見出し画像

CGWORLD特集:アーティストのためのAI活用

朝日新聞でこんな記事を見つけた。

(宮田珠己の気になる雑誌を読んでみた)「CGWORLD」:朝日新聞デジタル

前からAI画像生成の特集かムックが出ないかと気になったので書店を2店まわってゲット!

CG・映像の専門情報サイト | CGWORLD.jp

48ページにわたる気合の特集。
「アーティストのために」と歌われているように、呪文の唱え方などのハウツーや作例中心ではなく、アーティスト、業界の受け止め方、活用の仕方、弁護士が解説する著作権Q&Aなどプロの視点が中心で読み応えがある。

特集目次
基礎知識から実践まで、気になるAI技術を解説
アーティストのためのAI活用術
INTORODUCTION: クリエイティブAIの過去、現在、そして未来
インタラクションデザイナー・深津孝之氏インタビュー
インタラクションデザイナー・深津孝之氏xCGWORLDアドバイザリーボード(リアルタイム3DCGディレクター田村耕一郎、エンジニア上津原一利、CGディレクター・アートディレクター横原大和、CGモデラー今泉隼介の4氏)座談会
AI関連著作権法Q&A
CASESTUDY:NukeX CopyCatを活用した明治北海道十勝カマンベールチーズ「いい朝カマン トースト編」TVCM
PRACTICE: Stable Diffusion x Substance 3D
生地サンプルの生成と活用
COVER STORY(表紙ですな~)
田島光二氏が考えるAIアートとの向き合い方

弁護士Q&Aはオンラインで公開されていた。

データ・AI法務の専門家・柿沼太一弁護士に聞く! AI関連著作権法Q&A

興味深かったのは深津貴之さんが、インタビューや対談で、

プロンプトを繰り返して画像を生成する時代は、あと3年あるかないかだと思います。というのも、AIが進化すれば単語レベルの命令ではなく、やがて対話型になっていくはずです。

と語っていたことだ。
実際、MidjourneyやNijijourneyはremixモードでプロンプトをいじりながらバリエーションを作れるようになっているし、両方ともremixはオンにしっぱなしだ。

同じ深津さんが

絵を描かない人が画像生成AIを使っても、自分の出力したものについて正当な評価ができない。そこから精度を積めることができないというのを周りでよく見ています。

という対談での発言にはぎくっ。

深津さんはnoteでも画像生成AIの記事たくさん書かれていて参考にしています。

深津 貴之 (fladdict)の記事一覧|note(ノート)

画像生成AIの歴史と現状、クリエーターの関わり方に興味がある人におすすめです。

CASESTUDY:NukeX CopyCatを活用した明治北海道十勝カマンベールチーズ「いい朝カマン トースト編」TVCMで作成されたCM

明治北海道十勝カマンベールチーズ「いい朝カマン トースト篇」 - YouTube




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?