前向 暇潰

まえむき ひまつぶし 個人的「体験談」綴り 大阪万博(太陽の塔)の年に生まれました。…

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まえむき ひまつぶし 個人的「体験談」綴り 大阪万博(太陽の塔)の年に生まれました。 アイコンは兵庫県たつので出会った醤油一気飲みボーイ。

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  • 爆走!韓国旅行

    数十年前、ビジネスクラスで行った事件満載の韓国旅行記

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相続土地国庫帰属制度で土地を手放したい話 その1

 いらない土地を持ってるんですよね、というととても羽振りがよく聞こえていたのは過去の話。これを言うと周囲で「うちも!」「うちも困ってる!」という話が出てきます。  土地神話の時代はなんだったのでしょう。土地さえあれば安心、のような考え方。それが山林でも土地は土地、とばかりに買っちゃっていた人たちがいた時代がありました。不動産を買うときは本当に自分の死後どうなるかよくよく考えてほしい。不動産王以外は。  うちの実家の場合、都内の家の地面は父のものではなかったのですが、ちょっと

    • 相続土地国庫帰属制度で土地を手放したい話 その4

       ヒレカツ弁当食べた割には翌朝100g増ですみました。怒りと驚きで消費したのかもしれません。  上の写真は自作のフレンチトーストです。ミントの葉と粉砂糖でもあれば恰好がつくのですがそれどころではないです。  金曜日在宅勤務の朝、冷凍しておいたこのフレンチトーストを焼いて食べました。卵液、牛乳、砂糖を入れた保存袋に四つ切りにした厚めの食パンを浸し1日冷蔵庫へ。そしてそれを冷凍。食べたいときに焼くだけ。弱火で蓋してじりじりと。ありがとう、教えてくれたインスタグラムの、どなたか名も

      • 相続土地国庫帰属制度で土地を手放したい話 その3 

         写真は、今日夕飯に買ってきて食べたお弁当です。来月健康診断なのでダイエットしているつもりで今週は順調に減らしていたのですが、ちょっと食べないとダメになってしまうね…ということがあってしっかり食べました。  地図上で道も分かりましたので、いつ行くか、と思っていた日、その日は週末で遠出をしていました。天気もいまいちだし早めに帰ろうかとなったときに「ここからなら帰りにT市に寄れるのでは」と思いつきました。運転手役に頼んで地図を頼りに近くまで行ってもらいました。  ぎりぎりまで

        • 相続土地国庫帰属制度で土地を手放したい話 その2

           「相続土地国庫帰属制度のご案内」 https://www.moj.go.jp/content/001417231.pdf  法務省が出している、これを理解しないことには始まらないので必死に読んでいます。  恐る恐る開いてみると、なんと目次が親切で「さくっと知りたい方」「じっくり確認したい方」「申請書類を作成した方へ」の3つに分けてくれています。私も仕事柄「●●の手引き」「●●のご案内」を読んだり書いたりしますが、まあ皆さん読まないんですよね。読みたくないもんね…。この3

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        相続土地国庫帰属制度で土地を手放したい話 その1

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        • 爆走!韓国旅行
          6本

        記事

          爆走!韓国旅行 その6(完)

           翌日午前中、Hちゃんと私は自由時間をもらいました。朝食は部屋に運んでもらった紅茶とフルーツだけで、ママは出発まで部屋で寝るそうです。ホテルには12時半までに戻れと言われており、Hちゃんがどうしても行きたい焼肉屋で早いランチをするために朝食を軽くしたのでした。  なにしろ暑いし、買い物は空港でもできるしということでまずはタクシーでロッテワールドへ。併設の民族博物館でまったく知らない文化を薄く広く学んでおきましょう。人形を使った展示が多く、王様の謁見風景と伝統的な結婚式の様子が

          爆走!韓国旅行 その6(完)

          爆走!韓国旅行 その5

           チェックイン後はママの荷ほどきを手伝っていたので、部屋には自分たちの荷物を放り込んだだけでした。さっき買った歯ブラシがベッドの上に転がっている始末。  部屋にあるお水を飲みながら、ハンジュマクなるものに行くことをHちゃんが教えてくれました。この予約のために早く宴席を出たかったらしいです。「ママは心臓悪いから垢すりがメインだけど、サウナに入ったり、トイレみたいなのの下にヨモギが燻してあって、それに座って身体をあっためたりするわけ」とのことでした。その当時は韓国へ垢すりへ行く

          爆走!韓国旅行 その5

          爆走!韓国旅行 その4

           あっ、キムチの香り。Hちゃんに聞いていた通りのにおい。そんなことを思いながら入国審査を通過しました。ポシェットの中を改められることもなく、日本語で対応してもらったのでなにも支障なく入国できました。このあとは迎えが来ているはずなので安心です。通過したところでママが封筒を速やかに回収しました。あの封筒がその後どうなったのかは不明のまま。  スーツケースを無事ピックアップして到着ロビーに出ますと、いかにもエネルギーに満ち溢れた表情の、細身の女性が手を振っています。あの人がこの後

          爆走!韓国旅行 その4

          爆走!韓国旅行 その3

           ビジネスクラス、広い!床がふかふか!これが私の感想でした。ええー同じ飛行機とは思えない…エコノミーの貨物感ったらないな…。1泊2日、現地滞在おそらく24時間もない旅、飛行時間わずか2時間半。そのために何十万か払ったよね…それがこのスペース…。  空間はお金で買えるんだな、ということを実感しながら案内された席に座りました。当然のようにママとHちゃんは隣同士です。飛行機では喧嘩はしないんだろう…私が座ったのは通路側で、窓側にはすでにスーツをびしっと着たビジネスマンが着席されてい

          爆走!韓国旅行 その3

          爆走!韓国旅行 その2

           車内で電話がかかってきたのでデッキに行って出ると「オハヨー。こっちはもうついてて朝ご飯」というHちゃんの声。11時頃の出発にもかかわらず、免税店とビジネスラウンジを楽しむために集合がなんと7時半だったのです。あ、携帯電話は存在していました。折りたたみでパタパタやったり、やったら小さいのが流行ったり。  まだレストランにいた二人と合流。ママ初対面。でもファックス友なので全然違和感がない。まあー本当に私ったらめちゃくちゃで勝手な人だからさ、ごめんね、Kちゃん、最初に謝っとくわ

          爆走!韓国旅行 その2

          爆走!韓国旅行 その1

           何十年も前、28歳の4月頃のことです。その当時頻繁にご飯に行っていた友人から「一緒に韓国に行ってほしい」という電話がありました。メンバーは友人とその母と私。理由は「ママと私だけだと喧嘩になるから、誰かに一緒に行ってもらおうってことになって、それで、ママがKちゃんをご指名なの」ということでした。  Hちゃんは学生時代の同級生で同じゼミで苦しんだ仲間。在学中は特別仲がいいというわけではなかった気がするが、なぜか社会人になってから距離が近づきました。あ、「なぜか」は今思い出した

          爆走!韓国旅行 その1

          実家ミッション

           こちらでは、さまざまな個人的「体験談」を綴ります。主に、実家で対応しなくてはならない数々のミッションをどうにかこうにか乗り越えた、乗り越えようとしている「体験談」になるはずです。  葬儀、遺言書作成、相続放棄、介護保険申請などなど。挑戦中ミッションは「相続土地国庫帰属制度」です。  しかし、始まりが遺言書だの相続放棄だのというのはつかみとしてあまりに現実的すぎるので、数十年前に体験したある旅行のことから書いておこうと思います。noteの使い方をこれで練習してみましょう。

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