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久しぶりに本を読んでみた話。

大人になってから、読書をするという習慣が無くなった。
以前ノートにも書いた彼氏に「本読んだりする?」と言われたことがきっかけで、高校生以降全く小説を読む機会がなかった私が、最近活字を読み始めた。

元々彼が読書をする人で、彼がオススメしていた長松茂久さんの「人は話し方が9割」を読んだ。

久しぶりに活字を読むと集中力が散漫して、読んでる間に上の空になってしまったり、全く別の事を考えてしまったりして、同じ行を何度も読み返したりした。
一気に読むのが苦手な為、数日かけ自分の心に余裕がある合間合間に読み、漸く昨夜読み終えた。

家にいるとずっと彼の事を考えてしまうので、気分転換に友人を連れて近くのカフェで読書をしてみたり、電車の中で読んでみたり、電車の待ち時間に読んだりした。

結果、意外と外で読むと集中できたなと思う。
家にいるとどうしてもテレビや携帯等に意識を取られたりして集中力が切れる反面、カフェや電車の待ち時間などの合間時間の方が集中力が続き、私には合っていた。

私は飽き性で、尚且つ忘れっぽいこともあり、これ自分に刺さるな~と思った言葉や、大事にしたいなと思う箇所があってもすぐに忘れてしまうので、どうにかしたいな~と思って調べていたら、付箋を貼ると良いと知り100均で小さくて細い付箋を購入した。

付箋を貼っておくと、後で1から読み直す時間が無い時など、大事だと思う部分を咄嗟に開けるから便利で良いらしい。

話が脱線してしまった。
人は話し方が9割を読んで、今までの自分の言動を考えてみた。
私は今まで友人たちに自分本位でよく話していた事が多かったなと思った。
友人らとは幼少期からの付き合いで、いつも私の話をよく話を聞いてくれて助言をしてくれる立ち位置に居てくれるありがたい友人だ。

友人らはよく周りの人に好かれるタイプだなと常に思っていたのだが、この本を読んでふと思ったことがある。
友人らは、人の話をよく聞く立場側だなと思った。
この本は、人は話し方が9割と記載されているが、人の話を聞くことの重要さも綴ってある。
読んでみて、友人らが私にしてくれている事が多い気がした。
話すのが旨い人は、聞くのも上手なのだなと改めて思った。

本の中には落ち込んでる人への配慮しながらの言葉選びや、その場の空気を読みながらの発言など、人と関わっていくなかで最も重要な事がポイントごとに記載されていて、正直もっと早くこの本と出合って読んでおけばよかったなと思った。

以前、正論だと思った事を相手に伝えた際にトラブルになった事がある。
その時は、そんなつもりはなかったのになぜトラブルに発展してしまったのかがわからず疑問だった。
しかし、この本を読んで理解できた。
正論をいう事は間違いではないのかもしれないが、如何に相手に寄り添って傷つけることなく伝えるかが重要ポイントだったのかもしれない。
まだまだ勉強することが沢山あるなと思う。
今後先、この本を読んで学んだことを活かせればいいなと、そう思った。


もし今、少しでもこの本が気になっている方がいるならば、読んでみて欲しいと思います。
私は彼から教えてもらって読んでみましたが、とても勉強になりタメになりました。
私と同じで忘れっぽい人は、大事だな、勉強になるなと思う箇所には付箋を付けて後から見返したりすると良いかもしれません。

それでは。


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