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日記やエッセイを綴る場所

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日常の何でもないできごと、心を震わした瞬間を残したい。そんな想いでつらつらと文章を綴るマガジンです。
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2019年10月の記事一覧

私はあの子になれないけど、あの子も私にはなれないから。

私はあの子になれないけど、あの子も私にはなれないから。

「どうして自分だけ...」物事がうまく進まないと、悲劇のヒロインになりがちだ。

新卒で入社した会社を早期退職してしまった。転職にも失敗した。友達は、就きたかった仕事に就いて楽しそうに仕事をしている。彼氏となんだかうまくいかない。でも友達は彼氏とも仲が良く、楽しそう。

「もう、どうして自分だけ!」

世の中の自分以外の全てが、冬のイルミネーションのようにキラキラして見える。いいなぁ。すごいなぁ。

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「不安」を分解すれば、自分だけの道を切り開く道しるべになるから

「不安」を分解すれば、自分だけの道を切り開く道しるべになるから

不安になると、夜が怖くなる。明日が怖くなる。生きるのが、怖くなる。

胸の奥で渦巻く逃げ場のない、悲しく暗い感情。LINEを開き、親友や彼に何か言葉を打とうとするけれど、指は画面に置いてあるだけ。とばかりに動かない。

「寂しい」「つらい」「苦しい」どれも正解で、どれも間違いだった。

「なんて自分はダメなんだろう...」「こんな自分に生きてる価値があるのだろうか...」自己重要感が低いことも相ま

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自分を、恋人のように扱うこと。

自分を、恋人のように扱うこと。

「なんで、もっとこうしてくれないんだろう?」彼と付き合い始めて、いわゆる“不満”が心に浮かぶことが多くなったのは、ちょうどわたしが仕事のことで精神的に不安でいっぱいになってからだ。

なかなかタイミングが合わず、会えない日が続いていることや、生理前だということも相まって、むくむくと風船のように膨れる灰色のトゲトゲした気持ち。

彼からの悪気のない画面越しの文字に、イライラした気持ちをそのままぶつけ

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好きだけじゃない。生きるために、旅をする

好きだけじゃない。生きるために、旅をする

海沿いを走る。海沿いを歩く。
なめらかに、健やかに、海に囲まれたこの国が好きだ。

そういえばわたしの祖国も、海に囲まれた島国なんだっけ。この国で広げられた地図では、極東にちょこんと書き加えられたような国が日本だった。

思わず笑ってしまう。

何がなんでも、日本でやる必要はないと思って

好きな映画の台詞が頭をかすめた。

楽しいから海外を旅をするわけじゃない。むしろ旅は面倒だ。危険は伴うし、体

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きみに会いに、街を歩く inキューバ

きみに会いに、街を歩く inキューバ

明日からの仕事が、真っ白になった。自分で選んだとはいえ、頭の中のほうが、真っ白に。その日の晩は、新聞配達のバイクの音も消え薄っすらと外が明るくなったころ、力尽きるように眠りについた。

夜が怖い。不安で眠れない日が続くと、夜が怖くなる。それでもその日は何の気なしにやってきた。

中米、キューバ

わたしは今、この場所で呼吸をし、混沌とした匂いのなか生きている。

“いつか”行ってみたかっ

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なんでキューバに行くの?に対する答えは

なんでキューバに行くの?に対する答えは

旅を好きになってから、どれくらいが経つだろう。学生の頃からバイトを掛け持ちしては、貯めたお給料のほとんどを航空券に注ぎ込んだ。

流行りの服やブランドのバッグよりも、こっちがいい!といつも迷わず自分が“欲しいもの”を指差してきた。

それは今も変わらない。

見たことない景色を見たくて。出会ったことのない人に出会いたくて。匂い、風、音、人の声。その全部を身体中いっぱいに閉じ込めるように、深く息を吸

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