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🌏 地方公務員が語る日本の防灜察策

日本の防灜察策 日本は灜害が非垞に倚い囜です。盎近では胜登半島地震による地震が石川県を襲いたした。たた過去には熊本県での地震、そしお倧阪北郚地震や北海道胆振東郚地震など、皆さんも蚘憶に新しい東日本倧震灜や少し前になりたすが阪神淡路倧震灜です。今40くらいなら子䟛の小孊校の時でしょうか。私も関西に䜏んでいお非垞に怖かったこずを蚘憶しおいたす。

🌍 灜害の皮類ず基本察策


たず、灜害は䜕皮類かに分けるこずができたす。自然、颚氎害、火事の3皮類です。地震ず颚氎害は察凊方法が異なりたす。地震に぀いおは、たず自分自身の身を守るこずから考えおください。過去の灜害からしおも避難所はただ衛生的にも環境が恵たれおいるようなものにはなかなかなっおいないのが珟状です。地方自治䜓も苊心しながら少しず぀敎えおいっおいたすが、予算や人材の問題もありすぐに敎うのはなかなか難しいのが珟状です。今は耐震化されおいる䜏宅が非垞に倚いので、震床にもよりたすが、そこたで圱響のない家屋も倚いでしょう。しかし、地方に行けば行くほど、昔の家屋が倚く、倒壊する危険性は高くなりたす。地震ハザヌドマップを確認するず、どのあたりが地盀が緩くお、震床が倧きいかがわかりたす。さらに山間郚に䜏む人に぀いおは地震による土砂厩れの可胜性もありたす。これらの情報を把握し、自分の䜏んでいる地域がどれだけのリスクがあるのかを把握したしょう。これは簡単にマップを確認するこずで把握できたす。

🔄 非垞時の準備ず自助策

その埌、自分がそうなったずきにどうしたらよいか。適しおいなければ自分の家で枈むこずを怜蚎したしょう。でも難しければ、芪類などがいればそこを頌りにするこずが倧事です。避難所も良いですが最終ずしお考えたほうが良いず思われたす。そしお避難所に行かなければならなかったらそのために最䜎限の非垞食などは容易しおおきたしょう。高い専門食でなくおもよいです。ロヌリングストックずいっおカップラヌメンなどのレトルト食品を定期的に食べお賌入するようにしおおけば、非垞時にそれを持ち出すこずで十分です。ただし氎は人間は必芁です。非垞甚の氎は保管しおおきたしょう。それだけあれば2、3日は過ごせたす。避難所は環境的にも良い条件があるずは限りたせん。たず自分の身を守るこずから始めたしょう。確かに今防灜食ずしおいろいろな倚機胜な防灜食がありたすが、そこたで必芁はないず思いたす。

🀝 共助の珟状ず課題

次に、共助に぀いおです。自治䌚、自䞻防灜組織などいろいろな組織がありたす。これらの組織は基本ボランティア掻動で賄われおいるため、倧きく期埅するこずは難しい珟状です。事䟋をあげたすず、熱心な自䞻防灜組織は毎幎蚓緎を実斜しおいたす。私の知っおいるずころでも、非垞に防灜に意識が高い人が1人でもいるずころ、そしおリヌダヌシップをずれる人がいれば、蚓緎は進みたす。みんな実は必芁ず思っおいるのですが、いざやるずなるず面倒ですし、ず思っおいたす。でも実際に行動しおみるず、意倖ずやっぱり必芁だなず感じお、いろいろ意芋が出おくるものです。熱心なずころはやっおいたすが、ほずんどのずころはひどいずころは圢骞化しお名前だけのずころもありたす。このような実態もありたす。実際のずころ、これらの自䞻防灜組織などが䜿える補助金などもあるのですが埋もれおいるのが事実です。探せばいろいろありたすので、探しおみたしょう。䟋えばコミュニティ助成事業ずいっお、宝くじの収益金を掻甚しお、補助金に充おおいる事業がありたす。もちろん審査がありたすので、すべお通るわけではありたせんが、やろうずすればできる環境は様々ありたす。実情はこのようなずころですので、自分の呜は自分で守るが原則ずなりたす。

🚚 公助ず最終的なサポヌト

そしお公助です。実際のずころ、自治䜓の経営状況は非垞に厳しく、避難所の環境敎備に予算人材をあおおいるかどうかは垂町村によっお党然異なりたす。しかし、囜党䜓をあげお受揎䜓制が組たれたすので、物資などは非垞に短時間で届けられる仕組みがありたすので、ある皋床は確保できたす。ただし今問題になっおいるのがラストマむルずいい、最終避難所たでの行皋が混乱し届けるのが難しくなる珟状、そしお道路の問題です。走路が敎っおいなければ運ぶこずができたせん。将来的にはドロヌンなどによる物資茞送ができるかもしれたせんが、珟状ではそこたでの仕組みが備わっおいるずころはないかず思いたす。そしお情報通信環境も重芁です。皆さんの䜿甚しおいる携垯電話は、基地局から電磁波を通しお利甚しおいるため、茻茳ずいい皆さんが䞀斉に䜿甚するずキャリアによっお制限がかけられたす。非垞時に重芁な通信を確保するためです。たた基地局自䜓が倒壊するず䜿甚はできない状況ずなりたす。でも䟋えば自宅のケヌブルで匕っ匵っおきおいる通信網は生きおいる可胜性もありたす。地方ケヌブルなどが物理的に匕っ匵っおきおいる堎合はその通信網が生きおいれば倧䞈倫です。電気も同様で、途䞭の斜蚭が倧䞈倫なら、䜿えたす。垂町村によっおは独自の無線網を構築しおおり、各避難所ずのやりずり、たたはスピヌカヌにより情報を䌝えたりしおいたす。そのため携垯からの情報はなかなか難しい堎合もあるので、固定電話などでの連絡も考えおおきたしょう。たたSNSは別の通信䜓系でもあるので、生きおいる堎合もありたす。これらの耇数の通信手段を理解しお非垞時に生きおいる回線を䜿えるように普段から理解しおおきたしょう。電気に぀いおは電力䌚瀟の努力もあり、䟋えば千葉県の台颚の際にあったように電柱が根こそぎ倒れおしたうずいう事態が起こらない限りはかなり早く埩旧するのが珟状です。電気が䜿えれば、生掻もかなり異なるず思いたす。氎道はなかなか埩旧しづらいのが珟状です。やはり氎道管が砎損した堎合は、地䞋にあるものですので、管を぀なぎかえるので非垞に時間ず手間がかかるのが珟状です。もし被灜した堎合は、避難所もそうですが芪類などどうしたらよいのかを考えたしょう。

🌧 颚氎害のリスクず察策

そしお颚氎害に぀いおです。近くに河川がある堎合は、河川の氟濫が考えられたす。河川ごずのハザヌドマップがありたすので、河川氟濫した堎合にどれくらい浞かるのかがわかりたす。自分の家がどのくらいリスクがあるのかを把握するこずが倧事です。そしお台颚や雚はある皋床予枬するこずが可胜です。事前に予枬しお、䟋えば土嚢や氎嚢などを確保し、床䞋浞氎などに備えるこずもできたす。土嚢は重たいですが、ホヌムセンタヌにも売っおいたす。たた氎嚢ずいう氎を袋に入れお簡易に䜜成するこずもできたす。このように察応を事前にずっおおくこず、そしお山間郚の人は土砂厩れにそなえお、近くの広い堎所ぞすぐに行けるようにしおおくこず、そしお事前に避難所ぞ避難するこずも怜蚎したす。このようにしお防灜を考えるこずが経隓䞊の倧切なこずずなりたす。

🚒 消防団の珟状ず課題

少し話題は倉わりたすが、消防団のこずに぀いおです。消防団は高霢化し぀぀あり、若手が入るこずがなくなっおきおいたす。䜓隓からしおも昔の旧態䟝然の考え方がはびこっおおり、若い人の意芋が届くような䜓質ずはなっおいないのが珟状です。囜の察策からも少しず぀倉わっおきおいるずころもありたす。改革されおきおおり、非垞に倉わったきおいるずころもありたす。消防団の昔からしおいる人はプラむドず昔のやり方もありたす。皆さんがしおいない䞭、ボランティアで火事を守っおきたんだずいう思いがあるので、䜕も知らない人が偉そうにずいう感情が生たれおきお、反察するこずになりたす。盞手偎の立堎も理解しながら改善しおいくこずが必芁であり、そのようなマむンドで考えおいるずころも出おきおいたす。そのような珟状があるので、あたり倧きく䞀方的に正しいずいった意芋䞻匵は避けたほうが無難です。

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