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やりたいことをやる、は人生最高レベルのインパクト |文章で残すアルバム「結びめ」公開直前のこと。

こんにちは。世界に一つだけの贈り本・文章で残すアルバム『結びめ』の作り手、貝津美里です。

すっかりポカポカ陽気ですね。満開の桜を堪能した後に吹くやわらかな春の風。花びらがふわっと空を舞い散るのにも、うっとりしてしまいます。毎年見ているはずなのに、何度も見たくなるのが桜なんだなぁ。

さて2月にnoteで公開をした、文章で残すアルバム『結びめ』。たくさんの方に応援のコメントや温かいメッセージをいただき、とっても嬉しかったです。ありがとうございます。

実はというと・・・公開する数時間前からかなりビビっていました(笑)。

「私なんかが、新しいサービスはじめるなんて、どうなんだろう?」

「周りの人にどう思われるだろう?」

「大丈夫かな…。変じゃないかな…。(noteを数分に一度読み返す)」

不安とプレッシャーでだんだん表情が曇っていく私に対し、本のデザインを担当する彼は「大丈夫、大丈夫(笑)絶対いいサービスだから!」と呑気な声でぽんっと背中を押してくれます。

とはいえ、不安。

新しいことを始めるって、こんなにも勇気が必要だったっけ?と思うくらい心臓ドキドキでした。緊張からピリピリした空気を纏っている自分がいました。(若干、彼に八つ当たり・・・

でもそれはきっと今、一番やりたいことだからなんだなと。

やりたいことで勝負をするって、勇気がいります。思い入れがなければ転んでもそんなに痛みは引きずらない。でも、魂込めた渾身の一球をあっさり打ち返されてしまったときには、もうどうしていいかわからない。やりたいことで勝負をするとは、それなりに勇気と覚悟が必要なのだなと思いました。

でも結局のところ、不安や怖さは、足を止める理由にはなりませんでした。

やりたいことを形にする。お披露目する。と決め、公開ボタンをぽちっと押し、一人ひとりから応援や共感の言葉をいただいた先には、清々しさと誇らしさに包まれとっても嬉しかった。とにかく、嬉しかった。誰かを笑顔にする前に、完全に私が満面の笑みでした(笑)。

公開後、SNSで何百人・何千人と反響があったわけではありません。もしかしたら世界にとって、社会にとっては、大きなインパクトではないかもしれない。でも、今自分が一番やりたいことで勝負をかけることは、自分にとって、近くにいてくれる人の人生にとって最高レベルのインパクトを与えるできごとなのだと思います。

世の中の大小の測りに自分のやりたいことを当てはめすぎず、「自分のなかでの大きなできごと・大切な思い出」を形にする。それが、世界に一つだけの本・文章で残すアルバム「結びめ」が果たしたい役割の一つなのかもしれません。

自分にとって大事なこと。大切にしていきましょう。

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次回は、本づくりの依頼をしてくれた方とのエピソードをお届けします。

「彼女にプロポーズをするにあたって、2人の歩みを本にしたいんだけど・・・・」

そのメッセージに、呼吸をするのも忘れてしまうほど興奮し、「やっぱり、やってよかった〜〜〜〜(泣)」と涙する私がいました。桜のように季節を巡り、何度でも読み返したくなる本をつくろう。そう決意する春この頃です。

詳細は、次回のお楽しみ。それでは、よい春を。

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