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非日常を愛するために、日々の暮らしを丸ごと愛する│日常に戻るためのスタバ朝活

4泊6日のハワイ旅行から戻ってきた。こうやってゆるりといつもの日常を続けていると、本当にあのハワイの空気の中にいたのだろうか、と不思議な気持ちになる。これが非日常と日常の狭間、というものか。

どこまでも青く青く続く海に吸い込まれて魅せられて、一瞬でハワイのことが好きになる

ハワイで得た気力というか、あのリラックスした解放的な気持ちがどんどん遠ざかっていくのが、少し寂しい。けれど、日常は続く。いつまでも余韻にばっかり浸っていられない。けれど、けれど、まだあの空気の中にいたいんだ。

という揺れ動く気持ちで帰国後の数日を過ごす。この日常と非日常を彷徨っている感覚が好きで私は旅をするのだ、ということを思い出して、もうすぐにでも旅に出たいという衝動に駆られている。5年ぶりに海外旅行をして、この衝動がよみがえってきた。

とはいえ、まずは目の前に続く日常だ。旅行前から準備や調べものに時間を取られて、ジャーナリングやヨガ、散歩などの習慣がおざなりになっていて、日々の暮らしを愛したい私にとっては良からぬ状態が続いている。日々の習慣と少しでも距離を置くとすぐに忘れ去ってしまうのは怖い。

ということで、とりあえず土曜日の朝いちばん、8時にいつもの近所のスタバに向かった。朝一のスタバは静かでゆるやかな空気が流れていて、気持ちを整えるのに最適だ。

久しぶりに開くノート。気持ちが「いつも」に少しずつ戻っていく感覚が分かる

まずは、数日間開いていなかったジャーナリングのノートを開く。ハワイ旅行の振り返りもしたいけれど、まずは「いまの気持ち」をすらすらと書いていく。外へ外へ向いていた気持ちが、スッと内へ向かう感覚が分かる。この自分の気持ちに耳を傾ける感覚こそが、私がジャーナリングを好きでいる理由だ。

日常は続く。どれだけ夢のような時間を過ごしても、数日間仕事から離れていたとしても、日常はそばにある。ならば、やっぱり日常を丸ごと愛するしかないのだ。非日常的なできごとを愛するためには、日々続いていく暮らしそのものを愛する必要がある。

日常を愛しているからこそ、非日常的な世界をも愛することができる

日常を愛するために、私は私の好きなことを習慣的に続けて生きていたい。これから何度旅に出たとしても、すぐそばにある日常の愛おしさを忘れないように。

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