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スタンダードでロクサーヌを使おう 猫装備編

ロクサーヌとは

前回はロクサーヌのetbが二段階の構成になっていることを利用して、パンハモニコンで隕石のダメージを4倍にするデッキを構築した。
今回はまた違ったアプローチとして、ロクサーヌが猫であることを活かしたデッキを構築したい。

今回注目したのは、ロクサーヌのクリーチャータイプである。

ロクサーヌのクリーチャータイプは猫だが、実はスタンダードに猫の同族サポートがあることをご存じだろうか。

それがこのケンバである。
場に猫が出た時、その猫に装備品を付けることができる。
この能力を使って、場に出たロクサーヌに速攻を与える装備品を付けることができれば、出てすぐ殴って4点ダメージを飛ばすことができるのではないだろうか。

最強の図

デッキリスト

完成したデッキリストがこちら。

速攻を与える装備品

ケンバに繋げると2ターン目から4点ダメージを叩き出すことができるため、1マナで速攻を与える装備品の存在は非常に重要である。
溶岩拍車のブーツは護法による除去耐性も付くため非常に噛み合っているが、重ね引きすると弱いため1枚の採用に教えている。
兎電池は単体でも1/1速攻として機能する点が嬉しい。猫電池なら完璧だったのだが文句は言えないだろう。
竜翼の滑空者は速攻を与える装備品ではあるが重たいため1枚のみの採用。
基本的には単体で5/4/4として運用し、全除去の返しにケンバ装備から5点パンチでトドメを刺せたらいいなあ(願望)


2マナの猫

言わずもがな、ケンバは本デッキのキーカードであるため4枚採用。速攻を与える装備品とケンバを揃えた状態でロクサーヌを出して速攻パンチするのが目標である。

闇市場の巨頭は、猫でありつつ宝物を出すためロクサーヌとのシナジーがあるという謎の噛み合いを見せるクリーチャーである。

獅子の飾緒はもっとすごくて、猫あり装備品でもあるため猫装備のオリカといった感じのサブタイプ行をしている。しかしながら本業は墓地対策であり、装備するにしても装備させるにしてもいささか戦闘能力に不安があったため1枚のみの採用としている。


3マナの猫

リミテ用のコモンじゃねーかと思われるかもしれないが宝石泥棒を侮ることなかれ。装備品やケンバの効果でサイズが上がるため警戒とトランプルはどちらも役に立つ。
また宝物を生み出すためロクサーヌとシナジーがあるだけでなく、ケンバがいない時でも着地から装備を行い速攻アタックが可能だ。
宝物は次ターンに繰り越してロクサーヌの召喚に使っても良い。

クチルも猫装備向けのオリカで、堂々たる撤廃者効果により装備品起動にスタック除去される事態を防ぐことができる。
能力の誘発には基本のパワーより大きいパワーを持つクリーチャーが必要となるが、これは装備品を用いることで達成できる。


4マナの猫

ゴツゴツしているが、猫である。
猫を指定することでロクサーヌの隕石が2個生成されたりクチルで2枚ドローできたりケンバで装備品を2個付けたり巨頭が宝物1つにつき4点ダメージを飛ばしてきたりする。


デッキを使った感想

装備品→ケンバ→宝石泥棒→ロクサーヌのぶん回り

猫で速攻アタックが思いの外楽しい。

1ターン目装備品、2ターン目ケンバと動くとテンポよく殴ることができるだけでなく、その後のクチルやロクサーヌにもどんどん装備品を渡していって速攻パンチができる。
反面、速攻持ちの装備品を置けなかった場合かなりゆったりとしたゲーム展開になってしまう。

地獄みたいな手札

また、ケンバの能力で装備コストを踏み倒してはいるが、採用している装備品のほとんどは装備コストが1のものだ。
踏み倒してもあまりありがたみを感じられない。どうせならもっと重たい装備品をガンガン付けて圧力をかけていきたいところだ。

つまりこういうこと……?
いや、これ以上はやめておこう。ワイルドカードも勿体無いし

ロクサーヌの猫というクリーチャータイプに着目し、装備品で速攻を与えるという点までは良かったのだが、デッキにフィットする装備品を見つけることができなかったのが残念である。
竜翼の滑空者は惜しかったのだが。
4マナくらいで速攻を与える装備品や、もっと強力な猫がでたら同じコンセプトでデッキを考え直してみたい。


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