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譜読みと表現のイメージ

はろーえぶりわん、譜読みできてない楽譜の音量はppppで演奏してしまう系打楽器奏者のMiqn@です。

皆さん、音楽していますか?
このnoteを見ているということは、きっとあなたも音楽をしている(していた)はず。
これはあくまでも個人の意見なので、違和感を感じたり、好きじゃない意見だったりはすると思いますが、
「へぇ、こんなこと思う人もいるのかー」
なんて思っていただけると嬉しいです。

さてさて、閑話休題。
まずは、私が譜読みの際に考えていることを言語化してみようと思います。
まず楽譜が配られますね。
打楽器奏者に配られる楽譜は、

「Percussion1」があなたの担当パートです

のようなものではなく、

Per1のココと、Per2のココと、⋯etc

というふうなものが多いため、まず移動と楽譜の反復横跳びについて考えます。
ちなみにこういう楽譜の反復横跳びは失敗したら落ちて救われなくなります。
一礼して退場しててもおかしくないレベルの失態です。
粗相なんて生易しい言葉で済ませることはできません。

それに加えて使う楽器の確認ですね(当然)。
たまにいきなり「え、あれあったっけ?」という事件は起こりますが(おい)。

ここまでは余談です。余談でしかありません。
問題はここからです。

私の場合、個人練の段階でやるべきだと思っていることは、(鍵盤未熟者が故にスネアの練習のイメージです)

①(とりあえず音量は置いておいて)
ざっくりと全体を叩けるようにする
(トム等使用楽器の配置含め)
②書いてある音量記号を意識して演奏してみる
③自分の意見(後述)を踏まえた表現をつけて演奏してみる


くらいでしょうか。
①に関しては言わずもがなですね。
ここで死ぬほど実力不足を実感します。
物理的に無理やろ!って楽譜をどうするか試行錯誤するのも、鍵盤難しいよーと泣きながら叩き続けるのも、こちらに含まれます。

②これもNeedless to sayでしょう。
なぜ最初からやらないかと言うと、最初は自分が余裕が無いからです。
①②を同時進行で出来るようになるのが当面の目標ですね。音量記号以外にも、見落としてた指示がないかの再確認も兼ねているような気はします。

③自分の意見ってなんでしょうね。自分がけっこう合奏、というか音楽作りは指揮者が絶対だと思っているので、基本的には指揮者さんとお話をして擦り合わせをしながら創っていきたいって思いがあります。合奏時間を使いたくないっていう思いが強めなので合奏終了時にフィードバック貰いに行きたいと思ってます。合奏時に指摘されたら土下座ですね。

主に共有しておきたいこと
・f、pの感覚
自分は基本的に音量が大きくなりやすい(と言われて育ってきた)ので、意識して少し小さめに演奏するようにしている気はします。(某クラフェスのジブリで全力でやって注意されました←)
そんなこともあって、イメージ的には音量記号と比べてやや大袈裟に表現してみて、バランスを取って(いるつもりになって)います。
そんな私ですがppが本当に苦手でして、、、細かくなるとどうしても、、、うーん、、頑張ります、、

・音の切り方
これは管楽器の皆さんもよく考えると思います。自分が(自分でも他人でも)よく気にするのは①ロールの処理②Let ringの処理③8分と4分の違いの表現、だったりします。

①ロールの処理
ロールというものは奥が深いもの(だと勝手に思っている)で、更に難しいのが楽器によってロールの仕方が違うんですね。ただどこどこしてるだけって訳では決してないです。
マレット系楽器のロールは、「響き」に重きを置く、と習った記憶があります。MariやTimpを例にするとわかりやすいですが、別に高速で連打するだけがロールじゃない訳です。
さて、本題に戻ります。ロールの「処理」です。
ロール、ただ単にだーって叩くのはナンセンス。
大体はcresc.またはdecresc.が書いてあるのですが、書いてなくても自分なりに解釈し、意識して表現したいとは思っています。できているかどうかは、貴方の耳が知っています。

②Let ringの処理

一応、まずはLet ringの説明を。簡単に言うと、「ここの音符は響きをそのまま残しててもいいよー」っていう記号ですね。金属系の響く楽器に多い印象です。
少し話は変わります。Let ringに限らずですが、C.Cymって、難しいんですよ。私はこの楽器のmp以下がすごく苦手です。音楽祭のプレリュードのCymbal?ご褒美です。大好きです。
この楽器、個人的には響きが残る楽器ランキング1位だと思います。ほぼ同率でGlock、Triなども高順位ですかね。
これらの楽器を演奏する際に、「どのタイミングで止めるのか」「どう止めるのか」も意識したいですね。

③8分と4分の違いの表現

これは主に(課題曲マーチの)B.D.ですかね。今まで、私は(特に課題曲マーチは)基本的にS.D.しかやってこなかったのであまり詳しく話せる自信が無いんですが、頑張ります。
「行進曲」。初見合奏で1度も迷子にならない人は少ないでしょう、ただひたすら表打ち(or裏打ち)をするお仕事が多いです。
一見単純に見えますが、大きな難しさがあります。
ここは誰と一緒に、ということが多いため、スコアは必須です。なぜここはこの楽器となのか、どういう音感が求められているのか、を考えて演奏したいですね。勿論ぶれてはいけません。「行進曲」ですから。

この「意識」。
自分の「こうしたい」が、果たして演奏全体としてはどうなのか?手元(or横)の感覚と、前で聞いている時の差異はどこなのか?個人的にはそういうことを降り番の人や指揮者さんには聞いて貰いたいな、等と思っています。



【追記】
何故か忘れてしまっていた、演奏時の目と身体全体の使い方の話。

ポップスでない真面目な曲に関してはS.D.が1番好きなのでS.D.メインで語ります、多分。
個人の意見ですが、S.D.の響線を入れる所から演奏は始まっていると思います。自分はそこから目付きも変えるように意識はしているつもりです。
足は肩幅、指揮者に正対するという立ち方が一般的なのでしょうが、私はやや前後に足を構え、肩は少しリラックスさせます。
pの時はやや前傾で上側を叩き、cresc.がかかるとだんだん身体を起こしていく、というのをよくしますね。
動物も、身体でかい方が強そうじゃないですか(脳筋)、
そんな感じです(どんな感じ)。

あとはなんでしょう、カッコつけたいんですよね。分かりますか?笑

打楽器って、かっこいい!!!!

これは私がずっと思ってることです。かっこいいからやりたかったし、やりたいです。実際やってます。
カッコつけたくなるのも当然ですね。できるだけ自然になるようには気をつけているはずなんですが、態とらしくなることもあります。
それもまた一興、ということで、お許しください。笑

自分の演奏する所の終わりは手を振りあげて終わってみたり、(戻すタイミング分からなくなる)、結構ノリノリで演奏していることが多い気がします。何故か片足立ちで演奏することもよくあります。演奏するのが好きなんでしょうね。

ポップスとかはもう自分が世界で1番楽しい!!なんて思うような演奏している自覚があります。某サクオケにご来場頂いた皆様なら分かることでしょう。Tamb,Bongo,Congaをする時間は幸せな時間ですね。
前述の通りこれらはほぼ片足立ちでやってます。できるだけ動きますし、大きく動きます。
手拍子も思いきりします。ワイパーなんて揶揄されたこともあります。泣

思ったよりその場のノリでやってる事が多いような気もします。指揮者の顔色伺いながら色々やってる事も多いです(?)

ちょっとでも気になった方、一緒に演奏しましょう!
色々な人と演奏していいとこを盗みます_( ˙꒳​˙_🥕)ニンペコ

【追記終わり】

伝えたいことが上手く伝わっているかは分からないですが、とりあえず一旦はここで終わりにしましょう。
ご意見、ご感想などもお待ちしております。
次に音楽の記事を書く時までにはもっと上手くなるぞ〜!!

それでは、また次の記事で。
Miqn@でした。

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