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海とメジロ、海

梅園の梅が咲きはじめてまだ日が経っていませんが、河津桜も咲きはじめたと聞きつけました。雨が続き、菜種梅雨になるという予報もあったので生長速度は予測しづらいです。満開を待つよりも、先に行っておいてもよいのでは?ちょっと気合を入れて、手持ちのレンズをいろいろ鞄に詰め込んで出撃。

ほぼ雲のない快晴。淡めの撮影設定のはずですが、けっこう色濃く出てますね。これベルビアとかにしてしまったらどうなるんだ…?

いつもは通り過ぎてしまう採石場。採石場ってなんだかかっこいいです。

いつもは橋で連なった島々を最後まで渡ってから戻りますが、今回の目的は河津桜、そして大量にあらわれるメジロです。奥の島はまた別の機会に。

いるいる。メジロは警戒心も比較的低く、その中でもここの河津桜は毎年カメラマンだらけになるので特に気にされることがありません。まだ五分咲きだからかメジロの数は少なめですが、群れでまとまって移動するので見失うことはありません。

レフレックスレンズでの撮影なので、ボケ味はかなり特徴的です。背景によっては非常にうるさくなるため万能ではありませんが、得られる画角に対して小型軽量なので重宝しています。
ただ35mm判換算750mm相当の超望遠かつ被写界深度が浅く、またリングボケにより被写体を見つけることは困難。激しく動く鳥を狙うのは厳しいと思います…

これはCanon 100/3.5 Ⅱで。古く暗いですがしっかり写り、ボケ味も悪くありません。35mm判換算150mm相当のやや望遠になってしまうので取り回しがやや悪いですが、これ1本でスナップしてみたくなる筐体の小ささです。

超望遠域じゃないとつくれない構図。前ボケも当然リング状になるため、硬調です。まあ人それぞれの好みかな。ピント面はコントラストは低めなもののクッキリ写し取れます。

この2枚はNikkor-H Auto 50/2で。中望遠はスナップ的写真によく馴染みます。
累計2本目の所有なのですが、どちらの個体も開放でハイライトがかなり滲みます。ダブルガウス型のためか、絞ってよし、接写リングで繰り出してマイクロレンズ的に使ってもよしの万能選手です。明るいほうはやや重く、マウントアダプターでの使用だとかなり前重心になってしまうのでこちらを気に入っています。フワフワで素敵。

ここから先は移動続きなので交換レンズたちは仕舞い、24mmの豆レンズでフラフラ。

順光と逆光、近接と遠景でまったく異なる描写をしてくれます。

たまにはバイクも撮ってみたり。空のグラデーションがとてつもないことに。

いつもは全く通らない島の裏側をなぞるように走ってみたり。海沿いから1本内側の旧道を走ろうとしたら廃道だったり。

よく知っているつもりの場所でも、裏側は意外と知らないものですね。
河津桜は五分咲きでしたが、好天に恵まれメジロにも出会えました。


Fujifilm X-T1
PENTAX-110 24/2.8
Reflex-Nikkor.C 500/8
Canon 100/3.5 Ⅱ
Nikkor-H Auto 50/2
PRO Neg. Std

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