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#あなたに出会えてよかった
「命」を「使」って、生きる時間
雨の日は、文章が書きたくなる。
雨音を聴きながら、しとしと筆を走らせる時間を愛でる。書くことが心底好きだ。そんな感情は、雨の日が連れてきてくれるのかもしれない。何を考えるでもなく、何を感じるでもなく。それでも指はなめらかだ。
ただ生きている証を残したい。「文章を書く」ことに出会ったのは、ちょうど就活を終えたばかりの頃。当時はとにかく、自分の世界を書きたかった。胸の奥からえぐられるような生々しい傷
生きづらさは、選択していた
いつもビクビクしながら過ごしていた。特に社会人になってから。いつ獲物に喰われるかわからないと怯えながら周りをキョロキョロする。
安心安全な屋根のある家を見つけられず、いつも野宿をしているかのような、疲れと空虚でいっぱいの心理状態だった。
「生きづらい」
そうはっきり言葉にし涙を流した日。会社に行けなくなった日。ちょうど1年半くらい前のことだろか。あの日から本当の意味で「自分のための人生」が始
Happy Birthday自分と仲良くなれた自分へ
死なずに24歳の誕生日を迎えられた。お風呂の湯船につかりながら呟いた「生きててよかったぁ」は、心の奥底から出た本音。
なんせ去年の誕生日を迎えた朝、心に浮かんだ言葉は死にたいだった。スマホ画面にはおめでとうの文字が並んでいる。嬉しい。でもなぜだろう。次の瞬間、涙がぽろぽろとこぼれた。生きている実感を体いっぱいに受け止めることができず、頭の中がぐちゃぐちゃになった。
去年のわたしにとって誕生日は