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日々徒然

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日々の生活で感じたことや考えたことのあれこれを綴っています。
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記事一覧

中間管理職だった私が感じた「居心地の悪さ」について

わたしはかつて中間管理職だった。 長きに渡る会社員生活に終わりを告げてからもうすぐ3年。 充電期間を経てフリーランスになってから2年。 会社員だった頃抱えていたモヤモヤも、今や遠い過去となった。 退社してから結構時間が経ったので、今なら当時の自分が考えていたことを客観的に見ることができる。 そして自分がいかに「管理職」に興味がなかったかを今更ながらに実感した。 「会社員であれば昇進・昇給はひとつの目標。チャンスがあるなら迷わず掴み取る」 それが会社員時代の私の考え方だ

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いまさらBTSにハマる、2022年夏

noteを初めて約2年3カ月。 毎日更新していた時期もあったけど、今は月に数回というペース。 しかし、ここ2カ月は忙しすぎて、それもままならなかった。 ある時期から、主に韓ドラの感想が中心のこのブログ。 それを全うするには、『ドラマを観る→感じたことを整理する→思考する→言語化する』という一連の流れをこなす時間が必要なのだが、まったく追いつかず、この体たらく…。 とはいえ、たまには気軽に、日常における雑観を綴りたい。 ということでBTS。 *** 最近、BTSにハマ

「推し」が前に進めることを願う -海チャ、そしてキム・ソノ-

「海街チャチャチャ」が毎週楽しみだった。 最終回では涙がポロポロ。 「心温まる良きドラマをありがとう」という気持ちだった。 キム・ソノが演じた主人公ホン班長へのロスは確実で、これは、韓ドラ沼入りのきっかけとなった「愛の不時着」で経験した「リ・ジョンヒョクロス」以来のことだった。 だが、そんなドラマの余韻を消し去るような出来事が起きた。 それはSNSで見かけたショッキングなニュース、キム・ソノのスキャンダルだった。 内容については省略するが、とにかく、驚いた。 なぜ

亀の歩みの韓国語学習8ーそしてAudibleにたどり着いた

*「愛の不時着」で韓国ドラマ沼にハマり→韓国語学習開始という、よくあるルートを辿ってハングルを学んでいる私。 最近、学習の進捗が芳しくない。 なぜなら、忙しすぎるから。 しかし、こういう言い訳は語学学習の挫折に通づる。 まだ諦めたくない私は「今までの努力を無駄にすまい」ともがいていた。 そこでたどり着いたのがAudible。 まずは、独学で韓国語を学んでいる私が、Audibleにたどり着くまでの軌跡を簡単に辿ってみる。 【Step1】ハングルを読めるようになるまで2

忘れていた昔の恋を思い出したので、忘れないように記録しておこうと思う

『愛の不時着』以来惚れてしまったヒョンビン出演のラブコメドラマ「私の名前はキム・サムスン」を完走。そして今日、最終回を見てすっかり忘れていたあることを思い出した。 その出来事を思い出すきっかけになった、最終回のエピソードがこれ。 主人公サムスン(年上女)の恋人ジノン(年下男)が、一週間の予定で旅立ったアメリカ旅行から連絡もなく二ヶ月も戻らない。サムスンは心配したり不信感を抱いたりしながら長く苦しい時を過ごす。そんなある日、ジノンがひょっこり帰ってくるが、サムスンは連絡ひと

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オリンピックについて感じたことを綴ってみる(7月28日時点)

東京で行われるオリンピックをリアルタイムで体感すること。 これは結構貴重な経験だと思うので、感じたことをここに綴っておくことにする。 コロナ禍におけるオリンピック開催には、ほぼ関心がなかった私。 気がついたら開会式が始まっていたという感じ。 どうせ家にいるし、ということで自宅で仕事をしながら開会式を見た。 世界各国から訪れた選手団の入場はそれなりに楽しかったけど、式典の目玉でもあるパフォーマンスは、ところどころ楽しめる演出はありつつも、結果として微妙だったと思う。 一

亀の歩みの韓国語学習7ー継続は力なり&『愛の不時着』のセリフを学ぶ

4月から始めたNHK「テレビでハングル講座」と「まいにちハングル講座(ラジオ)」は約2ヶ月経過した今でも継続中。 見逃し&聞き逃し配信のおかげで挫折せずにすんでいるのは本当にありがたき。 さて、前回以降、新しく追加したアイテムひとつが「NHKゴガク」のアプリ。 ラジオ講座の復習用としてとても重宝している。 聞き逃した時の補完になるのはもちろん、1週間(前週分)聴き放題で学習できるのがいい。 ラジオは毎日配信なので難易度が上がっていく速度が速いけど、あまり焦らず気楽にや

亀の歩みの韓国語学習6ーテレビとラジオの講座をプラスしてみた

亀の歩みの韓国語学習6。 前回から随分時間が空いてしまったが、地味に韓国語学習は続けている。 しかし、参考書とアプリだけでは限界を感じる今日この頃。 もちろん「Language Learning with Netflix」もお役立ちだが基礎力をつけると言う意味では別の筋トレが必要になる。 そこで新たに始めたのがNHK「テレビでハングル講座」と「まいにちハングル講座(こちらはラジオ)」。 NHK講座の良いところは、4月または10月から始めれば基礎の基礎から学べること。

社会学的視点に腹落ちする『韓国映画・ドラマ わたしたちのおしゃべりの記録2014〜2020』

Twitterでフォローしている方のTweetで知ったこの本。 面白くて一気に読了してしまった。 おしゃべりの記録というタイトルらしく、難しいことが書かれているわけではなく、かといって「俳優◯◯がカッコいい!」という類の話でもない。 「ほどよく硬く、ほどよく柔らかい」という感じ。 書き下ろしコラムも含まれているけど、多くのコンテンツは過去の対談の様子がそのまま掲載されている。 その中でも、韓国映画やドラマの変遷から見た韓国の価値観の変化に関する語りが面白い。エンターテイ

陽当たりのよすぎる部屋に住んでいた、あの頃のフィルム写真

随分昔のことだけど、陽当たりのよい部屋に住んでいた。 古いマンションの最上階だったその部屋は、南向きの角部屋で周囲に障害物もなく、窓から見える景色が素晴らしかった。 南側にあったリビング兼寝室は陽当たりが良いを通り越し、窓際で昼寝をしようものなら日焼けするくらいだった。 そして夕方になるとキッチンには強い西日が差し込んだ。 とにかく、1日を通して陽当たりの良すぎる部屋だった。 当時、写真に夢中だった私は会社帰りに写真学校や写真ワークショップにせっせと通う社会人兼学生だ

亀の歩みの韓国語学習5ー『愛の不時着 完全版(上)』のセリフから学ぶ

昨年、「愛の不時着」きっかけで始まった韓国語学習。 年後半は失速してしまったけど、新年を迎えたことを機に再スタート。 ところで、語学学習とは、費やした時間と継続した期間がダイレクトに成果につながる費用対効果が明確な作業だ。 にも関わらず、その両方が決定的に欠けていた昨年。 加えて年後半は忙しさにかまけてサボっていたことが災いし、せっかく覚えた単語など多くのことを忘れてしまった。 ということで振り出しに戻る。自業自得。 さて、そもそも韓国語学習を始めたのは、映画やドラマ

年の終わりに、過ぎ行く2020を振り返る

2020年が終わろうとしている。 毎年、大晦日にはその年を振り返る時間をとる。 昨年末&年初に書いた「今年の目標(リスト)」に結果を書き込むのだ。 今年は波乱の年だった。 コロナの影響で年初に立てた目標や計画は大幅な修正を余儀なくされ、つまりは想定していたことの多くが叶わない年でもあった。 2020年の目標は活動範囲を広げていくことを主眼においていたので、そういう意味ではしかたがない。まさか自宅からほとんど出ることのない生活を送ることになるとは、年初に想像もしていなかっ

やさしく、温かい場所

年末に向けて、今年三度目の断捨離を始めた。 あれこれ整理をしている内に、懐かしい手紙を見つけた。 それは英語で書かれた手紙。 随分昔の話だが、イギリスに語学留学をしていたことがある。 その頃の私はロクに英語も喋れず、そういう意味では怖いもの知らずだったけど、とにかく期待と希望を胸に単身渡英した。 成田空港から直行便でイギリス・ガトウィッグ空港に着いたのは夕方だった。 重たいスーツケースを転がしながら、見知らぬ場所に一人でいることはとてつもなく不安だった。 この旅は私にとっ

師走になると走り出す

怒涛の11月が終わり、いよいよ師走。 2020年も終わりが見えてきた。 今月は先月我慢していた(自分比)映画やドラマを思う存分観る!と意気込む私。観たい作品が溜まっているのだ。 Netflixでは「スタートアップ」「クイーンズ・キャビネット」「アンという少女」「ザ・コール」あたりから攻める予定。 AmazonPrimedでは「真実」「ボヘミアンラブソティ(再観だけど)」とか。 今週公開の「サイレント・トーキョー」も観に行くつもり。 また、「愛の不時着」に感化されて始めた