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24歳。つれづれなるままに。

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「今」を生きるか「未来」に生きるか

「今」この瞬間を大事にするか、将来に備えのために時間を使うか、果たしてどちらが自分の人生にとってよいのだろうか。 特に就活中はこのことについて自問していた。 学生のうちは時間にゆとりがあるから、旅行に行ったり、恋愛をしたり、趣味やサークル活動に明け暮れたり、したいことがたくさんできる。一方で、人生の中でも自分を一番高めることのできる時期でもあり、この時が社会に出てからの自分の人生に大きく影響を与えるとも考えていた。 実際に安定した職やキャリアを積み重ねることのできる仕事

    • 誰しも闇を抱えて…

      友人と銭湯に行った時の話。 最近になって就職したその友人が、ものすごい量の愚痴をこぼしていた。 いつもは自分が愚痴を聞いてもらうことが多かったので、少し新鮮だった。 「仕事がなかなか覚えられない」とか「人間関係が面倒くさい」と話す。 彼も社会に出ていろいろ揉まれている最中なのだ。 お風呂から上がった後も、せっかくの休日だというのに職場の人から仕事のことでLINEが来てたみたい。 それでまた落ち込んで、お風呂上がりの気持ちいい気分もどこかになくなってしまった。 普段は明

      • 片手はいつも空けておくこと

        予定がない日々も案外悪くない。 友人たちの話を聞いていると、 毎週末どこかに遊びに行っているという話を聞いて、 羨ましいなと思うことがある。 私はそんなに交友関係が広いわけではないので、 そんなに誘われる機会がないし、 自分から誘えそうな人もそんなにいない。 しかし、最近プライベート用のカレンダーを購入して予定を入れてみると、会社の飲み会に参加したり、旧友に会ったり、妹と映画を観に行っていたりと、実はけっこう充実していることに驚いた。 別に毎週末何かしらのイベントがあ

        • 【旅日記】in 式根島 「よい航海を」

          どこか遠い場所へいつも行きたいと思っていた。 都会の喧騒を離れ、誰もいない場所へ。 誰かといると嬉しいことがある反面、気にしなきゃいけないことや煩わしさも出てくる。 どうしても、いつも人の顔色を窺ってしまう。 自分の言動が相手にどう受け取られるか考えてしまう。 あの時、「どうしてあんなことを言ってしまったのだろう」とか「もっとこういう言い方ができたらな」と思ってしまうわけだ。 だけど、一度口から出てしまったらもう取り消せない。 透き通るほどに綺麗。コバルトブルーに輝く海

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          どんな結果だろうと一生懸命やったのならそれでいい

          最近そんなに寂しくない。 いや、寂しいのだけれど、前ほど切なくなることがなくなった気がする。 今までは、休日も何かと予定を入れようとして、躍起になっていた。 予定が埋まらないと、時間をうまく使えていないような気がして、さらに不安が募る。 でも、最近は何も埋まらない日々も、それはそれでいいかなと思える。 家ではピアノ・ギターを弾いたり、観たかった映画を観たり、 本を読んで過ごしている。 前から続けていたことだけど、今までの自分はどこかそういうものを楽しめていなかった。「他

          どんな結果だろうと一生懸命やったのならそれでいい

          一人暮らし・考

          「一人暮らしだなんてしないほうがいい。親は心配するし、お金は大事。」 先日、課の飲み会があって同じ係のおばちゃん職員とそんなやり取りをした。その方には娘さんがいて、たぶん親目線で自分に語ってくれたのだと思う。 今までの自分は、「早く自立しなきゃ」という意識が強かった。 年齢的に今年で25歳を迎え、いつまでも親に甘えているわけにもいかないし、このままではまずいという考えが常にあった。 なんとなく周りの目も気になっていていて、同世代ぐらいの人は遠方から就職して実家を離れている

          一人暮らし・考

          運命と戦うか、受け入れるか

          珍しく今回は自分から誘ってみた。 ここ2~3年くらい身体のバイオリズムの揺らぎがひどくて、人に会うのも億劫だった。 最近は仕事に慣れてきたことや、少しずつ自分のリズムを理解してきたのもあり、自分から久しぶりに会いたいと思った。 浅草で高校来のいつもの友人2人と飲んだ。 主催者が私ということで、店選びを任されてしまった。 いつもは2人に頼りきりで、いつもついていくだけだったので、いざ自分で選ぶとなると何かと難しい。 せっかく浅草で集まったので、もんじゃ焼きを食べることにし

          運命と戦うか、受け入れるか

          つまらなくても穏やかに

          「行く川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。 淀みに浮かぶうたかたかは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。」 鴨長明『方丈記』の冒頭に出る有名な一文だ。 日本三大随筆の一つで、 東北の震災やコロナを契機に”災害文学”として少し話題となった。 人生を達観してとらえている人の文章かと思いきや、 人はどこまでいっても”安らぎ”を手に入れることが難しいと説き、自身もまたそのうちの一人であると評している。 どんなに裕福になっても、 いつ奪われるのでは

          つまらなくても穏やかに

          春に想うこと

          気づいたら、3月ももう中ごろだ。 年度に向けてドタバタ働く日々が続く。 自分だけが取り残されているような感覚に陥るけれど、案外周りの人も切羽詰まっていると話を聞く。 そうはいっても、優秀な人たちはどんどん向こう側へと進んでいく。 自分はいったい何がしたいのだろうか。 ”ふつう”で在りたいと思うが、 その基準はいったいなんなのかはわからない。 何か明確な基準があるわけでもないし、仮にそこからずれていたらかといって、何かが起こるわけでもない。 出世したいとも思っていないし、誰

          春に想うこと

          気づいたら3年

          きっと、忘れられたくないのだと思う。 こうしてダラダラとnoteを書き続ける理由。 昔好きでフォローしていた人たちは、だいたいが投稿を辞めてしまった。 自分なんかより、たくさんの人に読んでもらって、たくさんのスキをもらっているのに… ネタが尽きたか、単純に飽きてしまったのかは定かではない。 生活が忙しくなって特に生産性のないことに、時間をかける余裕がなくなってしまったのかもしれない。 時間がないと、何かを考えてその思考をまとめることが難しくなる。 昔は文章を書くのが好きだ

          気づいたら3年

          大きな器というのは、簡単にはできあがらない

          自分が幸せか不幸せかなんて、正直わからない。 昔の自分は「自分には○○がない」と足りないものや欠点を探して、幸福ではないと思い込んでいた。 いや、今でもそう考える時がある。 当たり前のことだけど、何もかも持ち合わせている人はいないし、ラクして手に入れられるものばかりではない。 そういうのがわかっていても、気持ちが落ち込んでいるときは、なかなかそのことに気づかない。 学生の時は、自分には学がないとか、勉強のセンスがないと思っていた。 だけど、なんやかんやちゃんと就職できた

          大きな器というのは、簡単にはできあがらない

          あらゆる幸福はこれから訪れる

          大人になるにつれて、 学生時代の友人とのつながりが少しずつ薄れていく。 それを何だか寂しいと思ってしまう。 もう、あの頃のような濃密で束の間の、幸福な時間は訪れることはないのだろうか。 独り寂しい部屋の中で、そんなことが頭を過る時がある。 それぞれの進むべき道があって、その人たちの歩みを邪魔してはいけない。 人生という線がいつも互いに重なり合っていることはなくて、 それぞれに大事なことや大切な人ができて、 それらを守るために私たちはこれからも進んでいく。 そして、それ

          あらゆる幸福はこれから訪れる

          一歩ずつ上がることに遠くが見えてくる

          急に暖かくなって、春の陽気になった。 いつもの格好だと、日中は少し汗ばむ。 帰るころにはもう暗いけれど、それでも少し空が明るいような気がする。 昔の暦だと「立春」と言って、この時期はもう春のはじまりにあたる。 当時の人たちはきっと肌感覚で風や温度を感じて、季節の流れを喜んでいたのかもしれない。 日々、忙しなく生きていると、そうした小さな変化に気づかなくなるので、なるべく心に余裕をもって、細部の違いにも気づけるようになりたいものだ。 *** 大学の友達と久しぶりに会って

          一歩ずつ上がることに遠くが見えてくる

          何にもなくてもいいのです

          気づいたら、もう2月。 忙しなく過ぎる日々に心と身体が追い付かなくなる。 そういえば、雪が降りましたね。 自分の使っている電車は、特に遅れることなく、無事に運行してくれてよかった。 この歳になると、もう雪ではしゃいだりしなくなる。 昔はあんなに好きで、指が真っ赤っかになっても雪をいじって遊んでいたのに… 大学入試のニュースを見て、自分が受験生の頃を思い出す。 昔から神経質だったから、あの頃も夜に眠れないとか、些細な生活音でいつもイライラしていた。 その時はその時なりにきつ

          何にもなくてもいいのです

          老いることへの憂いと憧れ

          風が気持ちよく感じた。 少し暖かくなったせいだろうか。 小さい頃は、季節の小さな変化にも何か感動を覚えていた気がする。 陽の光や風の音、草花の変化にどこか心を躍らせる。 大人になると、なぜだか小さな変化にあまり気を留めなくなってしまう。 そういうものに寂しさであったり、懐かしさを感じる。 「前はもっと違ったよな」とか思ったりする。 *** 職場の先輩方から、「若くていいね~」とよく言われる。 これからいろんなことができるだとか、楽しみがたくさんあるだとか… 生活に追わ

          老いることへの憂いと憧れ

          最近、占いにはまっています

          若いうちは転んでも、すぐに立ち上がれる。 歳を取るにつれ、だんだんと何かに挑戦する勇気やエネルギーがなくなってくる。 周りの人の目もあって、大胆なことがやりづらくなる。 若い時なら、失敗しても誰かが手を差し伸べてくれるかもしれない。 だから、もっと失敗してもいいかもなとふと思った。 *** 最近、ゲッターズ飯田にはまっている。 占いなんて今までまるで信じていなかったけど、地元の図書館でたまたま出会って、その印象は変わった。 占いは未来を単に未来を予知したり、失敗しないよ

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