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【駆け出しWebライター必見!】実績アピールってどうするの?



こんにちは。
Webライター歴11年目の海咲瑠璃です。
コロナ禍をきっかけにWebライターが急増し、ゼロから積み上げるのが難しい!と感じている初心者ライターも多いのではないでしょうか。

今回は、ゼロから始めるWebライティング講座の講師も務める私が、初心者ライターの実績の積み上げ方について解説します!

押さえておきたい!実績URLが必要な理由とは

「実績がないと応募しにくい…」
「応募条件に実績が必要と書いてある…」
と悩んでいる初心者Webライターも多いのではないでしょうか。

確かに、実績はあった方が良いですよね。なぜなら、実績がないと「このライターはどんな文章が書けるの?」「うちのメディアに合うのかな…?」という判断がしにくいからです。

しかし、実績URLが添付されていれば、採用後のイメージがしやすくなります。

具体的には、クライアントは実績URLからは下記の点を見ています。これは、提案文全体にも同じことが言えますよね。

実績だけでなく提案文で人柄をアピールしたり、誤字がないように気をつけたりしましょう!

・誤字脱字がないか、漢字の開きが正しく使えているか
・同じジャンルの執筆経験があるか
・メディアのテイストに合った文章が書けるか
・実績掲載の許可のないURLを掲載していないか

実績がない初心者WebライターはnoteやWordPressブログ開設がおすすめ!

まだ実績がゼロのため、ポートフォリオや提案に他メディアでの実績を貼れない人もいるでしょう。そのような方は、noteやブログなどを実績代わりにしてみてください!

noteやブログを定期的に更新することで、文章を書く練習もできますよね。また、書きたいジャンルの記事を書けば、安心して執筆を任せられるか検討してもらいやすくなりますよ!

初心者からベテランまで、Webライターとの相性も抜群のnoteとブログの特徴を簡単にご紹介します。

無料で使えるnoteは記事作成や編集も簡単!

今私がこの記事を書いているnoteですが、無料でアプリやWebからブログのような記事が書ける、初心者ライターにもおすすめのツールです!もちろん、書いた記事は実績としてURLを添付可能◎

有料noteは記事の販売もできるため、Webライターのなかにはnoteで稼いでいる人もいます!

これまで、ビジネスパートナーとして私が専属ライターをした企業から、noteとブログどっちをやるべき?と質問をされたこともありました。

私のコンサルでは「どっちもやった方が良いです!」とお答えしましたが、実店舗ならホームページ内でブログ記事を更新することをおすすめします。

Webライターはnoteの内容が良いとnoteからの集客も可能です!!HTMLなどの知識も不要で簡単に使えるので、ぜひnoteを活用してみてください。

WordPressブログはWordPressが使えるアピールにも◎

ブログを今から始めるなら、圧倒的にWordPressがおすすめです。WordPressでのブログURLを添付すれば、参考資料になるだけでなくWordPressをどれだけ使えるかがアピールできますよね!

最近は、WordPressがWebライターの必須スキルとなってきているため、多少費用はかかりますが、ぜひWordPressでブログを始めてみてください。

なぜ経験ジャンルの実績が必要なの?

Webライターは、リサーチをして記事にまとめるのが仕事ですよね。Webライティングはリサーチが8割といわれているので、理想は上位30記事くらいまでリサーチすることです!

また、Webマーケティングの現場では、ニーズを探るためにYahoo!知恵袋なども読まれています。

知恵袋は読者の悩みの宝庫で、商品やサービスをつくる企業やライターが見えていなかった本当のニーズが見えてくるツールです。

それでは、これだけのリサーチをして文章をまとめるプロであるのにもかかわらず、なぜWebライターは未経験ジャンルの案件でクライアントに選ばれにくいのでしょうか。

その理由としては、クライアントがWebライターが執筆した記事のイメージを掴みにくいことが挙げられます。

たとえ得意なジャンルでクオリティの高い記事を執筆できたとしても、苦手なジャンルでは同じクオリティを維持できないかもしれません。

また、リサーチに時間がかかり、スムーズに執筆ができなければ、納期に影響を与える可能性もあります。

実績として提示できる記事があれば、経験ジャンルであるという強みとなります!しかし、最初は誰でも未経験からのスタートとなりますよね。

初めてのジャンルでは、志望動機を工夫したり似たジャンルで自分のブログを執筆したりすることで、クライアントに「採用したい!」と思わせましょう。

実績公開の注意点とは

Webライターは、基本的に納品と同時に著作権を譲渡します。クライアントがWebライターに依頼する理由はさまざまですが、ライターの実績のためではないことは押さえておきましょう。

クライアントのなかには、Webライターに外注したことを知られたくない人や企業もいます!

Webライターとしては実績にしたいところですが、そういった依頼の背景も考慮できるようにしたいですね。

実績をつくりたい場合には、記名記事にして良いと募集に書かれている案件を選びましょう!

特に書かれていない場合には、クライアントはライターの実績として公開されることを歓迎していないことがほとんどです。

実績公開の注意点として、3つのポイントをまとめました。

勝手に公開はNG!法律や守秘義務に注意

Webライターにクライアントが記事を依頼するメリットは、人件費を削減しながら質の高い記事を手に入れられることです!

特に、クライアントがエンドクライアントでない場合は、エンドクライアントに直接連絡を取ることができません。

クライアント同士の契約内容もわからず、著作権法や守秘義務に違反する可能性があるので注意しましょう。

記名記事がリライトや削除されることも

記名記事を執筆させてもらえたら嬉しいですよね。しかし、記名記事の著作権は運営者であるクライアントにあることを忘れてはいけません。

「応募の際に実績として添付していた記事が知らないうちに削除されていた」という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

また、SEOの上位表示にはリライトも必要ですよね。自分の記事とは思えないくらい手を加えられてしまったら、実績として記載するのはリスクが大きいかもしれません。

記事が削除されたりリライトされていないかを定期的にチェックする癖をつけましょう!

記名記事でも運営者の印象が強いことがある

記名記事を書かせてもらえても、「この記事を書いた人」よりも「運営者プロフィール」が目立ってしまった場合には一気に立場が弱くなります。

記名記事を執筆するなら、名前を統一するのが重要です。そのうえで、自分のアイコンを使用できたりプロフィールを記載してもらえたりするメディアの記事を記名記事としてアピールしましょう。

「この記事を書いた人」の画像はなくプロフィールも記載してくれない、運営者の写真やプロフィールはあるという記事では、どうしても運営者の方が目立ってしまいます。

さらに、監修者がいる場合には手が加えられたと思われ、記事への信頼度が低くなるので注意してください。

最後に

駆け出しライターにとって、実績は大切ですよね。ゼロからイチに積み上げたら、実績として公開したい!と思う人も多いのではないでしょうか。

しかし、実績の扱いには注意が必要です。私は削除された記事も多いため、記名記事も以前より少なくなっています。自分にとっての力作が気づいたら削除されていたときは本当に悲しいです…

記名記事にこだわらなくても、クライアントに実績として公開して良いかを聞くのもおすすめです!ちなみに、私も先日恐る恐る確認したら「断る理由がありません!海咲さんの記事です」とありがたいお言葉をいただけました。

クラウドワークスで受注数を増やすだけでも、少しずつ実績が積み上がっていきますよ。

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