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勢いで、書く。

文章なんて、勢いがなければ書けない。私はブログを20年以上、毎朝書き続けているが、いつもおよそ朝5時台には起きて、メールチェックをして、すぐに書き始める。

何を書こうかと考え始めるのは書く直前。それも1、2分で決める。それから、読んで欲しい人を知り合いの中から一人決めて、その人に向けてすぐにキーボードを打ち始める。

そして、書きながら思いつくことをそのまま書き出していく。じっくり頭で考えながら書くのではなく、まさに勢いで書いている感じ。また、朝は出かける時間が決まっているので、正直なことを言うと、書く内容も大事にしているが、それ以上に時間が制限されているので、書くスピードを大事にしている。

そうすると、必然的に勢いをもって書かなければいけなくなる。私は、ずっとこの方法だ。

ところが、時々、「ブログを書きたいと思っているが、忙しくてずっと書けないでいる。」と言う人と会うことがある。あるいは、始めたものの続かないと言う。

そういう人に私が言うのは、「書きたいと思っているのであれば、今すぐ書いた方が良いですよ。」、「書く時間を決めて、その時間内に必ず書くというようにした方が良いですよ。」というもの。

私のブログは特にテーマを決めていないので、その分、書きやすいというのはある。私もテーマを決めて書くときは、少し時間が必要だ。それでも、基本姿勢は変わらない。制限時間を決めて、勢いと集中を大事に書く。

長年、文章を書き続けてきて思うのは、このようなスタイルでなければ文章は書けないということ。じっくり考えて、言葉の使い方に気を付けて、ましてや辞書を引きながらなどでは文章は書けない。

文章は勢いで書く。

もちろん、書いた後に推敲はする。このブログも1000文字を基準にしているが、およそ700~800文字くらいになってくると終わりを意識しながら書き、書き終えてから1~2分の時間だが、推敲する。そして、すぐにアップする。

この方法が良いのかどうかは分からないが、これと似た考え方を持って書くプロの人がいることを知った。背中を押された感じがした。「そうですよね、それでなければ文章は書けないですよね。」と。

私の文章(ブログ)が面白いのかどうかは分からない。正直、そこはあまり自信がない。なので、この書き方が良いのかどうかも自信がなかったが、そのプロの方は面白い文章を書いている。それも週刊誌も書けば、本も出版するような方なので、大量に書いている。

文章は勢いで書く。書いてから、考える(推敲する)。書かなければ、書けない。

また、そうやって書いた文章こそ、その人なりの個性も感じられるものになる。勢いで、書け!

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