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みんなではじめよう、「虚無活」!

三谷です。

この1ヶ月ほど虚無ってたのですが、抵抗せずに流れのまま過ごしてみたら結構楽しかったんでシェアします!

さぁ、みんなも一緒に

**\\\ Let's 虚無活!///**


「虚無活」とは

虚無:
この世に存在するすべてのものに価値や意味を認めないこと。無限の宇宙。

weblio辞書より引用

要するに、
病んでたとか落ち込んでたとかじゃなくて
「ない」。

「仕事は捗るけど娯楽がない。」
「味はするけど喜びはない。」
「元気だけどやる気はない。」
みたいな。

ポジティブでもネガティブでもない「ゼロ」「null」、
という感覚が個人的な虚無の解釈です。

こういう話すると暗い話題のようにされるけど
「ない」だけなので、本人は至って元気なんです。
「最近なんも楽しいことないな〜」くらい。

で、ここ数年は虚無に入ると色々抵抗してたのですが、今回は抵抗する気も起きなかったので試しに抵抗せずに、気のいくまま流れに身を委ねたら、新しいライフスタイルが確立されて良い感じになったので記事にしてみます。

虚無に抵抗せずに流れに委ねる活動、題して「虚無活」です。

虚無活のすゝめ

それでは実際に私が虚無活で新たに取り入れたライフスタイルをご紹介します。

1.眠くなったら寝る

娯楽に心奪われる感情がないので、ある意味では仕事がめちゃくちゃ捗るし、夜に遊びたいとも思いません。そして、夜は仕事をしたくありません。

晩御飯を食べて風呂に入って後片付けをして、ゴロゴロしていたら大体22:00くらい、早い時は21:00には寝落ちしていました。

普段は深夜2時や3時まで作業していることもあるので、超絶早寝になりました。

寝落ちできる時間に眠気に抵抗せずに寝ると、身体がすんなり入眠に入れるし朝もスッキリ起きれて楽だったのでオススメです。

2.朝に散歩する

すごく早寝しているので、目覚ましをかけなくても4時とか5時に目が覚めます。鳥の鳴き声で。

季節は春。

ずっと家で仕事をしていると窓を開けていても息が詰まりますよね。

この季節は外の空気が気持ち良かったので、
朝のまだ人が少ない時間帯に近所を散歩してみました。

特に目的がない散歩なので初めは適当にウロウロしていましたが、
目的地があった方が歩きやすかったので、
地元の山を抜けた先にある氏神様に通うことに。

夜の湿度を保った山の空気と、春の草花の香り、
無心でそれを撮る行為は、とても充実した時間でした。

思えば、写真を撮るのが好きなのに、納期さえ守ればいつどこで働いてても良い仕事なのに、最近は写真を撮る時間を作れずに生活していたことに気づきました。

朝に散歩すると、山の獣道で同じく散歩中のおじいちゃんとすれ違って仲良くなれるのでオススメです。

特別、宗教に対して信仰が深くはありませんが、
「お詣りをする」という行為は好きです。

せっかく散歩ルートに氏神様を入れたのでお詣りはしていたのですが、小銭入れに100円玉しか入れていない+毎度補充するのを忘れていたので、ただの散歩なのに合計してそこそこの額をお賽銭することになりました(笑)

朝にお詣りすると、同じくお詣りしているおばあちゃん達に話しかけられて仲良くなれるのでオススメです。

3.腸活をする

実は順番的には先に「腸活」を始めていて、
本当は腸活だけで記事を書きたかったんですが、
こちらで一緒に紹介します。

最近、色々な経緯があって腸に良いものを食べるようにしています。

基本は朝に納豆とめかぶ、減塩味噌汁、外出がなければキムチ。
他にも、いわゆる発酵系とドロドロ系ですね。

腸活を始めて、20年以上悩まされていたお腹の調子も改善されたし、
元々弱い肌の質も改善されました。

それに、腸に負担がない生活をしていくと身体のダルさも抜けて、仕事や作業への集中力も増したように思います。

これまでの生活が睡眠時間もバラバラ、食生活はジャンキーで大荒れだったので、早寝して朝に散歩して身体に良いものを食べていると、それだけで真っ当な人間になれたような気がしてオススメです。

4.なにも流さない

中学生時代から移動中は常にイヤホンをつけていて、何かしら音楽を流していることが習慣となっています。

作業中もPCから何かしらが流れていることは多かったのですが、最近は何かを流すのを一旦やめてみました。

「言葉が含まれる音楽」と「文字の仕事」の相性が悪い(文章を考える思考が歌詞に遮断される)ことは前から感じていましたが、集中の深度によってはメロディだけでも思考を遮断していることがあったようです。

音楽が作業を後押ししてくれることもありますが、考えることがメインになるときは何も流さない。

当たり前になっていた習慣も、思い切って一度変えてみるのも良いかもしれません。

本当は他にも「手書き日記をつけてみる」とか「動物園に行く」とか色々あるんですが、細々として長くなるのでこの辺りにしておきます。

アナログに帰ろう

流れのままに過ごしてみた約1ヶ月間の虚無活、結構楽しかったです。

「虚無活」と題してみましたが、
「おじいちゃんみたいな生活」ですね。

というか、酸いも甘いも経験してきた人生の大先輩達が編み出した、あのライフスタイルの最終形こそが「自分の人生を豊かにする究極のライフスタイル」なのかもしれません。

・人より早く起きて、先に好きなことをするから一日が有意義になる
・身体を動かして血が巡り筋肉も解れる、身体が気持ちいい
・デジタル機器に触れる時間が減るので、現代病もマシになる
・流れる情報に翻弄されないと、時間の流れがゆったりに感じる

この辺りがこれまでのライフスタイルから変わったメリットのように思います。

少しだけ赤裸々に話すと、私が虚無っぽくなるのは、主に仕事が忙しくなってオンモードに入り、オンからオフにスイッチを上手く切り替えられないまま日常に戻った時に、よくそうなるように感じています。まだまだ未熟ですね。

これまで虚無った時は色々取り繕っていましたが、今回は身を委ねてみることで新しい視点や生活にあった改善を発見できて、結果的に良い1ヶ月間を過ごせました。

「なんか最近ちょっと調子良くないかも」と感じ始めている方がいたら、参考にしてみてください。

僕は今回の虚無期を終えましたが、虚無活は続けています。もはやただのおじいちゃんです。

周りに影響されすぎず、自分が楽しめる時間の過ごし方を見つけていきましょう。

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