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ChatGPTとM5Stackを使って音や光を制御してみた。

背景

富山で何かエンジニアのコミュニティはないかなぁと探していたところ、connpassの「M5Stack入門:富山IT勉強会」というイベントを見つけたので、本日参加してきました。

M5Stack

M5Stackとは、光や音を感知・制御することができるコンピューターです。
例えば、暗くなったらLEDを点灯させたり、手拍子をするとLEDが点滅するのようなことを簡単に実現できます。

M5Stack

この四角いデバイスに、以下のような光や音を感知・制御するセンサーをつなげます。

距離を測定するセンサー

M5Flow

M5StackとPCを繋げて、M5Flow( https://flow.m5stack.com/ )というサイトにアクセスすると、自由に音や光を制御するロジックを作成することができます。
プログラミングの知識がなくても、Blocklyでビジュアルプログラミングすることもできますし、

M5Flow

直接Pythonでコードを書くこともできます。

ChatGPT x M5Stack

ここまできたらChatGPTの出番です。
「一定の距離より近くなると音を鳴らす」というPythonのサンプルコードを元に、ChatGPT(GPT-4)に以下のような指示をしてみます。

センサーの50cm以内に何かを検知したら、「置き配お願いします」っぽい音が鳴るコードが生成されました。エラーも出ずにしっかり動作しました。さすがGPT-4。他にも音楽を奏でさせたりしてみましたが、なんかもっと面白い使い方はないかなぁと思い、GPTにふわっと聞いてみました。

距離に応じて音色を変えるソースコードを書いてくれました。
それをM5Flowにコピペし、出来上がったものがこちらです。

今回も全くエラーは出ず、正常に動作しました。
これを応用すれば、物理的に便利なものを簡単に作れそうですね。

ChatGPT利用禁止令

本日このような場を設けてくれました主催者の方々、参加された方々、ありがとうございました。
いろんな話をしていく中で、ChatGPTの利用禁止令が出ている会社がいくつかあることを知り衝撃を受けました…。それは「インターネットは危ないから使うな」と言っているのと同義です。新しい技術はいつだって最初は反発される運命ですが、もうChatGPT以前の世界に戻ることはできません。新しい技術を否定せず、どんどん活用していける人が増えると良いですよね。

GitHub

GPTに書いてもらったソースコードを以下のGitHubで公開しました。


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