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これから、どんな人生を生きたい?について考える。

こんにちは〜!
先月、THE COACH Academyのプロコース16期(インテグレーションコース3期)を修了したみそたくです。

あと数日であっという間に8月が終わりますね〜!

夏休みの自由研究と題して、プロコースの同期でマガジンをやろうということになり、久しぶりにnoteを書きます!


このタイトルを見て、いきなりどうした??

と思ったかもしれませんが、この夏を振り返った時に
この大きな問いをこのnoteのタイトルに投げかけてみたいと思いました。


このタイトルで書こうと思ったきっかけ


つい先日、旧盆前に、大学時代の恩師(ゼミの先生)が亡くなった。

大学時代は昼夜をとわず、遊びやバイトよりもこのゼミの活動に注力していたので、
大学の思い出はほとんどこのゼミでの記憶と言っても過言ではない。

先生はゼミ活動を通じて、いつも褒めてくれたし、たくさん叱ってもくれた。

いつもパワフルな先生だったので、「死」について、実感が持てず、なかなか受け止められない気持ちもあった。
※どんな先生(ゼミ)だったか、興味ある方はこちらを読んでみてください。https://www.data-max.co.jp/article/44958

祖母の初盆のため、2ヶ月以上前に帰省の飛行機を予約していたが、
それがそのままお通夜の夜に福岡に到着する便になったのは、
何かの巡り合わせなのかな〜?と感じた。

葬儀には私のような教え子含めて、会場に入りきれないくらい、
たくさんの人が会場に集まっていた。

生前、本人が病床で残したメッセージが代読された。
「とても幸せな人生だった。」というメッセージと共に先生の笑顔が浮かんだ。

当然、先生の本当の気持ちは知り得ないが、
人生をかけて仕事に情熱を注ぐ姿勢、
教え子をはじめ、沢山の人に囲まれ、愛されている姿を間近で見ていた人であれば、「ほんとうに幸せな人生だったんだろうな〜」ということが想像できる。

大学4年生のとき、就職先に悩む僕に、
「みその君はどんなふうに生きたいの?」
そんな言葉を投げかけてくれていた。

中途半端な答えを出そうものなら、すかさず、

「本気でそれやりたいの?」

「本当にやりたいようには感じないね」

(何回もそんなことを返されていた)

僕以上に、僕の将来を考えてくれたし、
誰より僕の可能性を信じ続けてくれた人だった。

おかげで、自分では納得のいく進路選択を行うことができた。



そんな先生がゼミのテーマに掲げていたのは、

「自分の人生の経営者になる」というものだった。

人の目を気にせず、自分の気持ちを大切にして、
自分ファーストで生きることの意義を教えてくれた。

もしかしたら、僕がコーチングというものに出会い、
「より多くの人が自分らしく自由に生きられる
世の中になったらいいな〜」
と願い、
コーチとなった原点には先生の存在が大きいのかもしれない。


そして、葬儀の数日後、僕は尊敬する祖父の家を訪ね
、僕の大切な人を紹介した。

祖父は彼女に僕のことをこんな風に紹介してくれた。

「たくは、自分の幸せを自分で見つけることができる人だよ。」

何を感じて、そんな紹介をしてくれたのか、分からなかったが、

自分にとっての幸せとは?何かを改めて考えさせてくれるきっかけとなった。

30歳になるまで、幸運なことにも身近な人の死がほとんどなかったが、
ここ数年自分にとって大切な人の「死」や自分にとっての「幸せ」とは何かを改めて向き合う中で、
この主題となる問いが目の前に現れたのだ。

これから、どんな人生を生きたいか?

自分なりの答え

この問いへの答えとしていろんな想いが僕の中にはありそうだが、
一言で答えを出すのであれば、現時点ではこのようなものなりそうだ。

死に際に、「この人生をそのままもう一度過ごしたい。」
本気でそう願う、後悔ない人生にしたい

当然、後悔したい人なんていないと思うが、過去を振り返ると、

「あの時、あんなことを言わなければよかった」
「自分の本当の気持ちにしたがっていればよかった」


そう思っている人も少なくないはずだ。

これまでの人生を全て振り返ってみても、
最も充実していたと感じた期間は、共通して
周りの反対を押し切っても、自分が心からチャレンジしたいと思って、
行動した時に訪れたものだった。

これからの人生も選択の連続だ、、
時には苦渋の選択を狭まれる時もあるだろう。

そんな時は、死ぬ時の自分なら
「なんて言うのかな?」
「どっちを選ぶかな?」という決断をし続けることで
自分にとってできる限り、後悔のない選択になるのではないかと思っている。

「後悔ない人生」

そう願う、そこには何があるのか。


これまでの人生を過ごして、うまくいった選択ばかりでない。

先生と最後に連絡を取ったのは数年前。

先生は僕に電話をくれていた。

仕事中だったこともあり、、、電話に出ることができず、、

また時間ある時に折り返します。とLINEだけを返した。

その後、メッセージのやりとりは何通かした記憶があるが、、

電話をかけるタイミングを躊躇したあまり直接話すことはなかった。

今思えば、それが話す最後のチャンスだったかもしれない。


僕には
「今思えば、話しとけばよかったな〜」と思う過去があるし、


「学生時代、告白しとけばよかった〜」と思う過去もあるし、


「なんで、あの時、あんなことを言ってしまったんだろ〜」と悔やむ過去もある。


当然、完全に悔いのない人生などないにしても、

日々の小さな選択、行動の積み重ねが自分の人生に大きな充実感、幸せを与えてくれるのではないかと信じている。

未完了と向き合う

最近の話ではないが、昨年、祖父の人生誌を作った。

それなりに時間とお金がかかったが、今までで一番良い買い物だったと思っている。

祖父には私を入れて5人の孫がいるが、誰もまだ子供がいない。

祖父の年齢(96歳)を考えた時に直接ひ孫と話せる日はくるのだろうか、

祖父はどんなことを感じて、何を願って生きてきたのだろうか。

後世に僕の言葉で伝えることができるのだろうか。

そんな疑念を感じ続け、漠然と不案があった。

僕が断片的に伝えるには限界があると感じて、より本人の言葉で届けたいと想い、一冊の本にまとめた。
興味ある方はこちらhttps://oyanozasshi.jp/interview/tsugiomisono/


長年か抱き続けてきた未完了と向き合った時、

とてもスッキリした気持ち共に、自分の願いにも気づくことができた。


最後に


改めて、、、

あなたはこれから、どんな人生を過ごしたい?

あなたが何歳だろうと、これからの人生で今日が一番若い日だ。

どんなに苦しいこと時や逃げ出したいことがこの先あるかもしれないが、

どこからでも人生はやり直せるし、可能性に満ち溢れていると思う。

迷った時こそ、

これから、どんな人生にしたい?

このような問いに戻ってみるのも良いではないか思う。

そんな問いを胸に、あの日の先生のメッセージを思い浮かべながら、僕は今日も生き続ける。


おわり〜。


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