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樋口 和桜 / kimagureベーグル

本日紹介するのは、三重県津市出身、葛巻高校1年生の樋口 和桜(ひぐち かずさ)さんです。彼女は葛巻高校の「山村留学生」として葛巻にやってきました。
彼女のマイプロジェクトは『kimagureベーグル』
2023年7月にプロジェクトを立ち上げ、学校の先生やクラスメイト、寮生に自作のパンやベーグルの試食会を重ねる。同年11月4、5日「もっとくずまき2023」が葛巻町の遠藤邸で開催。和桜さんは5日にベーグルパン40食分を製作、おふるまいしました。

ーきっかけは?
昔からお手伝いが好きだったけれど、材料をこぼしたりで絶えず怒られ、キッチンに立つことが怖くなりました。そんな中出会った友達が、自分一人でお弁当を作っていて、私も一人で作れるようになりたい!という気持ちが芽生えました。

ーマイプロジェクトとしての探究の問いは何だった?
一人で家を出てきて暮らしているこの高校生活の3年間で、自分にとって有意義だと思うことって何なのかを探していくことです。

ーこのプロジェクトを立ち上げる前の気持ち
とにかく自分で動いてみたくて、葛巻高校“ばず部”に入りたいと思っていました。入学後に伴走サポート大学生の説明を聞いて改めてわくわくしました。


ープロジェクトの準備中で印象に残ったエピソード
7月から活動を始め、11月の大きなイベント前にプロジェクトの方向性がやっと定まりました。まずは学校の先生など身近な人たちに自分の作ったパンの感想をもらうところから始めました。プロジェクト当日のベーグルはおふるまいになりましたが、お客さんが来るたびにお気持ちとして投げ銭を入れてくださいました。商品として見てくれているんだ。その衝撃が忘れられません。


ープロジェクトが終了したあとの気持ち
達成感はあったけど、私はここで終わらないぞという気持ちが強かったです。達成感と同じくらい反省もあり、次は別の形で、別の場所でブラッシュアップさせていきたいです。

ープロジェクトを通じて身についたこと
一つはキッチンに立つ勇気。もう一つは、自分で行動する力です。いつも誰かに頼って、誰かと同じことをして生きていました。でも誰かと一緒じゃない自分の力で何かする。今はそういう自分になれた気がします。

ー今後の展望
実は11月のプロジェクト終了後に葛巻町のcafeやどり木で数回出店したことがあります。包装紙を変えたり自作シールを作製してブラッシュアップをかけました。
来年のばず部では、誰でも気軽に買えて、気軽に使える葛巻にちなんだものを作りたい。また、こういう活動を続ける中で、地域の活性化に魅力を感じたので、将来は地元の総合政策を学べる大学で自分のやってきたことを伝えてみたいです。

和桜さんは”マイフェス!”17日にベーグルを約30食おふるまい予定。数に限りがありますが、ぜひ食べに、お話に来てください^^

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-my favorite story festival- マイフェス!
vol.1
2024.3.16(sat),17(sun) 10:00-17:00
@いわてユースセンターミライト
mail: iwate.miraito@gmail.com
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