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たのしい!の先に、大好きな地域ができる。"ご縁"が生まれるふるさとチョイス大感謝祭

みんなとチョイス」のnoteでは、ふるさと納税を通じて、地域をもっと元気にするために頑張るヒトの声を、ふるさとチョイススタッフの対話を通して、お伝えします。


11月11日(土)・12日(日)、パシフィコ横浜で、第9回ふるさとチョイス大感謝祭を開催しました!

ふるさとチョイス大感謝祭とは?
「ふるさと納税をしてくださる寄付者の皆さまに感謝を伝えたい」という自治体職員さんからの声で2015年に始まった、ふるさとチョイス主催のイベント。いまでは、100以上の自治体や生産者の方々と寄付者の皆さまが“交流”できる、日本最大級のふるさと納税イベントへ成長しました。

今回のみんなとチョイスのファンミーティングは、大感謝祭に出展している自治体ブースを巡るツアー!過去最多の来場者で熱気溢れる中、全国から集まった123ブースのうち一部を、ふるさとチョイススタッフがご案内しながら一緒に周りました。

今回のnoteでは、大感謝祭の総監督を務めるスタッフと、ブースツアーを担当したスタッフが、企画の裏側や当日の様子について振り返った内容をお届けします!

山本 工人(やまもと たくと)
ふるさとチョイス事業部/地域ソリューション統括部/地域ソリューション企画部
神奈川県箱根町出身。2017年にトラストバンクに入社。「ふるさとチョイス大感謝祭」の企画推進を担当。現在は、現在は自治体向けサービスの企画も担う。

上野 佳羽(うえの よう)
ふるさとチョイス事業部/地域ソリューション統括部/コンサルティング部/自治体チーム
宮城県岩沼市出身。2020年にトラストバンクに入社。主に、ふるさと納税業務に携わる自治体のサポート業務などを担当。

ふるさとチョイス大感謝祭の開催背景

第9回のテーマ、『縁JOY!にっぽん』

上野:今年の大感謝祭…とにかく会場の熱気がすごかったですよね!

山本:本当だよね。ありがたいことに、第9回目となる今年は、来場者数が過去最多。改めて、ご協力いただいた自治体さんや事業者さん、ふるさとチョイススタッフのみんなに感謝です。

上野:この大感謝祭は、ふるさとチョイスがとても大切に続けてきたイベント。だから、大勢のふるさとチョイススタッフがサポートに関わっていますよね。山本さんは、この大感謝祭に携わって何年になりますか?

山本:第4回からだから、もう5年になるのかな。毎年テーマやコンテンツを変えてはいるけど、その企画を考えるときに「ふるさとチョイスが、なぜ大感謝祭をやるのか?」という軸はブレないようにしていて。

上野:この大感謝祭は、自治体職員さんから「寄付者に感謝の気持ちを直接伝えたい」という相談があって、ふるさとチョイスがその場を用意したところから始まっているんですよね。

山本:そう。地域はもちろん、チョイスからの感謝、そして来場者からも「いつも美味しいものをありがとう」という双方による感謝の気持ちがベースにある。その軸を、イベントの中でどうやって表現する?というのは、企画メンバーでもかなり時間をかけて話し合っていて。それで今年は、『縁JOY!にっぽん』というテーマが生まれた。

上野:すごくワクワクするテーマだなって思いました。

山本:”感謝”を表現しようとすると、どうしても綺麗に見せすぎちゃう…という反省が昨年あって。だから今年は「たのしい、うれしい、だいすき」という、ふるさとチョイスが体現したい世界観を企画に乗せることが決まって、その中でも特に、”たのしい”をテーマにしよう!って話になったんだよね。

上野:ENJOYを、”縁JOY”にしたのも、ふるさとチョイスらしいですよね。

山本:この大感謝祭の一番のポイントは、北海道から沖縄まで、多くの自治体さんに参加いただいてること。日本全国をたのしみながら旅するように、美味しいものを食べたり、人とのつながりを感じたり、いろいろな体験を通じて、もっと地域を大好きになってほしい!という思いを込めて、”縁”というワードを使ってる

上野:”たのしい”と感じてもらえるコンテンツが、会場にはたくさんありましたよね。自治体職員さんや事業者さん、ふるさとチョイススタッフのみんなも楽しんでいましたよ!

山本:よかった!たとえば、「ダーツ」。体験して終わりではなく、「景品のキャンディを持って、ダーツが当たった地域に行ってみよう!」と、地域の人とのコミュニケーションを創出する要素も入れたりして。

上野:「スタンプラリー」でも、全部の地域を満遍なく回ってもらえるように、エリアごとにスタンプを配置していましたよね。

山本:「たのしさの先に、大好きな地域と出会えるか?」ということを意識しながら企画したこともあって、その結果、さまざまな場所でコミュニケーションが生まれていた。いままでとちょっと違う、新しい雰囲気の大感謝祭になったかもしれないね。

寄付で終わらない、ふるさと納税の在り方

上野:今回、自治体さんがブースの中で、メルマガ登録やSNSフォローを促していた様子がすごく印象的でした。ふるさと納税に興味を持っている方が大勢来ている中で、試食をひたすら配ったり、寄付を集めることに注力するだけではなく、その後の関係づくりに力を入れているのが、すごくいい光景だなって。

山本:そうなんだよね。僕も、試食の列に並んでいる方々に、まちの取り組みを丁寧に説明している職員さんの姿を見たよ。とあるブースでは、その自治体にふるさと納税した寄付者の方が「野菜の定期セットをいただいてます」と伝えたら、その野菜を育てている事業者さんがいて、「いつもありがとうございます」という会話がされていたのも見た。お互いの嬉しそうな声が聞こえて、ほっこりしたよね。

上野:よく自治体職員さんから「ふるさと納税を通じて関係人口を増やしたい」という相談を受けます。いわゆる、そのまちと継続的に繋がる人を作りたい!ということだと思うのですが、この大感謝祭がそのきっかけの場になっていたなと思って。寄付者の皆さまに地域の取り組みや感謝を直接伝えることが大切だと、自治体さんも改めて感じてくれたと思います。

山本:大感謝祭は、「お互いに感謝を伝える」場。だから、自治体向け事前説明会の時も、「ただ試食を配るだけじゃダメ!一過性のコミュニケーションじゃなくて、その後にも繋がるような行動で、持続可能な関係づくりを意識しましょう」と、ふるさとチョイスの考えをしっかりと伝えていました。それを自治体さんも理解した上で、このイベントで成し遂げたいことを明確にしながら参加している姿を見た時は、嬉しかったな。

地域の人と出会う、ブースツアー

まちの人の言葉で、地域への熱意を感じる

山本:上野さんは、大感謝祭企画の一つ「自治体ブースツアー」の案内人もやってくれたよね。どうだった?

上野:めちゃ楽しかったですよ!私、大感謝祭サポートをするのが4回目で、これまではブースの待機列整理などが多かったんです。でも今年は、参加者の方々を自治体ブースまで案内し、職員さんや事業者さんが、まちのことを熱心に話している場に立ち会うことができて、とても嬉しかったです。

山本:人が溢れ返っている中で、ゆっくり話をするのってなかなか難しいよね。だから、ブースツアーの限られた時間と人数で、まちのことを丁寧に紹介できたのは、自治体さんにとっても良かったかもしれないね。

上野:自治体さんからも、「話した内容へのリアクションを直接見ることができて良かった」「ふるさと納税の使い道に興味を持ってくれる人がいるなら、その報告をもっと頑張らないと」など、今後の励みになったという感想をたくさんいただきました。

山本:僕も会場で、ブースツアーしている様子に遭遇したけど、参加者さんもすごく楽しそうだった!はじめて知る地域もたくさんあったと思うけど、地域の人とコミュニケーションすることで、何かしらの印象は残ったと思うんだよね。まちの取り組みをしっかり伝えられるように、ブースツアー用のチラシやフリップを用意してくれた自治体さんもあったって聞いたよ。

「地域と出逢う」を考えるワークショップ

上野:その地域の皆さんの熱意、ちゃんと参加者に伝わっていました。ブースツアーの後に『地域と出逢うにはどんな企画やコンテンツがあったら嬉しい?』という内容について、参加者とチョイススタッフが意見交換するワークショップをしたんです。ツアーの感想もたくさん聞けたのですが、「ふるさと納税への意識が変わった」という話をみなさん口々にされていて。

山本:おお!具体的には、どんな意見が聞けたの?

上野:「ふるさと納税の使い道の話を聞いてから、自分の税金がその地域を元気にすることに役立っていることを感じた。これは地域を応援できる一つの手段だったんだね!」とか。あと、本当にブースツアーの時間が有意義だったようで、「普通に参加すると混雑してゆっくり話を聞けないのが惜しい。ブースツアーみたいに、気になる自治体とじっくり会話できるような…“前夜祭”を開催してほしい!」という意見が、グループで盛り上がっていたりしました。

山本:地域の人との対話をもっと楽しみたいという気持ちが伝わるね。すごくうれしい!

ふるさとチョイスの未来について考える

来年で10回目を迎える、大感謝祭

上野:まちの取り組みを熱心に伝えることで、その地域のことが大好きになっている姿を目の当たりにして、改めて、リアルイベントって大切だなと。でも、そんな「地域と出逢う」体験を、ふるさと納税ポータルサイト内でも実現していく必要があるんだ!と、自分たちの役割について考えたりもしました。

山本:ポータルサイトを運営する僕たちが、このイベントを何年も大切に続けてきているのは、サイト上だけでは巡り合えない地域に出逢うことを楽しんでもらうためでもあるけど、そういう楽しさをサイト上でも体感してほしいなって、僕も強く思ってる。

上野:来年は、ふるさとチョイス大感謝祭も10回目。節目の年になりますよね。次年度のイベントを考える上で、意識したいことってありますか?

山本:個人的には、地域で頑張る事業者さんに光が当たるような要素を、もっと盛り込みたいかな。僕は、まちの事業者さんと関わる仕事が多くて。「ふるさと納税のおかげで売り上げができて生活が安定した」、「雇用が生まれた」、「新しいチャレンジができた」とか。そうした声を日頃から聞いていると、事業者さんを通じて”ふるさと納税の意義”って伝えられるよな…と思うんだよね。

上野:たしかに。ブースツアーでも、いろんな事業者さんが交代で前に出てくれたブースもあって、話がなかなか終わらなくて(笑)。でも、その話に興味津々な参加者の様子を見ていて、事業者さんの熱意ってすごく伝わる!と感じました。

山本:そうなんだよね。ほとんどの事業者さんが普段、寄付者と関わることが少ない中で、「おいしい」「これすごい!」という声を聞けただけでも、すごく励みになったと思う。このイベントに参加することで、新しい需要に気付けたり、自分たちが何気なくやっていたことへの反響の大きさが自信につながったりして、きっと頑張る活力になっているはず。そんな地域にいる事業者さんの存在を、もっと多くの人に知ってもらいたいな。上野さんは、来年の大感謝祭でやってみたいこと、あったりする?

上野:ブースツアーには、家族連れも多くて。その時に「子供と一緒に、ふるさと納税について考えることができました」という感想を聞けたんです。それを聞いて、これからの未来を担う子供たちと一緒に楽しみながら考えるのもいいな、ってふと思ったんですよね。ふるさと納税で地域を知るって楽しいし、地域を応援できるってうれしい!と感じてもらえたらなって。来年はそんなコンテンツがあったらいいなと思います。

山本:いいね!ぜひ参考にさせていただきます(笑)。今年は本当に、会場内にたくさんの“感謝”が溢れていたし、達成感でいっぱい!でもふるさと納税は、これから年末までもっと盛り上がってくるよね。僕たちだからこそできる、「地域の魅力を伝えて、応援したい地域に出逢ってもらう」ことを惜しみなく、精一杯やっていけるように頑張っていこう!

上野:そうですね!大感謝祭で出逢った人同士が、これからもつながって、地域の未来がもっと元気になることを願って。年末まで駆け抜けましょう!


”地域の熱量をもっと高められるような存在で在りたい”

ふるさとチョイス大感謝祭の会場では、自慢の逸品を紹介する声がけや、まちの特徴を来場者さんに精一杯話す声があちらこちらで聞こえ、ものすごい活気で溢れていました。

そうした様子を見ていると、地域には、まちの事業や産品、未来に対して、熱い想いを持っている方が沢山いることに、改めて気付かされます。

この熱量に気づいてもらうこと、そして、その熱量をもっと高めていくことが、私たちが運営する、ふるさと納税ポータルサイトの役割だと強く感じました。

直接伝えられるリアルの場だけでなく、SNSやサイト上でも同じように、地域からの想いを届けるためには何ができるのか…。そんなことを、ふるさとチョイスのスタッフは、一人ひとり真剣に考えています。

これからふるさと納税をする方は、お品や自治体ページの内容をじっくり読んでみてください。ただ品をもらうだけでなく、まちの人の存在を感じることで、地域をグッと近くに感じ、ふるさと納税がもっと楽しくなるはずです。


今年のふるさとチョイス大感謝祭で紹介したお品

当日会場で出逢っていただいた、たくさんの地域の味覚、特産品、職人技、こだわりの品々。その中から、選りすぐりのお礼の品をご紹介します。

「もう一度味わいたい」「会場で一目惚れしてしまった」そんな逸品に、ふるさとチョイスで“出逢い直して”みてはいかがでしょうか。


「みんなとチョイス」とは?

私たちは、ふるさと納税ポータルサイトを運営している「ふるさとチョイス」です。私たちは、寄付者の想いを地域に届け、地域の変化を寄付者に発信しています。
その活動の一つである「みんなとチョイス」では、地域で活動するヒトの想いに触れ、地域の魅力や課題についてみんなと一緒に考えるファンミーティングなどを行いながら、持続可能な地域の未来をいっしょに考える場をつくっています。
そして、ふるさと納税を通じて地域をもっと元気にするために頑張るヒトの声を、もっとたくさんの方と共有したいと思い、このnoteで、ふるさとチョイススタッフとの対話を通してお伝えしています。

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