やっぱり真逆。それが良い感じ。完璧主義者(夫)と芸術家(妻) #9タイプ診断
その日、夫の職場のグループラインで『9タイプ診断』が流れてきたらしい。おそらく、面白いの見つけたからみんなでやってみようぜ!というノリで。
心理学とは無縁(のように見える)彼が「9個のタイプに分けられるらしいで〜」と興味深そうにしていたので、エニアグラム的なやつかな?と思いつつ、「私もやるー!」と便乗することにしました。
※ほぼエニアグラム、それを教育や仕事の場面に特化して、心理学に縁がなかった人にも分かりやすく説明してる版って感じ?
結果はやはりコレ
「芸術家」
どういう語句で分類されるのか知らずに受けたので、ド直球で思わず笑ってしまった。
ですよね〜、変わらないよね〜、って。
(エニアグラムはINFPあるあるの4w5です)
この結果が嬉しいかどうかより、自分の性質に一貫して変化がないことに安心感を覚える。
人間だから揺れ動くし、成長もするけど、生まれながらの性質がガラっと変わるほどに自己否定したり、せざるを得ない環境にいたりするのは、苦しいから。たとえそれが無意識だとしても。
と、同時に「楽天家」も同列1位で出てきたことに驚く。
そういえばここしばらく「ちゃんとしなきゃ」の呪いを、玉ねぎの皮を剥くように一枚ずつ解いているのです。その影響で純正HSPからHSS型HSPへと変化して(戻って?)いる感覚がある。だからかな。
個人的には結果以上に、この回答分析が面白かったです。「調停者」が高めなのもINFPとしては頷けるし、「達成者」「統率者」がマイナスなのも、心当たりがありすぎます。マイナス値、エニアグラムの簡易版にはなかった気がする。
ほぼ真逆だった夫(と、職場の人々)
夫の職場のグループラインではその間結果報告が流れてきていたのですが、完璧主義者3人/達成者1人/統率者1人だったそう。
予想はしていたけれど、本当に私と真逆の人たちが集まっている…!っていうか、「統率者」って本当に存在するんだ…!
そして、夫は「完璧主義者」でした。グラフの凸凹が私と真逆。
※ちなみに↑の記事のみなさまです。
真逆であること、どう思う?
真逆で良かった。そう思っています。
そもそも夫とは、性格診断テスト以前に、育ってきた環境も所属してきた環境も何もかもが違う。
幼少期からガチの運動部で、勉強より運動で、芸術はさっぱりで、それ以外は偏りのない環境で育ち、所属をコロコロかえず、面倒見がとてもよくて人の為に行動力を発揮できる夫。幼少期から運動はさっぱり、芸術と食と心理に偏って普通の娯楽をあまり知らずに育ち、学歴はあるが職歴がカラフル、できないことは即できる人に頼もう精神の私。
だから、出会った頃からあまり話は合わなかったし、話が合わなくても、楽しめるのです。
真逆同士、楽しむには
前提として大切なのは、どんなにタイプが真逆でもいいけど、感覚の部分が真逆じゃないこと。
もし美味しいと感じる味や、心地よいと感じる空間が真逆だったら…共同生活はきっと辛さしかない。
その上で一番のポイントは、話し合ってわかり合おうとしないこと。
話し合いが大切!と言われる世の中だけど、「話し合ってわかり合うべき」という意見に、「理解させよう」という押し付けを感じて、私は窮屈だし、実はみんな窮屈なんじゃないの?と思っています。
分からなくてもいい。同じように大切に思えなくてもいい。ただ、モノでも人でも感じ方でも、「大切な人の大切なもの」として扱うこと。
たとえば義理の家族のことを、私は夫が彼らを想うのと同じ気持ちで大切には思えません。でも、大切な夫の大切な人たちとして、私なりに大切に扱います。
そして、こちらが相手に分かって欲しい大切な何かがある時は、ひとりで勝手に「こうしたい派やねん」と宣言し、勝手に実行すること。
たいていつられます。
(最近はマーガリンで育ちバターの魅力を知らないらしい夫に、バターをのせたパンは美味い!と布教すべくこの手を使ってるし、思い返せば夫もそういう手法をたぶん無意識で使っていて、私もたいていつられている)
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