こがみのり

大阪府枚方市で自家焙煎のコーヒースタンド「シロフクコーヒー」と日本茶・中国茶の専門店「…

こがみのり

大阪府枚方市で自家焙煎のコーヒースタンド「シロフクコーヒー」と日本茶・中国茶の専門店「茶肆ゆにわ」で店長をしています。カフェが好きで、全国のお店を巡っています。

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最近の記事

カフェの目的。

わたしは、カフェで本を読む時間が好きです 本を読みながら、その本の世界に浸るのです なので、そのカフェの世界観が 作品の世界観を邪魔しないことが大前提になるので そういうカフェを探しているところはあります 店の家具、設え 音楽の選曲 珈琲のカップと 来店する客層 これらが、作品の世界観を より掘り下げてくれるお店は、大変貴重です でも、たいてい良い店は突然見つかり その時に、本を持っていない・・・という事が大半です(笑) と言って、kindleやアプ

    • なぜ、大神神社に参拝するのか?

      最近、YouTubeチャンネル「むすび大学」で 新たなコーナーを収録し始めました こがの持ち腐れだった、過去 「日本文学部」という学部に所属していたという過去が 始めて日の目を見ました(笑) 宮沢賢治と法華経という こがの好きなものを組み合わせたらこーなりました というもの(笑) 大学では「日本文学近代文学」先行で 研究テーマは「芥川龍之介の死生観」という 根暗すぎる卒論を書きました(;^_^A 在学中も、文学とか研究したところで 自分の人生の何に役に

      • 聞えない音。

        月明りで眠れないので 時間を過ごすために 手元にあった太宰治の短編の作品を読む   月明りは縁側を照らし 部屋の奥で寝ていrうほかの人間や、生活感を影で隠した ただ、本のみが柔らかな光で照らされて、 わたしは本の世界にのめり込む 「トカトントン」 この音は、多くの現代人も 聞いているのではなかろうか 「トカトントン」 失敗をしたくない人には特に この音は聞こえているのではないかと思われる 成績が悪くても 結果が出せなくても 人と馴染めなくても

        • 自分の天命を知る

          自分の天命 自分の才能 何のために生まれてきたのか   これらは、外に探すものではない これらは、人に尋ねるものでもない 自分に与えられた場所で 与えられた役割を果たす中で 自然と見えてくるものである 家族の中での役割 (父・母・姉・弟・・) コミュニティにおける役割 (生徒・先生・先輩・後輩・・・) 地域における役割 例えば、夫という役割と、妻という役割 これを、役割ととらえて 支え合い、補い合う 指摘、責める、押し付ける 自分を満たそうとする

        カフェの目的。

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        • コーヒー部
          34本
        • おちゃ部
          51本

        記事

          つながり

          パワーストーンを持つと 良い事があるのか? そう聞かれることがおおいのだが   パワーストーンを持つことで それによって 何者かになるという事はない ただ、石を介して世界の音を聞くだけ   音ならざる音 声ならざる声 目には見えない光りを見て ただ、世界を知るだけなのだ しかし、そこに 石を持つ者のフィルター(感性)が邪魔をして 世界をゆがめてしまう事がある いや、その歪みすら 必要なのものなのかもしれないが 現代のゆがみは極まっているように思

          不思議な世界。

          この世界は不思議だらけだと思っていたが、 それは、知る努力を怠っていたからだと気が付く。 人間に理解できることなど この宇宙の本の数パーセントの事であろうが それでも、学びを深める事を あきらめてはいけない。 いかなるものも 無に帰することはあり得ない 万物は分解されて元素に帰する 私は唯物論じゃではない 目に見えないものや存在はあると知っている 人間の視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触角が 完全ではないという事を 知っているからだ だからこそ 私達に見

          不思議な世界。

          Common@六本木(東京)

          六本木。 人々の自由な発想、思想、表現が この街の文化と風土を作って来た。   そんな街で 新たな文化を発信する場所。   コーヒー、食、音楽、アートなど 現代の新たな文化が、そのジャンルを超えて集まっていた。   シンプルな空間だからこそ そこに並ぶ作品の個性がはっきりと伝わってくる。 文化というものは常に 伝統に対してのアンチテーゼとして生まれるが しかし、その土地において生まれてきた人間から生まれる 新しい文化はやはり その伝統に根付いているモ

          Common@六本木(東京)

          SHIPPO COFFEE Yamazaki@大山崎(京都)

          コーヒーは喫茶店で飲みたい。   できれば、ひっそり静かに時間を過ごせるお店であると嬉しい。   さらに、夜まで営業してくれると、 現実的に大変ありがたい。   そして、ネルドリップのマンデリンがあれば、最高だ。   そんなお店に当たったら、 思わず小さくガッツポーズをしたくなる。   コーヒーと和菓子の組み合わせが好きなので、 そんなものがあれば、 もはや文句はない。   マンデリンにどら焼き。   エチオピアには桜餅。   メキシコには焼き芋。  

          SHIPPO COFFEE Yamazaki@大山崎(京都)

          シロフクコーヒー@楠葉(大阪)

          ほっと、一息を入れるコーヒーは 多くなくていい。   小さなカップに注いだコーヒーを ゆっくり、ゆっくり楽しみたい。   コーヒーは冷めるほどに 味が変化していくのだが 冷めてなお、甘いコーヒーが好きである。   人との関係性もまた 同じであればいいと思う。   長く時を過ごせば過ごすほどに その関係性は冷めていくのか それとも、独特の香気と甘みを持つのか・・・   しっかりと火入れをする。 互いの感情を分かち合い 理解しながら生み出された関係性は

          シロフクコーヒー@楠葉(大阪)

          TEA BUCKS@恵比寿(東京)

          アングラ。 という言葉がぴったりな、この空間。   一軒、中国か香港あたりの裏路地に紛れ込んだかと思うほどの、 世界観が面白い。   実際に、店内には中国のお客さんもおられて、 中国語が飛び交っていた。   外から見ていると 映画「スワロウテイル」のイエンタウンを彷彿とさせる この不思議な空間で、どんな茶が入るのだろうかと、 興味津々で足を踏み入れる。 スタッフを見て、新日本プロレスの外道さんにしか見えず、 (プロレスファンとしては、すごくうれしい) 驚

          TEA BUCKS@恵比寿(東京)

          Coffeestand Blackie(コーヒースタンドブラッキー)②@京都:亀岡市

          コーヒー焙煎を終えた帰り道、 コーヒーが飲みたくなって、立ち寄る。   コーヒー焙煎のにおいが染みついた身体で、 またコーヒーかと、我ながらあきれる   Charlie Musselwhiteが流れる店内で、 ゆっくりいただくコーヒーは、シブいなー・・・と思う。   この店は、ちょっとだけ大人な気分を味わえる、 と、思っているあたりが、大人になり切れていない自分の現実である・・・   私はコーヒーを飲み物として好きというよりは、 コーヒーを取り巻く空間が好きな

          Coffeestand Blackie(コーヒースタンドブラッキー)②@京都:亀岡市

          猿楽珈琲@横浜(神奈川)

          まるで秘密基地のようなその場所は 表通りに面しているのに、 どこから入ればいいのかわからない。 なんなら、看板すら見つけることが難しい、 お店を見つけるのも一苦労のこのお店。   しかし、一歩でも足を踏み入れると その不思議空間と、 店主の個性と、 黒く、濃く、なめらかな 一杯のコーヒーのとりこになってしまう。 「ふつうの珈琲」と書かれた珈琲すら、 しっかり深く焙煎してある。   しかし、苦味というよりも、香りの奥に濃厚な甘みを感じる。  ここは一人

          猿楽珈琲@横浜(神奈川)

          SHUKA@壬生(京都市)

          その場所は、住宅街の中にポツンとあった。 入口から入ると、優しい土壁で囲まれた空間があり 吹き抜けでガラス張りの天井を通して、空が高く見えた。   まるで土の中にいるみたいなその空間では、 色んな「種(たね)」を楽しめる。   これから芽吹こうとする、 生命力のカタマリである種を味わえるお店であった。   小豆、カカオ、カシューナッツ・・・ 色んな種を少しづついただく。   こういったお菓子は、 コーヒーによく合う。  この空間は、種を味わうだけでなく、

          SHUKA@壬生(京都市)

          TEA BUCKS@東京

          アングラ。 という言葉がぴったりな、この空間。   一軒、中国か香港あたりの裏路地に紛れ込んだかと思うほどの 異世界観が面白い。   実際に、店内には中国のお客さんもおられて、 中国語が飛び交っていた。   この不思議な空間で、どんな茶が入るのだろうかと、 興味津々で足を踏み入れる。   亭主を見て、もう、新日本プロレスの外道さんにしか見えず、 驚くが、それよりも驚いたのが、 その所作である。 そもそも、茶器を使って茶を入れるのだが 湯冷ましや、茶こし

          TEA BUCKS@東京

          PASSAGE COFFEE@東京都港区

          「PASSAGE」とは「道」 一粒のコーヒー豆が、このお店にやってきて 一杯のコーヒーとなって、お客様の手元に渡るまでの「道」 そして、私たちの人生もまた「道」である そんな、私たちと、コーヒーの出会う店は いつも、国籍、年齢を超えた、 たくさんのコーヒーを愛する人たちであふれている。 小さな子供もカフェラテとクッキーを嬉しそうにほおばっている。 金髪の小さな女の子が ケーキをボロボロとこぼしながら、口いっぱいにほおばり 口の周りに着いたクリームを母親がぬ

          PASSAGE COFFEE@東京都港区