つき

14歳から現在まで摂食障害と一緒。 5回入院し、心も体も何度も死にかけた。 永遠のテー…

つき

14歳から現在まで摂食障害と一緒。 5回入院し、心も体も何度も死にかけた。 永遠のテーマは「共生」。人と自然の、人と人の、そして自分の中のたくさんの気持ちと。

マガジン

  • 目が疲れる前に読み終わる記事

    声に出しても、1分で読み終わる記事たち。

  • 自然と生きる

    自然とともに生きるとは。 自然との「共生」について、私が感じること。

  • 他者と生きる

    社会の中で生きるとは、 人とともに生きるとは。他者との「共生」について、私が感じること。

  • 摂食障害と生きる

    生きづらさとともに生きるとは。コントロールできない自分との「共生」について、感じること。

  • うさぎと生きる

    ごきげんうさぎのルーナと暮らす中で、彼女と私が感じること。

最近の記事

  • 固定された記事

共に生きる

「共生」について考え始めたのは、歳が一桁から二桁に変わる頃でした。 熱帯雨林が人間の活動により、急激に減少していること。 生物多様性の宝庫とも言われる熱帯雨林がなくなることで、多くの動物が危機に陥っていること。 国産の木材を使用するより、輸入の方が安く済むこと。 おかしいと思ったのです。 わざわざ遠い国から持ってきた木材の方が、どうして安いなの。 知ってしまったので仕方ありません。 小学生にして、再生紙か確認してから学習ノートを買っていました。 “知った責任”を感

    • 厚い雲の切れ間から

      月は必ず欠けてゆき そして必ず満ちてゆく 月は必ず空にいて 昼も夜も見ているよ 雲で見えないそのときも 涙で見えないそのときも 明日の月は必ずね 今日とは少し違ってる あせらなくて大丈夫 一緒に待とう 雲の切れ間に 月明かりが見えるまで 2024.5.23 満月

      • のんびりごろん

        草はらに寝ころんで 頬にあたる風を感じる ふわりと軽いその風は あおくさい香りがした ぼーっと空に目をやると ひつじや くじらや もぐらがね 気持ちよさそうに眠ってた 地面に吸い込まれてしまいそう のんびりなんでもない時間 なんにもしないと決めた時間 空っぽは「空」と書くでしょう 心の空いたスペースで 待ってた種が芽を出して 小さな花がほころぶよ 2024.5.22

        • 緑の風

          緑のかおりがする風が 流れている。 春の風にゆれる柔らかい葉っぱたちは、気持ちよさそう。 緑のもみじって なんてきれいなんだろう。 もみじといったら赤、紅葉を楽しむものとして、 他の時期は素通りしてしまっていた。 青もみじのきらきらした美しさを知るまでは。 決めつけてしまうって、残念な見方ではないかな。 そのときどきの美しさがある。 好みはあっていい。 でも、どちらも、 混ざっているときでさえも、とてもきれい。 私たちは、ひとりの人であっても、ひとつの色

        • 固定された記事

        共に生きる

        マガジン

        • 目が疲れる前に読み終わる記事
          38本
        • 自然と生きる
          51本
        • 他者と生きる
          44本
        • 摂食障害と生きる
          42本
        • うさぎと生きる
          36本
        • 死にたい気持ちと生きる
          20本

        記事

          恥を知ってなお

          生きてきた全てが恥ずかしい と感じることがある。 今までの行いを振り返り、 今までの考えを思い出し、 恥ずかしくてたまらなくなる。 自らの恥を知ってから、 年下の人たちに おおらかな気持ちを持てるようになった気がする。 年上の人たちに 心からの尊敬の気持ちを持てるようになった気がする。 あのときに私に 何も言わないでくれた人たちに 感謝の気持ちを持てるようになった気がする。 幼稚だった。 知識がなかった。 自分を大人びて見せていて そのことに疑問も持たなかった。 あ

          恥を知ってなお

          風が暴れた日

          16日の夕方から夜にかけて、 東京(多摩地区)はすさまじい風だった。 ピークは過ぎたあとだったが、自転車ごと飛ばされるかと思った。 竹林が大変なことに。 若い細い竹は折れて、一部は道路に吹き飛ばされてきた。 折れている箇所を見ると、まさに繊維のかたまり。 クマからどう進化したら、パンダの消化管になるのか、 不思議でたまらない。 危ないので一応端に寄せてきたけれど、また飛ばされちゃっているかなぁ。 ― 竹の皮(たけのこの外皮)も竹林の地面から飛ばされ、あちらこちらに。

          風が暴れた日

          にんじんの葉っぱ&パイナップルセージ。 食べられる生け花♪

          にんじんの葉っぱ&パイナップルセージ。 食べられる生け花♪

          小さな命を愛しむ

          毎年5月10日〜16日は、愛鳥週間。 野鳥のことを知り、愛しむ一週間。 現在生きている鳥たちは、恐竜から進化した。 たしかに鳥の脚などは、恐竜を感じる。 私は、幼稚園での2年間、チャボを抱っこして過ごした。 今でもどことなく思い出すのが、その温かさだ。 チャボ(ニワトリの一種)は空を飛ばないので、鳥にしては割と重い。4、5歳の私は、ずんと重く温かく、つやつやの毛で覆われたその生き物に夢中だった。 小学校にいたニワトリは、飼育係だったけれど、抱っこした覚えがない。 幼稚園

          小さな命を愛しむ

          風薫る

          五月の風が 吹いている あおい香りが 薫ってる あおい葉っぱが 光ってる もみじの木に 妖精が とてもすてき とキスをした 赤も 青も どちらもきれい 混ぜてむらさき それもすてき 緑と黄色に オレンジ色 みんなまとめて元気色 そこにあなたの笑顔を加えて ほら 夏がはじまるよ 2024.4月末

          風薫る

          落ちた花

          地面に落ちた途端に 愛でられなくなる。 雑に扱われる。 遠慮もなく踏まれる。 そっとすくって 手に乗せる。 そうしたいと 手と心が同時に動くから。 手の中で花たちが もう一度凛々しく咲く。 身体いっぱい 嬉しくなる。 2024.5.9

          落ちた花

          日常

          身体がいたい 胸がいたい 心細くて 安心に逢いたい 平穏の中に ただいたい 2024.5.9

          顔の見えないだれかへ

          今日は、「世界赤十字デー」。 赤十字の創始者、アンリー・デュナン(第1回ノーベル平和賞受賞者)の誕生日である5月8日を 「世界赤十字デー」に定めている、とのこと。 まわりに今日献血に行くという人がいる。 “心”は、まわりにいる人に作ってもらう部分が大きいと思う。 すてきな人と関われることは嬉しい。 恵まれているなぁ。 それなのに、 なんでこんなに、 人といた後で疲れてしまうのだろう。 バランスが難しい。 私は、ボランティア活動は、自分のために行っている部分が大きい。

          顔の見えないだれかへ

          自転車 その2

          5月2日、自転車を買い替えた。 まわりに急な坂が多いことと、 片道8〜9キロ(40〜45分)の移動が週に数回あること、 そして何より体力がないので、私は電動自転車。 大きな買い物だった。 買い直すか、タイヤやチェーンなど、フレーム以外すべて取り替えるかしないと危ない と、近所の自転車屋さんに言われたのは、たしか昨年の… 5月1日についにパンクした。 ギアは壊れて、だいぶ前から使えていなかった。 祖父母が使っていたもので、 プリンターと同じく、 10年以上は働いてくれ

          自転車 その2

          自転車

          自転車が倒れていたら、 なんどきでも、起こすべきだと思ってきた。 そして、できるだけそうしていた。 あるときまでは。 「風の強い日はね、 がんばって起こしても その自転車はまた倒れてしまうから、 そのままにしておいた方が ダメージが少ないんだって。 お友達に教えてもらってね、なるほどと思ったの。」 と、教えていただいた。 そうかぁ、なるほど… と私も思った。 ――― 倒れている人を、立たせる。 放っておけないあなたは、 とてもやさしく、正義感が強い人。 もし

          つれづれなるままに

          つれづれなるまゝに、 日くらし、 硯にむかひて、 心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、 あやしうこそものぐるほしけれ。 (吉田兼好『徒然草』冒頭) 今年の4月について、 つれづれとつづろう。 この1年11ヶ月の中では最も調子が悪く、救いようがなかった。 唯一の救いをあげるならば、 1年11ヶ月前は、同じくらい体調が悪かったという点かもしれない。 何ごとも、 (先が明るいかどうかは別としても、) ずっと同じということはない。 結局のところ、 そのとき

          つれづれなるままに

          希望

          待つこと 信じること とっても シンプルで 簡単にみえて 難しい 待つ時間は 喜びに変わり 信じる心から 安心を得る このふたつに詰まっているのは… 希望 2024.5.1 写真は、なつみかんの花。 幸せの香り。