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発酵を支える人と道具のあるまち大館

みそソムリエakikoです。
秋田県大館市より、味噌を通じてたくさんの笑顔を生み出したいと思っています。

そんな私が今日ご紹介するのは、わがまち大館市の木桶です。
曲げわっぱで有名な大館市ですが、秋田杉を使った木桶や木樽を製造している会社さんや職人さんがいるまちでもあります。

地元、大館の人にこそ、もっとこの秋田杉の木桶を使った、昔ながらの味噌づくりの真価に触れて欲しいなと感じています。

現代において老舗味噌屋や企業では古い木製のみそ桶の扱いは慎重となっていると言われています。
木桶も百年経つと内側はもろくなり、扱いが悪いと木片が味噌に入る可能性があります。そのまま味噌を出荷すると異物混入となったりと、懸念材料も。さらに消毒などしないことが前提の木桶。
衛生法やなにやらの関係で、木の特性を生かした昔ながらの味噌づくりは、もはや「家庭での手作り」に託されたと言っても過言ではない英知となりつつあるのです。


秋田杉の木桶を使った味噌づくりを探求して7年。
まだまだ面白い発見や学びが次々と生まれてきます。

現在社会の住環境やライフスタイルに合った木桶づかいや、
秋田杉の魅力を味噌を通じてお伝えしていきたいと思います。


大館市での秋田杉の木桶を使った味噌仕込み体験会も、
たくさん開催していきたいと思います。

今日参考にさせていただいたのは、木桶・木樽の書籍などを多く執筆されている石村眞一さん編著「自家製味噌のすすめ」でした。


みそソムリエakikoについては、上記HPからもご覧いただけます。
よろしくお願いします。

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