの作品も特に刺さらなかった。

ぼけっとしながら見ていたから途中から話がわからなくなるし、少年漫画にはずっと疎かったし、友情努力勝利とか私の性格には合ってないし。

あのキャラとこのキャラの区別もつかなくなるし、そもそも集中力も切れるし、前回の話忘れるしで、心を掴まれる作品なんて、、

なかった。
そう、あの作品に出会うまでは!

でんっ

私の好きなアニメはふたつ。

「進撃の巨人」
「ゴールデンカムイ」

です。

もう、好き!ほんと好き!!

何がと言われても説明できないし特定の推しのキャラがいるわけもない。なんなんだろう。いや、好きなものに理由なんて要らないよね。理屈がないから「好き」なんだ。そうだよ。

この2作品を初めて見たのはおそらく2年前とかで、当時ネトフリで見れる話までは全部追った。

当時は他のアニメと同じく、ぼけっとしながらテキトーに彼の隣で眺めてる程度だった。

そして、忘れたことになぜかじわじわと思い出して好き!となったのは半年くらい前という結構な時差。

そして驚くのが2つともまだ結末を知らなくて、全然見終わっていないこと。

進撃はあともう少しというところで止まったままで、
ゴールデンカムイなんてまだ3話までしかちゃんと見れていない(笑)

(正確には何十話と見たのに頭空っぽで見たせいで記憶されてないから、2度目の初見で3話まで見た。何も覚えていないというお得?)

そこから半年くらい経つのだ。あたためてるんだ。
(見ろよ)

言い訳をさせてもらうと、私はアニメを見るのがめっちゃ不得意だ。
普通の人よりもアニメを見てこなかったせいなのか、もともとそういうのが不向きな脳なのかわからないけれど、

描写からストーリーの因果関係やキャラ同士の関係性を見出すのができなさすぎて、普通の人なら(小学生ですら)20分くらいの1話を1回見ただけで話を理解できるのに、私は1回でわかることはまずない。

え、あの人誰だっけ?この場所は前回出てきたっけ?そもそもなんで敵対関係なんだっけ?どこでこの子あの人のこと好きになったんだっけ?ってなる。

ご飯を食べながらとか誰かを話しながらとかじゃ絶対に理解できなくて、
アニメを見るためだけの時間をつくってひとりでテレビの前に正座する勢いで全集中しないと理解できない。私にとってアニメを楽しむことはハードルが高い。

2つの作品が本当は好きなことに気づくのに時間が何ヶ月もかかったのかこのせいだろう。

ご飯食べてると自分の咀嚼音で聞き逃したりして前に進めなかったりするし、話がわからなくて巻き戻すことが多々あるので誰かと一緒に見ると迷惑をかけるし誰かがいると気が散って全集中できない。

たった1話見るのに、時間も脳みそも人一倍使うのだ。
自分の頭の悪さに凹む。
でも、凹んでも見たいと思える本当に好きな作品に出会えているのだ!

対して、彼はストーリー理解や関係性の汲み取りが異常に上手。

ハマったアニメや漫画は徹夜する勢いで何もかも捨てて(?)充血した目でイッキ見するタイプの彼にとって私の行動は信じられないようで「本当に好きなの?」なんて言われる。たしかに。

いや、たしかにじゃない!好きなんだよ!ストーリーまだ知らなくても好きなのだ!

私は何かを好きになることすらのろまなのか。

そんなに急がなくてもさ、作品は逃げないし、

好きな世界に出会えたってことでもう満足してるところもある。

だからと言って今後続きを見ないなんてことはない!絶対見る!絶対見たい!じゃ、いつ見るんだ自分(笑)

考察してみると、この2つのアニメに共通することは、ファンタジーすぎない、現実的なところじゃないかなと思う。

共通して命が大きな裏テーマ?みたいな感じが気がしていて。
進撃はもろに人間が人間に食われまくるし。
(敵が人間ってとこも良い!変なモンスターだとファンタジーすぎて私には萎え要素になる)

ゴールデンカムイも野生動物を狩って命をいただくことで生きられる、みたいな。
あと個人的に北海道の自然や動物が好きなのでっていうのもある!

現実っぽいものが好きなくせに小説は読めないんだけどな、不思議。

逆に言うと、ひたすら戦いまくる!とか攻撃するときにピカピカ!ボワワワワァーン!ジャキーーン!シュルシュルシュルー!みたいな子どもっぽい演出が出てくると、興味が削がれるみたいだ。

その子どもっぽさが童心に帰らせてくれて大人心をくすぐられるんだろうけど。

という考察でした。

ちなみに彼は転生モノが大好きで、更新されるたびに同時進行で複数の転生モノを追っている。

知らない転生モノはないんじゃないかというくらい常に未漁っていて私とは反対すぎるけど、中二モーションとか中二セリフは単純にめっちゃおもしろい。

そんなに流し込むように自分の頭のなかに作品を取り入れられるのがうらやましい。
私はこんなに時間がかかるのに。

とりあえず進撃とゴールデンカムイのアニメを見終わるのは今年の目標!
できれば漫画も!

見終わるかなぁ…。




目玉焼きも人がゴミのようだもバルスも確かジブリのいくつかの作品たちの名言だったよなと思い出しながら書いたけれど、あとから調べてみたら全部ラピュタ縛りになってるじゃないか(笑)

おそらくみんな「ジブリを知ってる」ということは、たいてい「子どもの頃に見たことがある」ってこと。

「子どもの頃に見たことがある」ということはきっと「その子の家庭でジブリを見る習慣があった」ってこと。

…そういえばうちの姉も、ということはつまり両親もジブリにめっちゃ疎い。

じゃあ何を見てたんだと言われるとクレヨンしんちゃんばっかり見てました(笑)

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