GP前環境デッキ紹介-青黒魔導具【無料】

閲覧いただきありがとうございます。みれうです。
9月3日にはお目汚し大変失礼しました。態度を改め、謙虚な姿勢で活動していきます。

本題ですが、GPもあと1か月後と近づいている中で、環境に現存するデッキをできる限り記していこうと無料記事を出すことにしました。ある意味贖罪といいますか、嫌な話題でTLを埋めてしまったので有意義なことを発信したい、そんな自分なりのエゴになります。

もちろん、以前出した環境記事も新たな環境デッキが出れば更新しますのでそちらのチェックもお願いします。
特に最新弾は強いカードが目白押しなので様々なデッキタイプを紹介できます(^^)

当記事では青黒魔導具のデッキを研究する気が無い方でも対面した時に気を付けることなども書いているので読んでいただけたら幸いです。

投げ銭式で有料部分では、シークレットテクニックとかしょうもないことを書いて行くつもりです。記事が良かったなと思っていただければ200円の投げ銭していただけたら幸いです。

記念すべき一回目は青黒魔導具になります。

こちら自身で使用してcsの通算成績は23勝3敗、うち2度優勝とかなり高い勝率を誇りました。

現在使用しているリストがこちら。


環境での立ち位置

このデッキタイプの環境での立ち位置は赤単やアポロ、サムライにも勝てるようになった青魔導具との認識になります。
ただ、純正の青魔には不利となっていて、青魔が多そうであれば使用できないネックポイントはあります。

メリット、デメリット

青魔と比べたメリット
・受けをしっかり入れることが可能。
・新世壊依存ではなく、4t迎えた際にヴォゲンムを出すことがゴール地点。
・魔道具カードが31枚も入っているので安定感が段違い。
・カード除去に強い。
・ドゥポイズにより、低コスト除去などの小回りが強い。
・自由枠が多く、環境に合わせてガイアッシュなどのカードを入れることが出来る。

従来の青魔では最速で新世壊を張ったところで赤単アポロにひき殺されたりサムライに新世壊を焼かれたりと立ち位置は少々悪かったと思います。しかし、その蓋としてガイアッシュカイザーが採用されているので不利に対して有利になったと言えます。
大体の弱点を解消したのがこの青黒魔導具といえます。

青魔と比べたデメリット
・ゼニスザークが刺さらない対面には勝ち筋が消えてしまっている。
・勝ちを100%に出来ない。
・雑殴りが出来ない。
・青魔は新世壊+ヴォゲンムを入れていた際は6-7枚のカードを引ければ良いが、こちらは4tまでに絶対に4枚のヴォゲンムを引かないといけない。
・青魔に勝てない

ルーターが多く入ってるとは言え、4tまでにヴォゲンムを引ける確率は80%程度です。引けなければただの青魔の劣化になってしまいます。

このデッキのプレイ指針
カード毎の役割

まず、カードは6種類に分けます。

1.ヴォゲンムやゼニスなどを探すサーチ
ゴンパドゥ、バレッドゥ

2.受け札である
ボックドゥ、カージグリ、エアヴォ、ドゥポイズ

3.メインプランである
ヴォゲンム、ゼニス、ガルラガン

4ヴォゲンムで負けないための
ドゥポイズ、ガルラガン、ゼニスザーク、ブラッドゥ、
エアヴォ、ゼニスザーク

5.フィニッシャーである
神の試練、ダークネス

6.自由枠である
ダークネス、ガイアッシュ

だと考えています。
まず、

1.ヴォゲンムやゼニスなどを探すサーチ
バレッドゥ、ゴンパドゥ

当たり前ですが、このカードらを回してヴォゲンムを掘りに行きます。もちろん、ブラッドゥもこれらに分類されますが、ブラッドゥは堀りに行くという目標よりも相手の墓地をリセットするor序盤の貴重な黒マナ役割のほうが多いので今回は省かせて頂きます。

2.受け札である
ボックドゥ、カージグリ、エアヴォ、ドゥポイズ

青魔とのスーパー差別化ポイントです。受け札が11枚、ドゥポイズの低コスト除去が入っているので並大抵の速攻デッキはこれらで完封出来ます。
特にドゥポイズは侍のチャラルピア、赤単のカンゴクなど、アポロのポレコなど各デッキのサブプランやメインプランを破壊することができます。

対面に青魔なのか青黒魔なのかの押し付けをすることができるのがポイントでドゥポイズが見えてない時はただの青魔なので青魔に対する立ち回りをしたらドゥポイズが飛んできた。なんてことが起こります。(例えばサムライのチャラルピアかタキオンアーマーどちらを優先するか見たいな話)

3.メインプランである
ヴォゲンム

こちらに関しては青魔よりも勝ち筋が減っているので強みではないですが、メインプランが4tまでにヴォゲンムを引くことなのですごくわかりやすいです。こちら約80-85%程度で引けるので事故が極端に少ない良デッキと言えます。ガルラガンが刺さる対面が非常に多いのでそちらのプランを取りやすいのもこのカードの特徴です。

4.ヴォゲンムで負けないための
ドゥポイズ、ガルラガン、ゼニスザーク、ブラッドゥ、
エアヴォ、ゼニスザーク

これらはヴォゲンムの13枚墓地肥やしで負けないようにするカード類です。ヴォゲンムは基本的に2度発動すると負けてしまうので、ゼニスザークの下敷きにしたいことが多く存在するかと思います。
しかし、下敷きにせずゼニスとヴォゲンムの2面展開をすれば相手の墓地リセットに対して強く出ることができることや、相手のドゥポイズブラッドゥからゼニスザークを守れます。
そう言ったことがあるので下敷きにしない方が良かったりもします。
その際に下敷きにしなかった択を取ったとしてもLOしないカードになります。
・ドゥポイズでヴォゲンムを割るも
・エアヴォで回収するも
・相手ターン終了時にゼニスに巻き込んでも
・ブラッドゥで山札調整しても
・2枚目のゼニスやガルラガンザークの下に敷いてもいいです。
再度になりますが、2面広げておけば相手の墓地リセットを受けにくいのでこう言ったテクニックも大事になります。

5.フィニッシャーである
神の試練、ダークネス

このデッキは青魔とは違い、明確なフィニッシュがこの2枚になります。よく盾落ちしたらどうすんの?と言われますが赤単だって最終的にはトリガー勝負で殴りますし、どのデッキでもそうです。
フィニッシュの仕方はいくつかありますが、一番太い勝ち筋は神の試練でしょう。
ゼニスを2体破壊しながら神の試練でターンを得て、ドゥポイズなどで2点、ターン終了時にゼニスを蘇生で擬似ラビリピトガリュザーク。なんてことをして勝ちます。
デッキパワーを上げるために泥臭く明確な勝ち筋を抜いているので”絶対に勝ちたい“人はデッキパワーを下げてウキドゥやドリュミーズ、龍素知新を入れると良いですが、殴り方次第で100%に限りなく近く勝てるので補助輪は入っていません。
また、神の試練が無い際には相手の墓地をリセットしながらドゥポイズでゼニスを破壊しておき、ターン終了時に2面出してほとんどのトリガーをケアして殴ります。これをやっていてもドゥポイズがどこかで品切れになってしまうのでそれをケアするためのダークネスだったりします。

6.自由枠である
ガイアッシュ、ダークネス

このデッキは自由枠が多く、青魔では採用できなかったカードを複数枚採用することが出来るので幅広いカードを採用できます。意識外のガイアッシュはもちろん、最近では秩序の意思が入っている構築もちらほらあり、青魔と比べて殴ってくるデッキに強くなっています。

このような役割に分けることができます。
ではこのデッキはと対面した際に気をつける点をいくつか紹介します。

1.ヴォゲンムゼニスを決めても直接勝ちにはならない。
これに尽きます。ただ、面と手札を1枚狩られるだけなので刺さらないデッキは刺さりません。ただ、ここからドゥポイズやブラッドゥを使われて簡単にアドバンテージ差がついてしまうのが問題です。落ち着いて対処してしっかりドローソースを用意して手札を潤沢に保てば逆転の目はあるでしょう。

2.神の試練を決めても直接勝ちにはならない。
青魔と違い、神の試練=ゲームエンドにはなりません。というのも、まだマナが5-6しか貯まっていないからです。ただ、ドゥポイズやダークネスでかなりの枚数ハンデスされてガルラガンが立ってしまうので落ち着いてる余裕は無いですが、“まだ”なんとかなります。例えばこのターンの返しにロストソウルを撃てれば相手はゼニスザークだけで戦うことを強いられます。

3.ヴォゲンムは暴れ馬
文字通りスーパー暴れ馬くんことヴォゲンムです。相手のプレイヤーが一枚上手だとそのまま負けたりします。
例えば、対面のガイアッシュカイザーケアでヴォゲンムを出したがゼニスを出さないプレイはかなりします。しかし、もし返のターンにアプルを出されてしまうとどうでしょうか。ゼニスザークを建築できず、ヴォゲンムを残したままにすると負けてしまうのでエアヴォがドゥポイズで割る羽目になります。そして相手の場のアプルが残っていた場合そのままテンポを取られてゼニスを活かせない。なんてことや、最悪ヴォゲンムを退かせないで負けるなんてこともあり得ます。

相手のプレイヤーの顔色を窺ってプレイしましょう。

4.ヴォゲンムは暴れ馬2
ヴォゲンムを出してゼニスが無く、そのままターン終了。ゼニスが墓地に落ちたとしても相手にお清めで“ゼニス”だけ返されてしまうことが1番きついです。なんせもう山札は10枚ちょっと。ゼニスが無いのでヴォゲンムを退かしてそのままターン終了するターンになってしまうことも。
これを知らない対面なら全戻ししてくれるので、ただそのターンを過ごすだけで再度ゼニスザークチャレンジができます。

vs各対面

vsアビス 5-6割

特に増えてきた対面です。ガイアッシュの刺さりも良いわけでは無いですが、ゼニスの着地ターンと相手のアビスベル着地ターンがほぼ同じです。アビスベルに対しては適切にブラッドゥで処置することでケアしながら盤面を崩壊させていきます。
ただ、間に合わないことも多いので良い勝負になります。

vs5c 7割

結構勝ちます。相手がブーストを打つ返しにはヴォゲンムが着地してゼニス複数枚とダークネスでゲームプランを作れます。仮に相手のロストソウルが先に発動しても最初からゼニスプランを目指していれば間に合うことも多くあります。
5c側の細い勝ち筋としてはドルファ+お清めシャラップでゼニスを返すことがあげられます。
なので5c側はロストを打つよりもマナを伸ばしておきそのプランを目指すのも作戦になってきます。

青黒側も相手のポン置きドルファに対してはゼニスを出しておくことでケアできます。
ゼニスに対してドルファ→ターン終了時ゼニスでドルファ破壊→エクストライフとゼニスが墓地へ→自分のターンを迎えてそのままゼニス着地
これでドルファを解体できるので決してドルファ単体だと意味がありません。
また、ゼニス効果で好きなだけ引けるから引いてしまうと相手のロストソウルで痛い目を見ます。
ブラッドゥの残り枚数やボトム固定を駆使して程よい枚数を引きましょう。

vsアナ系
アプルとガイアッシュさえ気をつけてれば勝てます。キャディは美味しい7ブーストなので利用してください。

vsアポロ
カージグリ、エアヴォ、ボックドゥでバウンスしてガイアッシュやガルラガンで蓋をします。
アポロ側はオンソクからのレッドゾーン刻むのも強いですが、スーパー裏目にドゥポイズも存在するので色々ケアする必要があります。このパターンであれば一応ガイアッシュはケアできています。(バウンスされても進化元は残るため)

裁定について
テスタロッサ対面でゼニスを出すと先にテスタを破壊、灼熱連鎖テスタを相手が公開してその後ゼニスのハンデスになることが多いです。(会場によって違います)
なのでゼニスザークはある種、テスタガンメタのハンデスと言えます。

ゼニスvsゼニス
自分のターン終了時にゼニスを出してゼニスを破壊すると相手のゼニスがそのまま出てきてしまいます。困るので先にドゥポイズブラッドゥなどで対処しておく必要性があります。

最後に

今回初めてGPに出るみなさんも何度目かのGPもみなさんも自分のベストを尽くせるように頑張りましょう!!

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