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エミール・ライマン「オリジナル ドレスデン シュトレン」

シュトーレン(シュトレン)って何? という方はこちらの記事をどうぞ↓

今年のシュトーレン2本目はエミール・ライマンのオリジナル ドレスデン シュトレン。
750gで4,320円。
化粧缶と巾着入りのプレミアム シュトレンも出していて、そちらは750gで7,236円。

エミール・ライマンはドレスデンに店を構えるドイツ王室御用達の老舗。
そのシュトーレンはドレスデンのシュトレン保護組合(Schutzverband Dresdner Stollen)に認められたドレスナーシュトレンで、箱にも認証マークが輝いている。
すなわち細かく決められた規定に則った、伝統的な手法で作られたシュトーレンだということだ。

断面はこんな感じ。

焼き菓子よりもパンに近いふかふか系の食感。
バターたっぷりのはずなのに油っぽさはあまりなく、ぱくぱく食べてしまいそうになる。
横幅が広く、そのため1切れが大きくて満足感がある。

レーズンやオレンジピール、アーモンドがごろごろ入っていて一口ごとに味わいが違う。
スパイス感、アルコール感ともにあまり強くなくてバランスが良い。
具がたっぷりなのでレーズンやドライフルーツが苦手だと食べにくいかも知れない。
逆に言えばそれらが好きな人にはぴったりだろう。
私はレーズンが好きなので、このごろごろ感がたまらない。
アーモンドダイスのコリコリした食感も楽しい。


パッと見粉砂糖少なめなのかな?と思ったが…

箱を開けた時、画像の通り生地の色が若干透けて見えたので粉砂糖は少なめなのかな? と思ったのだが、切ってみるとたっぷりかかっていた。
どうやらバターが染み込んで少し透けていたようだ。
甘党の私にとっては嬉しい誤算。

先に書いたようにパンに近い食感なので朝ご飯や軽食として食べても良さそうだ。
1切れは大きいがくどくないので罪悪感が薄い。
※カロリーが低いとは言っていない。
軽くトーストしたり、クリームチーズと合わせたりしても美味しかった。
マジパンシュトーレンではないので、マジパンが苦手な人にもすすめられる。

配送は常温、保存も常温でOK。
11月に注文して賞味期限は3月31日までだった。
流石は伝統的な本場のシュトーレン、保存性能が段違いだ。
熟成が進むと味わいが変わりそうなので、どんどん食べてしまいたいのをぐっと堪えて熟成させてみようと思う。

本場ドレスデンのシュトーレンが食べてみたい人やパンが好きな人に特におすすめ。
とにかく具材が多いので贅沢な気分に浸れる、美味しいシュトーレンだ。

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