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「超逆歳の差カップルのリセットライフ」リアルストーリー~回想7~💙分岐点・複雑な心境


人生の数々ある分岐点の中で
何かを選択した後に

やはり…
これでいいのかな?と
私は多々、迷うことはあります。

でも、直感を信じるタイプ?(暴走?)のようで
ほどんど、悩んで決めた事は
リスクテイクだと分かっていても
アクションに起こし、
失敗しても
遠回りしても
結果的には行動して良かったと感じてます。

ただ・・・
今回の引っ越しの決断は
未来に旅立つ
晴れ晴れしい日のはずなのに・・・

皮肉にも・・・
想像以上に
ケンのとのさよならは
本当に寂しかったです。

皆さんの人生のターニングポイントでの
決断するきっかけは何でしょうか?
是非!教えていただきたいです😊


~2021年10月~

沖縄行きを決めた後

ケンが好きなジェームスボンドの最終作の映画を見に行った

私の心の中で
今日はケンに引っ越しの決意を話そうと思ってはいたが
なかなかタイミングが見つからず

そのまま、二人で食事に行き
映画の話で盛り上がっていた

「映画、良かったけれど
まさか・・・ジェームスボンドが死ぬなんて~」

「いやー 俺もビックリしたよ」

いつもと変わらず、楽しい会話で時が過ぎて行った

私は一瞬

何で?ためらっている自分がいるのだろうか?と
思ってしまった

とりあえず
トイレに行って落ち着きなおし思い切って話をした


「ケンくん、私、沖縄に引っ越しすることに決めたの!」

「えっ?なんで沖縄?」
想像以上に、ケンの声は驚いていた

「友人が地元の沖縄に戻ってきて
サポートしてくれるって言ってくれたの
それに定住地を見つけて
就職しないとだよ」

「そうだよな〜 ミライさんには沖縄があってそうだ(笑)」

ケンも納得している様子だった


その後、
ケンは快く引っ越しの荷物の
配送を手伝ってくれた

そして家族のような
暖かい言葉をかけてくれ
心配までしてくれた

彼がここまで
私に心を許してくれたことに
気づき始めたころから・・・

私の心は徐々に彼に引かれていくのを感じた


この気持ちは?
ケンくんへの情?
それとも寂しさから?


だが ”29歳年下の男性に
私が求められるものは何もない”

そう、自分に言い聞かせたが・・

時折…
ケンも寂しそうな表情を浮かべるようになっていた

これって私の勘違い?

そう思えば思うほど
私はカラ元気にふるまった

そんな私を見ながら大笑いしている
ケンの笑顔が愛おしいかった

待って?
引っ越しを決めたのは
自分なのに…

複雑な心境においやられた

私は心の中でつぶやいた

”ケンくんの事、ずっと忘れないよ”

”だってセカンドライフをスタートして初めて・・

同じ気持ちを純粋に共感できた人だから”

”楽しい6ヶ月をありがとう” ってね


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