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「超逆歳の差カップルのリセットライフ」リアルストーリー~回想14~💝ケンとのセカンドライフスタート

~回想14 ケンとのセカンドライフのスタート~

2022年4月に
ケンと2度目の再会後

将来について何度も話し合った結果
6月末でケンは仕事の契約更新をせず退職し
7月に沖縄へ引っ越しすることに決まりました。

今思うと・・・
すごい無鉄砲なことを決めた?と驚いてますが
最後はお互いを必要としているというい
気持ちを信じました。

昨晩、この記事を書いている時にふと、ケンに尋ねました。

「本当に別れを覚悟した時もあったけれど
沖縄に引っ越してきたことは後悔していない?」

「なに?今更?
俺は後悔してないから戻ってきたんだよ」
穏やかな表情で答えてくれました。

大嵐の後には
時間がかかろうとも
静けさが戻り
必ず青空が広がる・・・

そう実感させてくれました😊


~2022年7月~

今年になってから何回、那覇空港にきているのだろう?
私はそう考えながら、ケンの到着を待った。

数分後
ケンが大きなトランクケースと一緒に表れた
「今日は迷わなかったぞ」
「早かったね!」
2人とも照れ笑いをしながら
約3カ月ぶりの再会を喜んだ。

なにか・・
旅行の延長のように感じ
これから同棲するとう実感はなかった。


そして1週間後 ー那覇港ー
沖縄は梅雨も明け、すでに猛暑になっていた

ジリジリと日差しが刺さる炎天下
私達は北海道からカーフェリーで運ばれてくる
ケンの車と荷物の引き取りを待っていた。

ケンは待ちどうしいようで
フェリーが入港すると慢心の笑みを浮かべていた。

「フェリーがきた!やっと届いたぞー」
子供が自分の大切な物を
取り戻したかのようにはしゃいでいた。

懐かしい車を見た時から
いよいよケンとセカンドライフスタートするという
気持ちが高鳴ってきた。

これからは、遠距離をしていた頃のような
寂しい思いもしない・・・

沢山のことを一緒に共有し
幸せな想い出のアルバムページを増やしていきたいと
心からお互いが願っていた。

それから2ヶ月間は
私の引っ越し後に、まだ揃えていなかった
重たい家具や家財品をそろえたり

この小さい島の色々な場所をドライブがてら
探索したりと楽しい時間を過ごしていた。


そして9月に入り
ケンは本腰を入れて就職活動をスタートしたが

今回はとても慎重に会社選びをしていた。

なぜなら5年前に
最初に就職した大手会社で配属地の当たりが悪く12年以上も新入社員がこなかったようで

上司たちのストレス発散のターゲットになり、そうとうに過酷な仕打ちを受けていた。

そのイジメやパワハラの内容を聞いて、私なら3年も続かなかったと感じた。

ケンとしては次のステップの国家試験を受けるには
最低でも3年の実務経験が必要だったのでなんとか頑張ったが

退職直前には相当、精神的にまいってしまい
すぐに自分のキャリアの仕事に戻る自信を失ってしまった。

「俺さ、この2年間、違う職種で働いたけれども
いったい何をしているんだろう?と自問自答していたんだ」

「大変だったね・・・でもケンが勇気をもって
その劣悪環境を断ち切ったのが良かったし

違う職業についてみて、やはり自分の仕事に戻りたいと
再確認できたのかもよ?」

「そうだよな、あのまま環境を変えなかったら

おれ、自分の好きな仕事でさえ嫌いになっていたよな」

「家族と離れて寂しくなるリスクもあったけれども・・・

一人になり自分に向き合う時間を作ったことで
親の有難さも悟れたかな?!(笑)」

「いままでは当たり前にしてもらっていた事を
自分でしなければいけなくなり親に感謝したな(笑)」

ケンは沖縄での新しい人生に
希望をいだいていた。

そして私はケンに焦って就職するのではなく

次は好きな仕事に集中できて
穏やかな職場で働いてほしいと願った。






誰もが学校や職場の人間関係で、悩むこともありますね。

自分なりに頑張ってみても、
時にはどうしても対処しきれないこともあると思います😅

そういった場合、
思い切って一度その環境(友人関係や会社)から
離れてみることも、ひとつの良い対処法ではないでしょうか?

なぜなら・・

人生の中で繰り返しくる
困難や逆境の大嵐
それには必ず終わりがあり

その後には時間はかかろうとも静けさが訪れ
人生の好転期が訪れるからです😊

今日も1日、
皆さんの大切な時を笑顔で過ごせますように
💕


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