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崩壊する中国

中国ではコロナ禍以降、初めて移動制限がない春節を迎え、人々が帰省したり、外国旅行に行ったりする様子がテレビなどで報じられています。

ニュースの映像だけを見ると、いかにも裕福な中国人が爆買いなどを楽しんでいるように印象づけられてしまいますが、今年の春節はそうではないようです。

今年の春節は、若者を中心に、爆買いをせずに節約した旅を楽しむ「特殊兵式旅行」と呼ばれるスタイルが流行しているそうです。
また、日本に訪れる中国人の数もかなり減っています。
2023年の訪日外国人数は2500万人を超え、コロナ禍前の2019年に比べて21.4%減にまで回復したそうです。

2019年と2023年の訪日外国人数を、主な国・地域別に比較してみました。
以下、「国・地域名:2019年訪日者数→2023年訪日者数」の順に記載しています。

韓国:558万人→696万人
台湾:489万人→420万人
香港:229万人→211万人
米国:172万人→205万人

ここまで見ると、人数はほぼ横ばいか、逆に増えているようです。
では、21.4%減の原因は何なのでしょうか。

図1 国・地域別の訪日外国人数

そうです、中国からの訪日者数が激減しているのです。
中国:959万人→243万人
割合にして約74.7%減ですので、実に訪日者数が4分の1になったことになります。
もっとも、中国からの訪日者数が減少した理由としては、観光ビザの取得が困難だという実情もあるようです。

上記リンク先によると、中国が発行する訪日観光査証(ビザ)は、以下の5種類があるそうです。

1. 団体観光査証
2. 個人観光一次査証
3. 沖縄・東北六県訪問数次査証
4. 十分な経済力を有する者に対する個人観光数次査証(3年マルチ)
5. 相当な高所得者に対する数次査証(5年マルチ)


このうち、1.の団体観光査証は、コロナ以降解禁されていません。
また、2.4.についても、中国が指定する旅行会社を通してしか申請できないらしく、やはり解禁されていないそうです。
ということは、現在日本に訪れている中国人観光客は、5.のビザを取得している「相当な高所得者」ということになります。
日本円で、少なくとも年収1,000万円以上ある裕福な人たちということになりますが、そんな彼らですら爆買いをせず、費用を抑えた旅行をしているということは、中国の経済事情はかなり苦しいのではないでしょうか。

しかし、今年の春節は移動制限がないということで、海外に行かずに自分の故郷に帰省する人が多いというニュースもありました。中国政府は「今年の春節は、延べ90億人が移動する」という予測をしています。

しかし、この90億人という数字にはカラクリがありました。
例年、中国政府は鉄道や飛行機などで移動する人の数を発表していましたが、今年はそこにマイカーでの移動も上乗せしたそうです。
中国では、春節期間中は高速道路の料金がタダになるそうで、今年は特に、鉄道や飛行機の料金が払えない人がマイカーで移動するケースが多いということでした。

しかし、この春節の大移動にも、中国には大きな裁きが下されていました。

春節前の大移動がピークを迎えた中、暴風雨や冷たい雨のために車の立ち往生や列車の運行中止、空の便の欠航が相次ぎ、旅行客が大混乱に陥ったそうです。

中国と言えば、大きな問題となっている大気汚染を改善するため、近年は電気自動車(EV)が目覚ましく普及しています。
しかし、中国製EVは、寒冷地では航続距離がガクンと落ちたり、スマートキーが認証しないなどの電子機器のトラブルが起きたりすることが発覚したのです。

上記リンク先によると、昨年12月中旬に中国東北部から最西端のウイグル自治区までを尋常ではない寒波が襲い、気温は氷点下40℃以下になり、積雪は2mを超えました。
そんな中、車内暖房を節約してもEVの走行距離は通常の半分以下の200km〜250kmになり、指紋認証などの機能も働かなくなり、車の始動すらできないケースが多発したそうです。
ニュースには上がっていませんが、春節直前に到来した寒波により、動かなくなったEV車の中で凍える思いをしたり、命に危険があった人もいたのではないでしょうか。

以前の記事にも書きましたが、中国には今、大きな裁きが下されています。

上記記事を書いた後も、中国に対する裁きはどんどん加速しています。

中国政府は2014年に一人っ子政策を廃止しましたが、その後も出生者数は減少し続け、2022年には1,000万人を割り込みました。

2023年の出生数は902万人と、さらに減少していますので、今後、国力が弱まっていくことは確実です。

また、せっかく生まれてきた子どもたちも、マイコプラズマ肺炎などの呼吸器疾患に感染し、あまりの来院者の多さに小児科病院は崩壊寸前という状況です。

また、中国は諸外国から嫌われ、中国に留学を希望するアメリカ人は4年間で97%も減少しました。

学生だけでなく、観光客の数もコロナ前の18分の1と激減しています。

国民は経済的に困窮し、人口の70%にあたる10億人が月収4万円未満で生活しているそうです。

上記リンク先にも、借金返済のために、春節なのに故郷に帰らず、都市部に残って働く人がいることが報じられていました。

図2 衣料品店倒産のため、春節でも働く夫婦

中国の経済的な悪化は深刻度を増しており、日系企業の5割が投資を縮小する方針だそうです。

また、香港高裁は不動産大手の「中国恒大集団」に清算命令を出しました。

そして、上記リンク先に書かれた清算命令が出た翌日、中国株が大暴落を起こしました。

中国はこれまで「ナショナルチーム」と呼ばれる政府の管理下にある金融機関や大企業が、デフォルト寸前の企業に資金を注入して株式市場を下支えてきたそうですが、中国恒大集団に出された清算命令が下された翌日に中国株が大暴落したため、中国のSNS上では「中国はもう株式市場を立て直す手段をもっていない」「ナショナルチームではもう中国市場は救えない」という、悲観的な意見が溢れていたそうです。

そのような絶望的な国内状況の中、中国に見切りをつけ、海外への亡命を求める中国人が急増しています。


このように中国の崩壊は明らかですが、中国が崩壊すると、世界経済に及ぼす影響も想像を絶する大きなものになることが予想されます。これは、人間の力で解決できる問題ではありません。
では、どうすればよいのでしょうか。
人間の力で解決できない問題なら、神様に縋りつくしかないと、私は思っています。
神様は、私たちが祈り求めれば、必ず救いの手を差し伸べてくださいます。

上記リンク先にも書いてありますが、人間の人生は「神様に従って幸福になるか」「神様に従わずに不幸になるか」の二種類しかありません。
創造主である神様は、私が好きなものは何か、私が何に向いているのかなど、私よりも私のことをよくわかってくださっています。
当然、あなたのこともあなた自身よりもよくご存知です。
そんな神様にあなたの人生を任せておけば、あなたのことを大切に思い、あなたの個性や才能が一番輝く方法であなたを使ってくださるはずです。

下記リンク先には、そのように神様に従って幸福な人生を送っている方々の証が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

一人でも多くの方が、神様に従って幸福な人生を歩まれることをお祈りいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

画像引用元
見出し画像:https://twitter.com/AZETdrclzfunJJu/status/1753595399586398231?s=20

図1:https://honichi.com/news/2024/01/17/inbound202312/

図2:https://news.yahoo.co.jp/articles/6e2ad6920bf3a6a05a80d5fff82e39d46f467a86


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