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経営コンサルタント・どぎまぎ日記”電車で忘れものをしない方法”

おはようございます!今朝も勢いで書きます!

今は変わったが、以前は、経営コンサルタントのかばんは、とにかくでかくて重かった。紙の資料や書類をたくさんかばんに詰め込んで、全国の支援先に毎日出張をしていた。

その頃はゴロゴロカバンもなく、重いカバンを手に持って移動をしていた。

さらに、支援先での大事な報告会やセミナー、研究会があると、それに加えて紙の資料を持たなければいけなかった。いつも持っている重いカバンに加えて、いっぱいの資料を入れた紙袋を1~2個持つことになる。

当然だが、それらの資料はとても大切なもの。報告書やテキストがなければ、報告会もセミナーや研究会もできなくなってしまう。失くしていけないのはもちろん、どこかへ忘れてしまってもいけない。

ところが、私も何度か、その大切な資料が入った紙袋を電車に忘れてしまったことがある。電車を降りて、手に持っていないことに気づいた瞬間、青ざめる。焦るし、どぎまぎしてしまう。時間が間に合えば、駅員さんにすぐ伝えて、荷物を追っかけて、取りに行く。しかし、それをしていると間に合わないこともあった。

ちなみに、このような忘れ物をするのは、私だけではないので、リスクヘッジはしている。一人にすべての荷物を持たせることはしないのだ。もし、誰かが遅刻で遅れても、あるいは急遽来れなくなっても、あるいはどこかへ忘れてきてしまっても、仕事ができるように、メンバーで手分けして資料を持つようにしていた。

そうすれば、なんとか、資料は参加人数分には足りないのだが、手元にある資料を使えば、仕事ができる。

しかし、さすがに、そのようなことがあると、現場は困る。また、ご支援先への報告資料となると、外部に漏れてはいけない内容もある。さすがに、今は、デジタル時代なので、このようなことはないのだが。

さて、何度か、このような経験をしていると、どうすれば電車で忘れものを防げるようになるのか?を考える。そこで、気づいたのが、電車で忘れ物をするときはパターンがあるということだ。

電車には、手元に置けない荷物を置く場所として、荷物棚(網棚)がある。座席の頭上にあるものだ。忘れる時は、あそこに荷物を置いたときである。荷物棚に大切な荷物を置いて、一緒にいるメンバーと話しながら目的地へ向かう。そして、いざ目的駅に到着して、電車を降りるとなったときに、荷物のことは忘れてしまっているというパターンである。

それが分かっているのであれば、荷物棚に置かないようにすればいいではないかとなるのだが、上でも書いたように、手元にはいつも持っている重くて大きなカバンがある。

それに加えて、1~2個の紙袋となると、足元に置く場所がない。そこで、上にある荷物棚を利用する。

さらに、これは人間の心理なのだろう。いつも持っているカバンを持てば、安心するのか、他に荷物があったことを忘れてしまう。いつものカバンは手に持っているので、他に忘れ物はないと思ってしまう。で、そのまま降りてしまう。

そこで、考えて気づいた解決策が、いつも手に持っているカバンを荷物棚に置くということ。そして、普段は持っていない紙袋は足元に置いておく。これで、忘れ物はしなくなった。

電車を降りるとき、紙袋を手に持っても、普段持っているカバンを持っていないことには必ず気づく。それは習慣になっているからだ。

これに気づいた時は、天才かと思った!

荷物が多い時は、いつも手に持っているものを荷物棚に置く。いつも手に持たないものを荷物棚に置くと、忘れる確率がぐんと上がる。それからは、傘も荷物棚に置くことはやめた。その場合は普段持っているカバンを荷物棚に置き、傘は手に持つ。

それまでは荷物棚に置くときに、「これは忘れてはいけないぞ!、しっかり覚えておけよ!」と自分に言い聞かせていたが、スマホをいじりながら乗っていると、到着したときには忘れている。

忘れものについては、自分の記憶や頭脳に頼ろうとしてはいけない。

忘れ物に気を付けて今日もステキな一日に。


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