見出し画像

「成長の源」をどこにおきますか?

おはようございます!今朝も勢いで書きます!

この時期になると毎年言っているが、オフィス街を歩いていたり、電車に乗っているとあちこちで新入社員が目につく。他の社会人と同じようにスーツを着ているのだが、明らかに浮いているのだ。

しかし、それもゴールデンウイークが過ぎると目につかなくなる。彼ら、彼女たちも馴染んだということなのだろう。

さて、そろそろ新入社員も現場に配属される頃だ。私の部署にも、もうすぐやってくる。そして、毎年、そこでも新人向けの研修をする。

そんな初々しい彼ら、彼女たちを見ていて、思うのは、「自らの成長の源をどこにおくか?」が大切だということ。これを間違えると思うように成長できないと感じることになるだろうし、思っていたこととは違った方向に進んでしまうことになるかもしれない。

例えば、企業に対して業績アップのお手伝いをするコンサルタントであれば、ご支援先の売上アップなど成長していく中に、自らの成長もあると考える。そのために、ご支援先企業の業績アップには真摯に向かい、懸命に成果を上げていただくように取り組む。

また、住宅会社の営業社員であれば、お客様のマイホームづくりで感じていただける幸せのなかに自らの成長の源があると考える。だから、マイホームづくりを通じて、そのお客様の幸せを最大化するにはどうすればいいかを第一に考えて仕事をする。

自分に部下ができるまでは、これのみで仕事をしていてもいいぐらいだ。そして、成果を上げて部下を持つようになれば、その部下の成長のなかに、自らの成長もあると考える。

これで、成長の源は2つになる。

ご支援先の業績アップやお客様の幸せの最大化といった顧客志向から始まり、次はともに仕事をがんばるメンバーの成長といったメンバー満足も加える。

これが基本的な成長の源ではないだろうか。

それを妙に社内の人間関係や組織のことを中心に考え始めるとおかしくなる。それで出世していくかもしれないが、どこかでうまくいかなくなる。そのときに自分を支えてくれるものは何もない。

出世を目指すのは大いに結構だが、そのために何をするべきなのかを間違えてはいけない。

それを間違えないための視点が、「自らの成長の源はどこにあるのか?」を考えることだ。そして、それさえ間違えなければ仕事は楽しくなるはず。また、多くの人に支えられる人物にもなっていくだろう。

仮に、仕事が楽しくないとすれば、成長の源のおき方を間違えているのかもしれない。

新入社員の姿を見ながら、毎年、自分にも言い聞かせていることである。

楽しく仕事をして、今日もステキな一日に。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?