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阿部妃奈乃 / 匠プロジェクト


本日紹介するのは、盛岡市出身、盛岡北高校3年生の阿部 妃奈乃(あべ ひなの)さんです。
彼女は2023年の夏『匠プロジェクト』(主催:いわてユースセンターミライト)に参加しました。岩手町を中心とした周辺自治体の中高生と地元の団子屋である西田商店店主の西田拓広さんと共に和菓子に関する商品を開発し、同年8月にいわてユースセンターミライトで「めっちゃ抹茶くずもちパフェ」を40食販売しました。

ーきっかけは?
ミライトのグランドオープンに参加した時にミニインターンで来ていた大学生のみなさんがみたらし団子パフェなどを販売していて私もやってみたいと思い、ミライトで行ったアンケートで和菓子を使った商品開発をしたいと記入したところ、匠プロジェクトでできると聞き、参加しようと決めました。

ーこのプロジェクトに参加する前の気持ち
元々、料理やお菓子作りが好きだったのでお団子を作れる!久しぶりに料理ができる!自分たちの力でどこまでできるのだろうかというワクワクがありました。

ープロジェクトの準備中で印象に残ったエピソード
プロジェクト当日は参加メンバーが来れなかったり、高校生は半額にするなどの対応の準備ができていなかったりと予想外のことが多かったですが結果は良かったと思います。対応の仕方はやってみないと分からないということを学ぶことができました。


ープロジェクトが終了したあとの気持ち
活動を続けていくことの難しさを感じました。販売前のミーティングで料金設定したとき、交通費援助の金額や売り上げの目標を決めました。これを達成できなければ次のプロジェクトを行うのが難しくなるため、とても気にしました。また、町おこしをスタートする人と活動を継続する人のバランスを考えていく必要があるのだと感じ、社会起業家などにも興味を持ち始めました。


ープロジェクトを通じて身についたこと
ユースセンターで大学生やスタッフの方と関わりをもち、多くの方のお話しを聞くことで自分の考えが言語化できるようになりました。また、人は同じものに参加していても全然違う観点をもっており、プロジェクトを行った上で、何を得てそれをどのように生かしていくのか考えて行く必要があるのだと学ぶことができました。

ー今後の展望
今後は地域経済について学んでいきたいと考えています。国からの援助ではなく、新たな商業施設を立て、生まれた利潤で新たな施設を開き地域でお金を回し発展させて行ける地域をつくれるように学びを深めて行きたいと思います。アプリを使用した宣伝やSNS運用の仕方などネット社会だからこそやるべきことを駆使し、長く息が続くような地域づくりの仕方を学んでいきたいと思います。

妃奈乃さんは”マイフェス!”17日の「出発式」でこれからの進路や将来に向けた発表を行う予定です。ぜひ妃奈乃さんの想いを聞きに来てください!

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my favorite story マイフェス!
vol.1
2024.3.16(sat),17(sun) 10:00-17:00
@いわてユースセンターミライト
mail: iwate.miraito@gmail.com
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