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幸福度の高いオランダに来て変わったことって?🇳🇱

皆さん、こんにちは!
オランダにワーホリ&サッカー留学をしに来ているすみれです🌻

2023年8月16日に来蘭してから早いもので3ヶ月近くが経ちました。
生活に慣れるまではなかなか落ち着きませんでしたが、最近、自分の中で感情の変化があったので、そんな気づきについてお伝えできたらと思います☕️

何か上手くいかないことがあっても焦らなくなった🍁

サッカーの練習でチームメイトとうまくコミュニケーションが取れず、ミスが続いてしまった時。
朝、眠気が強くて予定していた時間よりも大幅に遅れて起きてしまった時。
自分の時間の使い方や効率の悪さに落胆してしまった時。

日本にいた時、このようなことがあると「わあああ〜本当にダメだな〜自分…!!!」と思い、一時的ではありますが、強く落ち込むタイプの人間でした。元々、性格は常によくしゃべる元気なタイプなのですが、自分の感情をうまく受け入れないまま次から次へと進む出来事に頭だけが走っていくような生活で、よく小さな後悔をしていたんです。
「あの時、こうやって言えたら良かったのにな〜」
「もっと違う伝え方をしたら、相手は受け取りやすかったかな〜」
など、感情に気付いてもそれを受け止める隙間なく毎日を過ごしていました。

オランダに来てから3ヶ月近くの圧倒的な変化として
・親元を離れた生活
・自分からアクションしなければ何も始まらない状況
・自分で毎食、買い出し→ご飯をつくる→片付けるまでするようになった
・日本にいた時のように友達とご飯に行ったり、カフェで作業をする時間が減った
・英語を使用しての生活のため、物事をストレートに表現するようになった

などが挙げたらキリがないですが、変化として大きいなと思っているのはこの辺りです。

総じて、「自分で考えて行動をとる時間」が急激に増えました。
家族や友達に何かを言われてアクションすることもなければ、毎回ご飯は自分の食べたいものをつくる、英語を使って話すため完全には自分の伝えたいことが伝えられないので「何をどう伝えるべきか」を考える。

「もっとこうしたら時間の使い方が上手くなるかも?」
「バランス良く食事を取りたいから栄養はここから摂ろう」
「留学帰った時のことを考えると、この月はこれを意識してみて〜」など常に自分の感情に振り返りの時間をつくることが出来ていることで、焦りもなくなり「体調が悪い時はゆっくりしよう」「何が辛いことがあったら友達に頼ろう」などがむしゃらだった自分にとってこの余白ができたことは大きな変化でした♨️

一緒に住んでいる日本人のおばあちゃんに「体調があまり良くない〜」と伝えたら「ここはオランダだよ!!ゆっくりしなさい!」って言われたのはなんだか、心が軽くなったお話🍵笑

私が考える人生の余白とは、自分の日々動く感情を受け入れ、振り返り、どうありたいのか、どう生きたいのかを考える時間のことだと思います。
夜、キャンドルを焚いて本を読むでもいいし、寝る前に好きなNetflixを1つ見るでもいいし、好きなご飯をつくるでもいいけれど人間関係や仕事のこと、そういったことを一度抜きにして自分に向き合う時間をつくれると、
人間関係の築き方や仕事への関わり方、生活の仕方にまで影響が出てくるのだと気づきました🌱(昔は、余白なんて作ってられないわ!なんて思ってたけど作った方が結果的に良いことに気づいた、やっと。昔、人生の先輩たちがこうしたアドバイスをくれた理由がわかりました、笑)

晴れるとみんなハッピー!🌞

オランダは10月ごろから半年ほど暗く、冷たい雨の降る時期が続くそうです。
私がこの国に来た夏は天気のいい日が多かったので「かわいい街並みに晴れた空、最高!」と思っていましたが、今は1週間の9割は曇り&雨。朝から濃い霧に囲まれ数十メートル先がよく見えないような日も。
なので週に1回、2回に晴れる(といいつつ、オランダの気候はその日のうちに晴れも曇も雨もある)のが嬉しくて嬉しくて涙

日本にいたときは、きれいな空が見える日々で天気のことなど気にしたことなかったですが、こちらに来てからは青い空が見れたらパーっと気持ちが明るくなります。よく日本人の人とも「オランダに住んでいると晴れた日への感謝がほんっとに増すよね〜✨」と話すくらい。

日本に帰ったらこの「天気」にどれほどの感情を抱くのかが楽しみです。
この数ヶ月間で、私は青い空と海がある場所が好きなんだ!!と気付かされました笑🐬

プライベートの時間を大切にするようになった☕️

オランダは土日はお店が開くの遅く、閉まるのが早いため分かりやすく土日の概念をみんなが共有している気がします。
平日も基本的に17時ごろにはカフェは閉まるし、ショッピングセンター等も終了するのでみんな夕方以降は家でのんびり。

日本にいるときはほとんどプライベートと活動との区別がなかった自分にとって、プライベートの時間を明確に持つようになったのは大きな変化でした🌿
土曜は試合→家に帰って自炊してゆっくり休む、日曜は本を読んだり掃除をしたり→友達と出かける。みたいな週末。

1つ目の「焦らなくなった」にも通づる部分がありますが、日本にいたとき、特に同世代の友達が起業をしたり、テレビに取り上げられていたりと活躍している姿を見ると自分の力不足を感じ「もっと努力しなきゃだ」と思い込んでいた自分がいました。(その気持ちももちろん大切だけど)

しかしここに来てからは、いかに自分が理想とする生き方ができているか。を意識するようになりました。
それから周りの人と比べる必要がなくなったし、自分が目標としていることに取り組めているかどうか、が尺度。
例えば、毎食栄養を考えて食事を作れているか、毎日ランニングできているか、体感として「心が疲れている」と感じる日なく過ごせているか、など。
定量的でも定性的でも、自分の掲げる目標をクリアしているという“小さな成功体験”を積み重ねていくことで自分の生き方について考え、アクションし、自分にフィードバックする日々が過ごせている気がします。

たまに日本の友達と話すと
「忙しすぎていかに合理的な時間の使い方をするかを考えているよ」
「周りと比較ばっかりして定期的に落ち込むことがある」
などの話を聞きます。
自分もまさにそのようなことに悩み、それが嫌になって(こんな生き方じゃ自分も周りもダメにしてしまう!と思い)環境を変えました。

だから、少しでもそういった日々を送っている過去の自分のような人に「こんなトライの仕方があるんだ!」と知ってもらえたら嬉しいなあ。

自分との約束を決めた🍵

自分自身も環境を変えるまでは頭では分かっていても行動に移せていなかったのでこの経験から得た考え方として、

日常で出会う人の数やそこでの人間関係が自分のメンタルと合っているかを見直す
→これは完全に日本での個人的な経験から、新規で会う人の多さ、そこで行われるコミュニケーションスタイルが自分的に少し疲れてしまっていたので人数、どんな人と過ごすか、はすごく大事なんだと気づきました。(誰といるかってほんっとに大事。環境そのものだと感じます。)

②やらないことを決める
→例えば土日はパソコンを開かない!とか、MTGは〇本以上入れない!とか。言葉だけの人を信じない!とか、一時的な感情で重要な決断をしないこと!とか。
これらを守れるように感情や時間の使い方を改めることからスタート。

③やりたいことリストをつくり、たまに見返してちょっとトライしてみる(それが出来る余裕を持って生きる)
→私はスマホのメモ機能を使ってどんなに小さなことでも書いてます。例えば、オランダで日本料理のパーティを開くとか、農業体験に行くとか、あなたの幸せは?についてストーリーで聞く!とか。(リアルに書いてるものをそのまま持ってきました笑)

④自分との約束をする
無理をして体を壊しちゃダメだよ!自分が傷ついたり、人を傷つけてはダメだよ!余裕がないと思ったらストップしてその日はゆっくりすること。
など。こっちに来てから意識していることです。

これからのオランダ生活への期待💡

この2ヶ月間、家が見つからず日本の友達に紹介してもらったシリア出身の家族の元で1ヶ月間生活させてもらったり、ビザの申請期日を間違えて強制帰国をしかけたりと、バタバタな日々でしたがそれでも多くの気づきと感情の変化を感じる毎日でした。

これから1年間、季節が変わるごとに自分にどんな変化が起きるのか、日本に帰るときの自分をどうなっているのか、想像するととても楽しみになります(笑)

最後まで読んでくださってありがとうございました!このnoteを読んでくださった方の人生が少しでも豊かになりますように!

Have a lovely day!!🍇


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