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天王星逆行

天王星逆行について



天王星とは

天王星は太陽系の第7惑星で、太陽系の惑星の中では3番目に大きい天体です。


天王星 ♅
支配サイン 水瓶座
公転周期 約84年
年齢域 70歳~84歳

天王星は占星術では、変容や変革といった意味を表します。今あるものを終えて次の段階へと進む。そのために作り上げた状態を一度壊し、新しいものへと作り変えることを目的としています。

似ているものではなく、全く新しいものになりますので、そこには常識や既存の価値感さえも壊していかなくてはなりません。
限界を超えて生まれ変わることで、新しい時代へと移っていく。新時代の幕開けを担うような天体になります。


天王星のキーワード

・変革、変容
・革新的
・独立心
・個人主義
・改善
・進歩
・最先端
・テクノロジー
・自由主義


天王星は土星で作り上げた伝統的や古典的な秩序を壊し、最先端のものへと進化させていきます。

ただ天王星の改革は、土星までの過程があるからこそ生み出される新しさであり、土星があるからこそ超えることのできる限界でもあります。

壊すときに一時的に生まれる痛みはありますが、壊さないと生まれ変われない未来に進むための痛みでもあります。

逆行とは

では、逆行とはどんな状態なのでしょう。

占星術に興味のある方は、よく逆行という言葉を耳にするかと思います。

逆行とは読んで字のごとく、天体が逆に(後ろへ)進んでいる状態のこと(正確には後ろへ進んでいるように見える状態のこと)を表します。

この時期は物事が後ろへ戻る・・・つまり物事が停滞したりスムーズに進みにくくなります。

天体の象意によって、現象や日常への起こり方や頻度は違うのですが、天王星逆行の頻度でいうと約1年に一回。約5ヶ月逆行します。

地球から遠い天体のため、個人への直接的な影響は少なくなりますが、社会的な変化として個人に影響してくる可能性があり、注意深く考察する必要があります。


天王星逆行中に意識すること

天王星逆行中には、どんな事に気をつけたら良いのでしょうか。


・臨機応変な対応

天王星逆行中は、物事の移り変わりといった変化が激しくなるので、臨機応変に行動しなくてはなりません。

今までは当たり前だったことが急に不要なものとして扱われ、時代の流れが早くてついていけない気持ちにもなるかもしれません。そんな時代の変化に柔軟に対応できるように準備しておくと良いでしょう。

ただ、逆行中に起きた物事は順行になると前の状態に戻ることもあります。そこも含めて、臨機応変な対応ができるようにしておきましょう。



・既存の価値観に縛られない

天王星逆行中は、既存の価値観に縛られず新しい価値観も取り入れられると良いでしょう。個人という部分がネガティブに出てしまいやすい時期です。

個人や個性は大切ですが、それが新しい物を受け入れられない頑固さとして出てしまう場合があるので注意しましょう。



・客観的に考える

客観的な視点を取り入れられるようにしておきましょう。どれが正解かではなく、違いを認め合えるような、正しさだけではなく、その先を見ていくような流れになります。

一歩引いて全体を見ることで見えてくるものもあります。狭い視野にとらわれないことが、天王星逆行時には特に必要になります。


天王星逆行中の過ごし方

天王星逆行の間は、時代の流れに身を任せ、既存の価値観にとらわれない様にしていきましょう。

どうしても個人としての自分という部分で変化を受け入れられないことが出てきてしまうかもしれません。

結果としては流されないことが正しかったとしても、この時期に貫きすぎるのは思わぬ衝突も考えられます。

客観的に世の中を見て、新旧どちらの意見も吟味して結果を導き出す。天王星逆行中はそういった作業の時間に充てていくと良さそうです。

逢愛ミリサ

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