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日本百名山【日帰り甲斐駒ヶ岳・黒岩尾根】9座目

2022/10/14 
初めて、甲斐駒ヶ岳に登ってきました。
20km D +2399m 7時間34分

山梨県にある、日本百名山の一つ。これで9座目です!(特に百名山にこだわりはないけど数えてみるw)

去年行きたかったけどタイミングを逃し
夏にも行く予定だったけど悪天候予報で行けず
ようやく今月天気とタイミングが合い行くことができました。

<10月の甲斐駒の装備>

いつものウエアや持ち物にプラスで、ミドルレイヤー、ダウン、耳まで覆える裏起毛ヘッドバンド、冬用グローブ、首元を覆えるバフ。レインは真夏より厚手のもの。頂上は2900m超なので寒そうだったので、とりあえず基本の冬のトレラン装備で。

夏の装備にプラスα

それと、今回はストックポールも。週末にある志賀高原エクストリームでポールデビューする予定もあり、練習も兼ねて身長同じくらいの女性からお借りしました!

私には少し長かったかも?


<登山スタート・妙にきつい序盤>


朝6時半には登山開始
スタートの時点で標高は800mくらい。日本三大急登の黒岩尾根から登ります

初めての山はドキドキワクワク

序盤は樹木帯なので、試しにポールを使ってみる。
なんの予習もしてないので、何歩で1回つけばいいのかとか、持つ幅とか位置とか…全然わからない!ww
YouTubeとかちょっとはみておけばよかった〜

そして序盤がみんな結構なハイペース。涼しいはずなのに汗がダラダラ。

前日のワークアウトの撮影10本以上、その前日は軽めとはいえ飯能でトレイルを走っていたせいか足が重い…一人ゼーハーしながら一番後ろをついていく。

木々が色づいてて綺麗なのにそれを眺めて楽しむ余裕なしw

<三大急登の洗礼。。鎖場、梯子など盛りだくさん>


山頂までは、途中で一度少し下って登り返しがあるものの、基本ずーっと登り。
片道10kmで累積が2200mくらいな上に、標高自体が高いので数字以上にきついww

今回は1800mくらいから様子おかしくなり始め、頭がくらくら。
富士山の時は変な感じになってくるのは2000m超えてからくらいなのに、今回は酸素薄く感じるのが早くて焦る。

体調もあるのかな?
あとは、高い山に来るのが久しぶりだったのもあるかも。

鎖場や垂直の梯子など盛りだくさん!

垂直のところ登るのは初めて!
降りる時も慎重に。。


落ちたら即終了。みたいな箇所もたくさんあったので、無理せずペースを落としてもらって黙々と登る。

もう一つの三大急登、谷川岳の西黒尾根は経験あるけど、黒岩尾根の方が距離が長いので、私的にはだいぶキツく感じました汗

<山頂到着!ご褒美絶景>


甲斐駒ヶ岳は剣の山なのか??途中、岩に剣が刺さっているところを何度も見かけました

二本剣!ここを登るという無茶なことした人もいるとかいないとか。。


上りの終盤では、二本剣。ここまできたらあと少し。
あと少しになると元気が出てくる不思議!

山頂に到着したら、晴れ間が!富士山までは見えなかったものの、青い空に澄んだ空気…最高です〜〜〜

晴れの日のが少ないらしい!
日頃の行いがいいおかげ、てことにする

甲斐駒ヶ岳はガスってる率が高いらしい。晴れてるのはラッキーでした!


標高3000弱あるし、この時期めちゃくちゃ寒いよ!って事前にラン友に脅されていたけど、行ってみたらむしろ暑いくらい。笑
頂上で風が抜けてるところに止まってると肌寒い程度で、レインを一度羽織ったくらいで済みました。


<同じ黒岩尾根を下山>


登るのも大変だったけど、下るのも大変。笑
ここで怪我はしたくないので、岩場なところは無理せず慎重に下り、樹木帯に入ってテクニカルさがなくなったところは気持ちよく走れました(標高下がるにつれて元気になるww)

色づき始めてて、すごく綺麗でした〜

しかし下山中、まあまあ狭くて危ないところを、思いっきりゼーハー言いながら後ろからスピード落とさず走って抜かしていくトレイルランナーがいて、嫌だったなー。。挨拶とか声かけもなし。普通に危ないし、普通に登山しにきてる人とかからしたらもっと嫌だろうなぁと。。


気を取り直して下山!
川で膝をアイシングして登山口付近の売店で、ようやくビールで乾杯!

これがないと何も頑張れない


売店のおばちゃんがなかなかファンキーです。お店に置いてあった、手作り味噌を味見させてもらったり、手作りのお酒も飲ませてくれました!どえらい度数の高いお酒で、コップ三分の一飲んだだけで一気に酔いが回って焦りましたww

お味噌が美味しかったので、家へのお土産に。

初めての甲斐駒ヶ岳、なんだかんだできついけど楽しかった!また来年も行きたいな〜

次はもう少し高度慣れしていきたい。

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