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子どもたちがつくる街1:自然素材で作る土地づくりから

1/7にベネッセコーポレーションのみらいキャンパスのイベント「建築士になって、【みんな大きな街をつくろう!】」を開催しました!

長くなったので、3部作!
第1部は、まずは土地づくりまでをレポート♪

土佐和紙や藍染めの布など、自然素材を使った土地作りにワクワクです♪


ドキドキの受付開始!


準備もほぼできたところで、子どもたちがひとり、またひとりとやってきました!
はじめましての子どもたちとも、にこにこと挨拶しながら、元気よく入ってきてくれるので、私もどんどん楽しくなってきた♪それに、オンラインで会った子どもたちと会えた!

手を降って、元気だった?と

これがしたくて、子どもたちに会いたくて。
全国へ行きたい、そう思ったことが叶った瞬間。
子どもたち、抱きしめてた。

とてもとても嬉しかったよ。

受付では、呼んでほしい名前は何がいいか、たずねていって。
名字の子、名前の子、ニックネームの子。
「私は、こうやっては呼ばれたくないの!」
と伝えてくれるお子さんもいて、子どもたちのこだわりが見えますよね。

そうやって、自分を出してくれる子どもを見てると嬉しくなります♪

ブロックを早速見つけたから、触ってていいよと。その時からいろんな形をつくり始めてて、これからどんな街ができるのか、私もワクワクしました♪

自己紹介:みんなの好きを知る時間

最初は、アイスブレイクからスタート!
自己紹介をグループで行いました♪

自己紹介の順番ゲームはじゃんけんゲーム。それで順番を決めようと思ったけど、一番がいい!!っていう子もいれば、もちろんやりたくない子もいるし、最後がいい子。

どうやったらいいか、ちょっと子どもたちに相談してみたよ。

そしたら子どもたちからいろいろ出てくるわけです。こうしたら?あーしたら?といろんな意見を言ってくれるんです。そうして、あの子が折れたり、この子が折れたり、妥協点を見つけながら、子どもたちも考えてくれます。

自己紹介では、子どもたちの提案で、自分の名前と好きな趣味を言うことにしました!

趣味かーとなって、私はカラオケが好きだと(笑)。なりたかったのはアイドル歌手だよってことで、自己紹介しました。

みんなの好きなことがいっぱい聞けて、とても楽しかったな。

なんだか、初めましての子どもたちばかりのはずなのに、その好きな趣味で、ぐっと距離が縮まった気がしました!

さぁ、土地から作ろう!

土地を作るところから、みんなで一緒に協力して、紙を貼っていきます。紙を並べて、テープで貼り付けていきました!

その後で山、川、海チームに分かれて、それぞれを自由に作っていきます♪

川チームには、藍染めの布を川にしていきます。ちょっとヒントで、川は高いところから海に流れていくんだよって伝えてみたら、みんなで考えながら、山から流れる川と、真ん中に蛇行する立派な川を作りました!


海チームは、海岸線をまずは描いてもらってからハサミで切りました!
「ハサミはちょっとトラウマ」といっていたお子さんも。
どうする?できそう?と聞くと
「うん大丈夫、トラウマなだけだから」とそういって、切ることにチャレンジ♪

不安なことも口に出して伝えてくれて、それでも、やってみたいができて、良かった!

ちょっとリアス式海岸で切るのが難しかったみたいで、「大丈夫だよ!もうあと少し。むっちゃんも、あんまり上手に切れてないから、気にしないで!」って声をかけつつ、きれいな海ができました。

海で余った紙で、島を作ってもいいよーってことで。みんなで、ワイワイと小さーい!といいながらちゃちゃな島から大きな島までそれぞれの島を楽しそうに作りました。

山チームには、土佐和紙を山にかぶせてもらいました。ちょっとぼこっと地盤が飛び出ているところがあって(はずせない床コンセント)ので、そこに山を作ることにしました!

土佐和紙の肌触りを感じるために、みんな集合して触ってもらったのね、そしたら、においをかいだ子どもたちがいて。「あっいい匂い!!」と子どもたちが自ら自主的に体験しにいける。

こんな小さなことでも、かいでみようと思う好奇心がなかったら実現しないもんね。1人の男の子が、かいでみたから、他の子どもたちもどんどんかいでみたり、触ってみたり。

手で触ること、匂いをかぐことかできて良かった!

今回、鹿敷製紙さんか壁紙用の土佐和紙を用意してくれました。

自然の素材で五感を刺激する

土地ができる前に、選びたい!もあって。
「いつ土地選びするの?」って聞いてくる子。
ワクワク勝っちゃってしょうがないみたい(笑)

何回もちょっと待ってねって伝えながら、土地選びの前に、みんなに知ってもらいたことがあってね。今日、ここに持ってきた素材の原料があったんです。

今回持ってこれたのは、土佐和紙と藍染めの布。その原料の楮の木、藍の葉と、特別にいただいた高知県産のイ草を用意しました。

「いい匂い」「くさい」「苦手な匂い」
「軽いね、食べてもいい?」いや、それは無理だよ(笑)

でも、食べたいくらい、五感を使って感じようとする子どもたちになんか、なるほどねともなったかな。
ちょっと興味がなかった子も、みんなの声にこっちに向いてくる。
「これを持って帰ってもいい?」ごめんねそれもできなくて。だから、触った感じ、におい、重さ、感じたことを持って帰ってね。って伝えました。

藍染めの布や藍の葉は、本藍染矢野工場さんにご協力していただきました。

みんなで、自然な山、川を自然な素材で作る。その素材を知る時間があったこと。

とても興味深く子どもたちが、素材を手にとってくれたことは、よい時間になったと感じました♪

現場監督出現

ここまでは、みんなと協力して一緒にやること多かったけど、ちょっとだけ、この日は、ひとり腕を組んでてやっている子どもがいて、「おっ、現場監督みたいじゃん!!」って言ったら、大人のスタッフさんも素敵にかかわってくれて、「現場監督ってどんなことしたらいいの?」って聞いてくれたようで、みんなの指示役に!

はじめましてのグループだと、なかなか自分が出せずにいる子どももいますが、ちょっとずつ、自分の立ち位置とか楽しさとか見つけてもらえたらいいな思って関わっています♪

さぁ、次は土地を選んで街を作ります✨
子どもたちがつくる街2:コミュニケーションあふれる大きなまちづくり!



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