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短編【スターゲイザー】overture第二話「歌に乗せて」
ライブ会場は体育館近くの集会ホール。暗幕で覆い、それなりにライブハウスっぽくしている。
「ステージには魔物が住んでいる」どこの言葉だかわからないが、先輩が言っていた。
1組目のバンドは緊張していることが、観てるこちら側に伝わってくるほどだった。曲の間にMCを入れていたが、まだ盛り上がらぬライブの空気に呑まれているようだった。1年生バンド、オープニングには荷が重い。
まだそれほど観に来る人たちも
短編【スターゲイザー】 overture 第一話「憧れの人」
憧れの人いますか?
憧れなのか、恋なのか、僕には手が届かない女性(ひと)がいる。
どうしたいのか、わからない。いや、わかっている。話してみたい、もっと知りたい、仲良くなりたい、LINE交換したい、付き合いたい…のか。
そんなこと、できるはずもない。それもわかっている。
僕はとてつもない平凡の男。彼女は、頭も良い、スポーツも優秀、ピアノも弾ける、そして何より…
綺麗。
僕は、彼女を知っているが
「夢と人」子供のころ何になりたかったですか?今、何になりたい?
noteはじめました!やりながら覚えていく以外なしと書き始めます。
「夢と人」と題しましたが、子供のころから青年時代まで、夢を抱き将来をイメージしたり、胸を踊らせていく中に、憧れた人たちの華やかな姿や言葉に、「それが全て」とい言ったような強迫観念にも似た感情にも変化したりと、夢を抱き歩む生活は様々な運命の下、絡み合います。
夢など諦めて「夢見ない賢さ」に悟りを覚えて大人になっていく(それが大人