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「こうあるべき」etc.からの解放

本当の自分にとって心地のいい暮らしを求めた時、
これまで捉われていた固定観念のようなものと
向き合わざるを得なかった。

「これが普通」
「これが常識」
「これが良識」
「こうした方がいい」
 …etc.
過剰な情報と規範の中で仕事をして生活してきた。

「あれがいい」「これがいい」
「あれは嫌」「これは嫌」
「こうすべき」「あんなの変」
「あんなこと許せない」
「あんなふうになりたい、でも…」
 …etc.
自分の外側ばかりに意識が向いて感情的な反応を繰り返す。
ただループする日常に疲弊する日々…

これまで当たり前にやっていたことと、ひとつひとつ向き合ってみる。
まずやめてみることから始めてみる。

TVを観るのをやめた。
一日3食をやめた。
掃除機をやめた。
仕事帰りの買い物をやめた。
夜のスマホやPC検索をやめた。
愚痴るのをやめた。
…etc.

やめて困ること、なくて困るものなんて意外とない。
だんだん生活がシンプルになって楽になっていく。
時間に余裕ができる。
心に余白が生まれる。
外側よりも自分の内側に意識が向き始める。
自分との対話が始まる…

自分にとって本当に心地のいい暮らしを求めることは、
本来の自分に戻っていく過程でもあるということを
今、実感している。
これまで自分がまとっていたものを、行きつ戻りつしながら、
一枚一枚薄皮をはぐように脱いでいく作業。
生まれた時から何十年もかけて身につけてきたものなので、
簡単には脱げない。
これまで気がつかなかった自分の思い込みや固定観念、
自分でも引いてしまうようなものも少なくない。
ただ3年経過して薄皮がはがれやすくなってきているのがわかる。
これからも丁寧に向き合っていきたい。

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