天動説と地動説

前回の投稿で、地球が球体ではなく平面ではないかという説について書きました。
このことについてさらに調べてみたところ、地動説に辿りつきました。
そこで今回は、天動説と地動説について書きたいと思います。
内容は以下の2つです。
(1) コペルニクスによって提唱された地動説について
(2) 天球は存在するのか?

(1) コペルニクスによって提唱された地動説について

ニコラウス・コペルニクスは、1473年にポーランドで生まれました。
地動説は、コペルニクスによって完成されたとされています。

コペルニクスが天動説から地動説にシフトしたのは、惑星の運行に関する疑問でした。
当時は、地球は平らであり、空は透明な半球(以下、天球と呼ぶことにします)がいくつも重なるように覆っていて、それぞれの天球に星が張りつくようにして運行していると考えられていました。
さらに、金星や火星、土星などの惑星は太陽の周りを回っているとされていました。

しかし、コペルニクスが太陽および各惑星の軌道の半径を計算して求めたところ、不都合なことがわかったのだそうです。
コペルニクスによると、地球の周りを回る太陽の軌道の半径は25、太陽の周りを回る木星の軌道の半径は130だそうです。
前述の天球モデルで言えば、太陽が張りついている天球のはるか外側に、木星が張りついている天球が存在することになります。
図で表すと、以下の図1のようになります。

図1 太陽と木星の軌道

ここでコペルニクスの頭を悩ませたのは、火星の軌道の半径でした。
計算で求められた火星の軌道の半径は38でした。下の図2で分かる通り、太陽の軌道と火星の軌道が重なってしまうのです。

図2 太陽と火星の軌道

つまり、それぞれの星が張りついている天球が交錯することになります。
この不都合を解決するために、コペルニクスは地球が球形であり、木星や火星と同じように太陽の周りを回っているとしたのです。

(2) 天球は存在するのか?

コペルニクスは、天球を用いたモデルの不都合な点を、太陽などの星々が地球の周りを回っているのではなく、地球が太陽の周りを回っているとすることで解決を図りました。
しかし、ここに大きな認識の間違いがあったのではないかと、私は思っています。
当時は、平らな地面の上を天球が覆っているとされていましたが、聖書にはそのような天球の存在はどこにも書かれていないのです。

神は言われた。
「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。天の大空に光る物があって、地を照らせ。」
そのようになった。神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。神はこれを見て、良しとされた。
(創世記 第1章 14節〜18節)

また、前回の記事で紹介した「RAPT理論+α」には、平面で書かれた私たちの住む地球のさらに外側に、未知の海洋や大陸が存在することを窺わせる地図が掲載されていました。
下記リンク先によると、この地図はなんと国連本部事務所にあるそうです。国連本部は地球がフラットであることを認識しているのではないでしょうか。

私たちが暮らす地球のさらに外側に海洋や陸地が広がっているのなら、この地上は無限に広い可能性があります。
地上が無限に広いのなら、その上にある天も無限に広いことになります。
天が無限に広いのなら、天球は存在しないことになります。
天球が存在しないのなら、太陽の軌道半径と火星の軌道半径が重なっても、何の問題もありません。
こう考えると、地動説の根拠が怪しくなってきました。

この問題に関しては、今後も機会があれば考えていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

画像引用元:今回の図1・図2は自分で作成


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