見出し画像

クリスマスの想い出🎄とインスト音楽応募ミニ情報

クリスマスといえば、マライア・キャリー――なんて言うと歳がバレますか? アメリカでは、先週も堂々と全米トップ40の10位代に入ってました。 

All I want for Christmas is you♪(クリスマスに欲しいのはあなだだけ)  まさに永遠の真理!

冒頭写真は、今朝の人気テレビ番組 ケリー&ライアンにリモート出演のマライア。ワンちゃんがカワイイ!!前の旦那さまと離婚した時、子どもよりもワンちゃんの権利(取り合い?)でモメたと聞きました。愛犬家の方なら、これ、すごくわかるんじゃないでしょうか?

画像1

こちらは亡き我が愛犬(ビーグル♂)です。とあるクリスマス・イブ、家族で買い物を済ませての帰り道、「あっ、犬のプレゼント忘れた!」と突如叫んだ私は、ちょうど通りかかったペット屋さんに車を停めてもらい、大慌てで店内を物色。犬に合いそうなダッフル・コートをみつけました。

留守番していた犬も気に入ったようで、お散歩に出て人からコートを褒められるものだから、まんざらでもない様子でした。

画像2

ニューヨークでは、ドラッグストアでもこんなワンちゃん用プレゼント・コーナーが!

私は生まれつきクリスチャンで、クリスマスの一番古い記憶は深夜の教会。3~4歳ごろ、真夜中に起こされて、寒い中12時からのミサに連れ出されました。神秘的で素敵だったなぁ。

その後、ミサの時間は11時、10時と年々繰り下げられて、今では6-7時? かつての荘厳さは失われてしまいました。

教会付属の幼稚園では、白人の神父さまがサンタに扮し、みんなへのプレゼントを大袋に背負って現れました。見かけはモロにサンタさん。だけど、外人の神父さまを見慣れた私たちには効果が薄かったよう。誰しも内心、「神父さまでしょ?」と思ったんじゃないか……?w

さて、インドアでしっとり自粛傾向になりそうな今年のクリスマス。そんな時にぴったりなピアノ曲のSpotify プレイリストに、冬っぽい曲調の私のアルバムを入れていただきました。

画像3

(“On Your Anniversary “という曲は犬の7年目の命日に作りました。シャッフル再生ならフル視聴無料。全曲再生は右上のアイコンから)

日本人を集めたプレイリストで、様々なタイプの魅力的なピアニストさん方。だけど、私と同じApple Music の公式プレイリストに入っていたAkira KosemuraさんやDaigo Hanadaさん(いずれも海外レーベル)ぐらいしか存じ上げないような……。

あ、それと、ニューエイジの分野で世界的人気のTomoya Nakaさんとか、Nakaさんのピアニストとしても日本のCMなどでも活躍しておられるYuki Murataさん、内外映画音楽やPsなどゲーム音楽のHideyuki Hashimotoさん。

この他、未開拓のアーティストさんも満載なので、私も愛聴の予定です。

ところで、ピアノで自作曲を弾いている方やストリーミングで自作インスト曲をリリースしている方へ、業務情報を少々。上記プレイリストにも入っているMasakoさんというアーティストに関連してです。

アメリカのデジタルラジオとして、ピアノ音楽では草分け的存在のWhispering Piano↓で、2017年の”Best Album of the Year”にノミネートもされたMasakoさん。あのウィンダム・ヒル・レーベル(ジョージ・ウィンストン等)のウィル・アッカーマン氏も推薦しておられるピアニストさんだそうです。

実は、私も去年アルバムがリリースされる前から、好みのピアノ曲がじゃんじゃんかかるこのフリーラジオのレギュラーに選ばれることを目標にしていました。

で、アルバム発売後にレーベル(アメリカのインディ・クラシック)に相談すると、「あんなの、お金は払われないし、審査も最近外部を通すようになって、手間とお金がかかる。やめた方がいい」というのです。

応募先は教えてくれたものの、元来ものぐさの私はあっさり初志放棄。マネタイズにも無頓着で無知でした。ですが、その後わかってきたのは、ストリーミングなどでも「お金は払われない」点では大差ないということ。

ご存知とは思いますが、少なくとも年間数ミリオンの再生がないと、生計用の収入とは言い難いものがあります。レーベルに所属している場合、更に手数料を差し引かれます。

であれば、こういった公募に出してみるのもいいんじゃないか……。音楽は主観と好みがものを言う分野ですから、「出してみたら大人気」もあり得ます! そこからMasako さんのように賞にノミネートされたり、プレイリストで取り上げられたりも……。

↑こちらが応募方法。もしご興味あれば……。提出条件はCDアルバム形式で、確か80%以上がピアノ・ソロ曲であること。プロ・アマは問いません。最新情報はサイトで再度ご確認を。

他の音楽ジャンルでも、各種デジタル・ラジオで募集はあるのでは?

最近、「クリスチャンでなくてもクリスマスを楽しむ日本て、いいなあ」と改めて思います。アメリカで話すと驚かれますがw

ピアノやインストをやっている方は、クリスマスのように世界マーケットを取り入れてみてもいいかも。日本では、ご紹介したようなネオ・クラシック系のピアノ音楽は一般的でないようで、私のアルバムもアメリカで日本の100倍ほど聴かれています。

ただ、海外レーベル応募だと敷居が高く、アメリカでは「最も可能性が低いデビュー方法」とも言われます。その点デジタル・ラジオは、海外進出のきっかけとして手頃ではないでしょうか。

以上、学生時代の大半をミッション・スクールで過ごした私から、「クリスマスといえば音楽♪」のトピックでした。中高生時代の想い出といえば、”クリスマス・ウィッシング”と呼ばれる学校あげての聖歌合唱イベントの猛練習!

色気がまるでありませんね……。あなたのクリスマスの想い出はいかがでしょう? 最後に、オリジナルのクリスマス・ソング”Lonely White Christmas” の断片を。Merry Christmas !!