読本ログ…表現を仕事にするということ
小林賢太郎さんの「表現を仕事にするということ」を読みました。
おそらくだが「そばで話している」ように感じてしまう。おそらく、啓発本ではないので堅苦しくない。つまり、読み進めやすい。
表現を仕事にしている人はもちろん、してない人も読んでみてと言いたい。むしろ、今こうしてブログなどの文章を書いている=表現することの舞台に少しでも立っているなら、どなたも読んでみたらいいと思う。
■ここが印象深い
「価値のある表現者であるために」という章。
価値は、あなたがテレビに出て有名なことでもなんでもない。
「自分ができること」に価値があるんだとはっとした。
本の「カバー」と「中身」に例えられていたが、その表現もわかりやすい。
これって、表現者だけでなくて、ふつうの社会人にも言えるなぁ。
会社を一歩でれば、みんなカバーがない、1冊の本。
カバーで物を言っている偉い人もいるけれど、それは会社の中だけ。
会社での自分の価値は、世間での価値ではない。
やっぱり、そう考えたら、自分の中身を磨かないとって思う。
■全体として
表現を仕事にすることは、大変だ、と思いました。
この一言に圧がありました
ものづくりは「壮絶」なイメージ。文章一文でもひしひし感じる。
こうやって、多くの裏側があることを正直に伝えてくれている。そんな本があることは、ありがたいことだと思います。
今後も表現者である小林賢太郎さんの完成した作品をこれからも見続けられる限りは、見てみたい、という気持ちには変わりない。
大変なこともすべて、文章で届けてくださってありがとうございます。
■余談
ちなみに…。
この本を読んでいる中で、表現の仕事の分野に共通点が多い気がし始めたある著名人がいらっしゃった。
(読んだ後で、調べたら、2人が友達になったんですとゆうのをお話しされている動画を拝見しまして…、歓喜しました。数年見るの、遅かった。)
時折そのかたの音声配信を聞いており、表現をする仕事は、華やかな世界ばかりではない。現実があって成り立っているんだ。と現実を伝えてくれていると思ってます
私は絵をかいたり、文章を書くことを含めて、表現することは好きだけれど、この本を読んでいるとやっぱり、仕事としては難しいなと思いました!!
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