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家で使ってよかった創作用品(4) マスキングテープ

このページは子供の美術教室、講師歴15年の現役ママ講師が、教室や家で使ってよかった創作用品を紹介します。 

それでは、お進みください。



「マスキングテープ」
いつの間にか文房具店の花形文具ですね。
私もコツコツ集めています。
並べたときの幸福感がたまりません。

っと、いきなり脱線。


家では子供に接着道具としてマスキングテープを3歳ごろまで渡してました。

セロハンテープと比べると価格はお高めなのですが・・・

1.テープカッターがうまく使えず「ママやってー」と呼ばれるストレス。

2.貼り付けた後を片付けるストレス。

この二つから解放されたくて、家ではマスキングテープを使っていました。


セロハンテープは、専用のテープカッターかハサミでないと切れません。最近では指で切れるものもありますが、3歳程度の指の発達では難しかったです。

その点はマスキングテープも同じなのですが(小学生ぐらいからは指で切ることができます)決定的に違うのは「貼った後でも剥がしやすい粘着力と厚み」です。

幼児期の付録で「シール」多くないですか?

幼児の知育用品としてシールはそれなりの役目があるのですが、今回はその辺は省いちゃいます。

マスキングテープも適度な厚みがあるので、どこかシートや工作している机の端っこに大人が指で切ってベタベタベターと適当な長さ(うちでは3センチくらい)にして貼っておけば、自分で剥がして好きなところに貼ってくれるので、次に呼ばれるまでの時間稼ぎができます。

また、子供が「別のとこ貼っちゃった! え〜ん(泣)」となりません。

大抵の場合、自分で剥がして修正できますから。

お呼びのかかる回数が減りますよね。


次に、片付けストレスについて。

セロハンテープだと剥がすの大変ですよね。

床や壁に貼られると爪でカリカリ剥がして、微妙に少し残ったりして埃が付く・・・。

貼ったまましばらく忘れていると、さらに剥がしにくくなってしまいます。

その点、マスキングテープだと、当たり前ですが簡単に剥がせます。

うちで子供がよくやっていた遊びが、ハサミやフォーク、ペンなど長いものをぐるぐる巻きにするコト・・・。こっそり隠れてやっていたので使おうとしたときに気がつくことが多くて困りました。

こんな時もマスキングテープなら簡単に剥がせるので、貼ってほしくないものを貼り付けてしまった時のイライラも減ります。

3歳ごろまでは貼る行為を楽しむ時期なので、貼って剥がせるマスキングテープはおすすめですよ。

ちなみに子供に渡すのは「白」が良いと思っています。
柄や色が入っていると自分で選択したくなり「今度は◯◯色がいい〜」とか「ここは花柄がいいなぁ」と、かなり面倒くさい。

マスキングテープは脇役に徹してもらいましょう。


注意:子供の成長過程で物と物をくっつけて何かを作りたい欲求が見られたら、マスキングテープでは力不足かもしれません。粘着力の強いセロハンテープの使い方を教えてあげてくださいね。

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